はじめに
Version 24.2.9039
はじめに
CData Arc は、カスタムデータ統合フローを作成、実行、およびモニタするための一連のコネクタを提供するWeb アプリケーションです。Arc のビジュアルフローデザイナーは、マネージドファイル転送(MFT)、EDI メッセージング、API 管理、データ操作、およびバックエンド統合の統合プロセスを簡素化します。
Arc ワークフローはモジュラーです。エンドツーエンドの統合全体を処理したり、より大きなデータエコシステムの一部として特定のデータ管理機能を実行したりできます。Arc の原則とデザインについては、アーキテクチャページを参照してください。
主要機能
- マネージドファイル転送: AS2、AS4、SFTP、FTPS、FTP、OFTP、RNIF、SOAP などを含むセキュアなメッセージング機能。
- データマッピング: データとEDI、EDIFACT、X12、IDoc (SAP)、CSV、JSON、XML などを含むファイル形式間のマッピングおよび変換。
- REST ベースのAPI: SOAP、REST、HTML、RSS、ATOM、JSON、XLS、およびCSV といったシンプルな標準ベースのインターフェース経由でアクセス可能な管理。
- フレキシブルなデプロイオプション: オンプレミス(Windows、Linux/Unix、macOS)またはクラウド内のどこにでもデプロイ可能な最新のWeb ベースアプリケーション。
- ワークフローエンジン: Salesforce、MailChimp、Shopify、Google Apps、Dropbox、Microsoft Dynamics、NetSuite などのアプリケーション間のワークフローを簡単に構築および自動化。
クイックスタートガイド
必要なArc 情報をすばやく見つけることができる一連のリンクについては、クイックスタートガイドを参照してください。
インストールと設定
次の項目を含むArc のセットアップについてのガイドは、インストールと設定を参照してください。
- シンプルな設定とデプロイのための組み込みWeb サーバーの使用
- IIS または外部Java Servlet コンテナでのサーバーのホスティング
- エラーまたは重要なイベントが発生したときにユーザーに通知するアラートの設定
- 可用性および/またはパフォーマンスのためのArc の複数インスタンスのクラスタリング
- サーバーログ
フロー
フローは本アプリケーションの中核であり、データを移動および操作するためのスケーラブルなワークフローを構築する柔軟な方法を提供します。Arc でのフローの作成に関する詳細については、フローセクションを参照してください。
コネクタ
フローは一連のコネクタで構成されます。各コネクタは、Arc フローで次のいずれかのロールを実行します。
- リモートサーバー、取引パートナー、データベース、およびアプリケーションに接続
- ファイルを異なる形式に変換、またはファイル内のデータを操作
- フローを介してファイルをルーティングし、アプリケーション、データベース、サーバーへの接続、およびデータ変換を行う複雑な分岐ロジカルプロセスを提供
Arc の特定のコネクタの詳細についてはコネクタを参照してください。
スクリプティング
Arc のコア機能は、アプリケーションに含まれているスクリプティング機能であるArcScript で拡張できます。各コネクタ内でイベントベースのスクリプトが利用可能で、専用のスクリプトコネクタが完全にカスタマイズ可能な処理をサポートします。ArcScript でArc 機能を拡張する方法の詳細については、スクリプティングセクションを参照してください。