Microsoft Office 365

Version 24.2.9064


Microsoft Office 365


CData Sync アプリケーションからMicrosoft Office 365 コネクタを使用して、Microsoft Office 365 からデータを取得してサポートされている任意の同期先に移動できます。これを行うには、コネクタを追加し、コネクタへの認証を行い、接続を完了する必要があります。

Microsoft Office 365 コネクタを追加

Sync でMicrosoft Office 365 のデータを使用できるようにするには、まず以下の手順でコネクタを追加する必要があります。

  1. Sync のダッシュボードから接続ページを開きます。

  2. 接続を追加をクリックしてコネクタを選択ページを開きます。

  3. データソースタブをクリックしてMicrosoft Office 365 行に移動します。

  4. 行末にある接続を設定アイコンをクリックして、新しい接続ページを開きます。接続を設定アイコンが利用できない場合は、コネクタをダウンロードアイコンをクリックしてMicrosoft Office 365 コネクタをインストールします。新規コネクタのインストールについて詳しくは、接続を参照してください。

Microsoft Office 365 への認証

コネクタを追加したら、必須プロパティを設定する必要があります。

On the New Connection page, enter the connection name of your choice.

CData Sync supports authenticating to Microsoft Office 365 in several ways. Select your authentication method below to proceed to the relevant section that contains the authentication details.

Azure Active Directory

Azure Active Directory(AD)ユーザーアカウントで接続するには、Auth SchemeAzure AD を選択します。CData Sync は、接続するための組み込みOAuth アプリケーションを提供するため、追加のプロパティは必要ありません。

Azure Managed Service Identity

Azure 仮想マシン上でCData Sync が実行されている場合にAzure マネージドサービスID(MSI)を利用するには、Auth SchemeAzure MSI を選択します。追加のプロパティは必要ありません。

Azure Service Principal

Azure サービスプリンシパルとクライアントシークレットで接続するには、次のプロパティを設定します。

  • Auth Scheme - Azure Service Principal を選択。

  • Azure Tenant - 接続するMicrosoft Online テナントを入力。

  • OAuth Client Id - OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録した際に割り当てられたクライアントId を入力。

  • OAuth Client Secret - OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録した際に割り当てられたクライアントシークレットを入力。

アプリケーションのOAuth クライアントId およびクライアントシークレットを取得するには:

  1. Azure ポータルにログインします。

  2. 左ナビゲーションペインですべてのサービスを選択します。次にアプリの登録を検索し選択します。

  3. 新規登録をクリックします。

  4. アプリケーションの名前を入力して任意のAzure AD ディレクトリ - マルチテナントを選択します。リダイレクトURI をCallbackURL に指定された値に設定します。

  5. アプリケーションを作成したら、概要セクションに表示されるアプリケーション (クライアント) ID の値をコピーします。この値をOAuth クライアントId として使用します。

  6. 証明書とシークレットセクションに移動して、アプリケーションの新しいクライアント シークレットを選択します。

  7. 有効期間を指定してクライアントシークレットを保存します。保存するとキーの値が表示されます。

  8. 値は一度しか表示されないので、コピーしておきます。この値をOAuth クライアントシークレットとして使用します。

  9. 認証タブで、必ずアクセストークン (暗黙的なフローに使用) を選択します。

Azure Service Principal Certificate

Azure サービスプリンシパルとクライアント証明書で接続するには、次のプロパティを設定します。

  • Auth Scheme - Azure Service Principal Cert を選択。

  • Azure Tenant - 接続するMicrosoft Online テナントを入力。

  • OAuth Client Id - OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録した際に割り当てられたクライアントId を入力。

  • OAuth JWT Cert – Java web token(JWT)証明書ストアを入力。

  • OAuth JWT Cert Type – JWT 証明書を格納するキーストアの種類を入力。デフォルトの種類はPEMKEY_BLOB です。

  • OAuth JWT Cert Password(オプション)– OAuth JWT 証明書のパスワードを入力。

  • OAuth JWT Cert Subject(オプション)– OAuth JWT 証明書のサブジェクトを入力。

アプリケーションのOAuth 証明書を取得するには:

  1. Azure ポータルにログインします。

  2. 左ナビゲーションペインですべてのサービスを選択します。次にアプリの登録を検索し選択します。

  3. 新規登録をクリックします。

  4. アプリケーションの名前を入力して任意のAzure AD ディレクトリ - マルチテナントを選択します。リダイレクトURI をCallbackURL に指定された値に設定します。

  5. アプリケーションを作成したら、概要セクションに表示されるアプリケーション (クライアント) ID の値をコピーします。この値をOAuth クライアントId として使用します。

  6. 証明書とシークレットセクションに移動して、証明書のアップロードを選択します。次に、ローカルマシンからアップロードする証明書を選択します。

  7. 有効期間を指定してクライアントシークレットを保存します。保存するとキーの値が表示されます。

  8. 値は一度しか表示されないので、コピーしておきます。この値をOAuth クライアントシークレットとして使用します。

  9. 認証タブで、必ずアクセストークン (暗黙的なフローに使用) を選択します。

Complete Your Connection

To complete your connection:

  1. 高度な設定タブで接続の高度な設定を定義します。(ただし、ほとんどの場合これらの設定は必要ありません。)

  2. AzureAD で認証する場合は、Microsoft Office 365 への接続 をクリックしてMicrosoft Office 365 アカウントに接続します。

  3. 作成およびテストをクリックして接続を作成します。

詳細情報

CData Sync とMicrosoft Office 365 の連携について、詳しくはMicrosoft Office 365 Connector for CData Sync を参照してください。