フォーマッタ
Version 24.2.9039
フォーマッタ
Version 24.2.9039
フォーマッタは、スクリプトや式の設定内の値の変更や書式設定をサポートし、インプットを受け取ってアウトプットを生成することで動作します。インプットは、アイテムの属性の形式、またはFunction としてフォーマッタに渡されます。
このセクションで定義されているフォーマッタは、受け入れるインプットの種類に基づいて分類されています:
ファンクションはフォーマッタと同じように使用され、アウトプットを生成しますが、明示的なインプットは必要ありません。詳しくは、ファンクションを参照してください。
フォーマッタの基本
属性(変数)はパイプ文字を使用してフォーマッタに渡されます:|
[item.attribute | formatter(parameters)]
formatter はフォーマッタの名前で、parameters はフォーマッタのアウトプットを制御するためのオプションのパラメータセットです。各フォーマッタをパイプで区切ることにより、複数のフォーマッタを使用できます。フォーマッタは左から右に評価され、フォーマッタからのアウトプットは次のフォーマッタに”パイプ”されます:
[item.attribute | formatter(parameters)] | formatter(parameters) | ...]
例
-
以下のスニペットでは、myid 属性の値に含まれる”*” 文字が”-“ に置き換えられ、結果の値がinput1.id に割り当てられます。
<arc:set attr="input1.id" value="[myid | replace('*', '-')]"/>
- 以下では、2つの値フォーマッタをパイプ(”|“)文字で連結します。この例では、オペレーションから.log ファイルのみがプッシュされます。
<arc:call op="fileListDir"> <arc:check attr="name" value="[filename| tolower | endswith('.log')]"> <arc:push/> </arc:check> </arc:call>
- 注文書のラインアイテムの合計コストは、アイテム数量とアイテムあたりの価格を掛け合わせて計算する必要がある場合があります。
<arc:set attr="cost" value="[itemQuantity | multiply([itemPrice])]" />