EDI 取引パートナー管理コンソール
Version 24.3.9159
Version 24.3.9159
EDI 取引パートナー管理コンソール
取引パートナー管理コンソール(Trading Partner Management Console, TPMC)は、ユーザーがEDI パートナーとの関係を構築し、必要なドキュメントをマッピングし、パートナーの詳細情報やドキュメントのマッピングを再利用できるようにするための中心的な場所です。
TPMC にアクセスするには、ナビゲーションバーのEDI をクリックします。EDI タブには、パートナーと[ドキュメント](./EDI-Documents-Tab.htm)を定義する2つのサブタブがあります。
TPMC には次の4つの主要なコンポーネントがあります:
- 取引パートナー
- ドキュメントのソース
- マッピング(オプション)
- ドキュメントの宛先
例えば、Amazon と取引パートナー関係があり、ドキュメントをやり取りする必要がある場合、TPMC を使用すると、一度リレーションシップを構築すれば、取引パートナーの詳細情報をすべて再入力することなく、将来的に無制限にマッピングに再利用することが容易になります。
TPMC では、以下の4種類のドキュメントを構成できます:
- マッピング付き受信EDI ドキュメント
- マッピングなし受信EDI ドキュメント
- マッピング付き送信EDI ドキュメント
- マッピングなし送信EDI ドキュメント
Amazon とEDI 810 請求書ドキュメント(マッピング付き送信EDI)を例に挙げると、プロセスは次の手順になります:
- Amazon 用のパートナーを作成します。
- 送信MFT プロトコルを設定します(例:AS2)。
- EDI 標準を選択し、データベース情報をXML に変換します(例:X12、EDIFACT)。
- 810 請求書ドキュメントに入力する情報のソースを選択します(例:MySQL データベース)。
- ドキュメントマッピングを設定します(例:MySQL 出力をXML からX12 へ変換)。
この構成のすべてのステージは保存され、後で再利用できます。
Note:EDI タブの設定とマッピングは、フローページで利用可能なものとは完全に別物です。また、フローページで設定されたマッピングとパートナー設定は、EDI タブでは利用できません。ただし、TPMC パートナーは、フローのワークスペースと同じ名前を持つことはできません。