April 2024 (24.1.8949)
Version 24.2.9039
April 2024 (24.1.8949)
Version 24.2.9039
概要
今回リリースされた新機能の概要ビデオはこちらよりご覧ください(英語):
主要機能
追加
- ユーザーがアクセスできるすべてのワークスペースのサマリを含むワークスペースグリッドページを追加しました。検索、フィルタリング、フローのビジュアライズなどの機能が備わっています。
- フローデザイナーを一から作り直しました。デザイン変更には、以下を含む(これに限定されない)多くの新機能が含まれています:
- トリガー開始とフロー終了の形状により、フローの起点コネクタと終点コネクタのビジュアライゼーションが向上しました。この変更の一環として、コネクタとコネクタで使用可能なアクションは、トリガー、変換、ターミナルの該当するカテゴリに応じて分類され、表示されるようになりました。
- フロー内のコネクタ形状のコンテキストがリアルタイムに更新され、フロー内でのコネクタの役割を簡単に確認できるようになりました。リアルタイム更新には、SLA ステータス、トランザクション数、警告などが含まれます。
- AS2 のような複数のアクションを実行できるコネクタのビジュアライゼーションが向上しました。これらのアクションはフローデザイナーで明確な形状として表示されるようになり、各アクション間を移動するためのリンクと、不要なアクションを非表示にする機能が備わりました。
- 新しいコネクタの追加のエクスペリエンスでは、利用可能なアクションが前面に表示され、コネクタの外観のプレビューや、コネクタ形状の各UI 要素を説明するツールチップが表示されるようになりました。
- ArcScript のアイテム
_message
が、新しいログ属性プレフィックスによるロギングをサポートするようになりました。ログレベルに一致するサフィックスと組み合わせると、属性の値がメッセージのログに追加されます(例えば、<arc:set attr="_message.log:info" value="これはinfo レベルのログエントリです" />
)。 xpath
フォーマッタ(および XML Map コネクタ などのそれを利用する機能)が、name()
関数をサポートするようになりました。
変更
- 従来のportOps スクリプト操作は、こちらで説明するように、
api.rsc
を使用してそれぞれの管理API エンドポイントから呼び出すことが必要になりました。直接呼び出すことはできません。 - 以前のリリースで述べたように、一部のスクリプト操作、特にx12Scan のようなコネクタ操作は、認証トークンを使って
connector.rsc
エンドポイントを介して呼び出す必要があります。これらの操作を直接呼び出す機能は、デフォルトで無効になっています。 - 証明書の有効期限切れアラートは、有効期限が切れるすべての証明書の詳細を含む集約メールで送信されるようになりました。
- dbOps スクリプト操作には、CData ドライバーのライセンスが必要になりました。
- アクティビティページのトランザクションタブがデフォルトで非表示になりました。
- SLA 機能はEnterprise ライセンスに制限されました。
- 設定ページの証明書タブが、すべてのライセンスタイプで利用可能になりました。
- クロスプラットフォーム版に同梱されている埋め込みJetty Web サーバーが、v10.0.20 にアップデートされました。
修正
- 一部のアプリケーションエンドポイントが認証されずに使用される可能性がある、Jetty Web サーバーに影響するセキュリティ脆弱性を修正しました。詳細については、こちらをご確認ください。
- 一部のシナリオで、フローAPI がE メールアラートを送信しなかったり、フローでエラーパスを使用しなかったりする問題を修正しました。
コネクタ
追加
- ArcScript の
_connector.LastRunTimestamp
を介してREST コネクタの最終実行日時を確認する機能を追加しました。これにより、コネクタがAPI から最後に実行された日時以降のアイテムをリクエストする必要があるワークフローに対応できます。同様に、_connector.CurrentTimestamp
は現在のタイムスタンプとして評価され、次回の実行時には_connector.LastRunTimestamp
となります。 - Amazon Marketplace コネクタにConfirm Shipment アクションを追加しました。
- URL 設定でArcScript の評価を可能にするため、SOAP コネクタに新しい[URL 内のArcScript を許可]設定を追加しました。
- FTP およびSFTP Server コネクタで、成功パス出力のサポートを追加しました。
変更
- すべてのコネクタで、[Sent フォルダに保存]がデフォルトでFalse になりました。
- Script コネクタは、大文字と小文字を区別せずに外部スクリプトの検出を試みるようになりました。大文字小文字のみが異なる2つのスクリプトが存在する場合は、完全一致が使用されます。
- アプリケーションにバンドルされているすべてのCData ドライバーが最新版にアップデートされました。
- Script およびREST コネクタに、フロー内での位置を定義するアクション設定が追加されました。以前のバージョンから更新された構成では、この設定に特別な「Legacy」値が使用され、1つのコネクタで複数のアクションが実行された場合でも、以前のバージョンから動作が変更されないようにします。
- Notify コネクタは、新しいコネクタインスタンスのターミナルコネクタとして機能するようになりました。既存のインスタンスは、これまでどおり変換コネクタとして動作します。新しいコネクタインスタンスで同様の結果を得るには、代わりに成功パス機能を使用する必要があります。
修正
- 高負荷時にWebhook コネクタで発生する断続的なエラーを修正しました。
- File コネクタで、コネクタがファイルを書き込んだ後、ファイルが完成する前に外部プロセスがファイルのロックを作成することがある問題を修正しました。コネクタは、ファイルの処理が完了するまでロックを維持するようになりました。
- Branch コネクタで、Equal To 演算子を使用した場合に[大文字小文字を区別しない]トグルが無視される問題を修正しました。
- XML Map コネクタで、追跡されたフィールドに複雑な式が使用された場合にデザイナーでエラーがスローされる問題を修正しました。
削除
- すべての非推奨コネクタ(Multi-Action Database コネクタ、SharePoint V1、File Match、Header Match、XML Match、およびLookup)がアプリケーションから削除されました。これらのコネクタを古いバージョンでまだ使用している場合は、アップグレードする前に[email protected] までお問い合わせください。