変換

Version 24.1.8910


変換


CData Sync では2種類の変換を利用できます:

  • ETL(In-Flight)変換:データが抽出され、同期先に移動する前に処理の途中(ミッドストリーム)で変換されます。

  • ELT(Post-Job)変換:すべてのデータが同期先に移動されてから、変換が行われます。

ELT およびETL は、どちらも同じ3つの手順で実行されます:

  • 抽出:生データをデータソースのシステムから抽出。ETL 変換では、データをその後ステージングエリアに移動します。

  • 変換:データを整形してマッピング。

  • 格納:データをターゲットシステムにコピー。

多少の違いはあるもの、手順は2つの処理の間でほとんど同じです。ただし、手順が実行される順序は異なります。

変換に関する基本的なコンセプトとタスクを理解したら、より高度な機能を使うことができます。これらの機能は、特定の変換に対応するオプションメニュー()から編集を選択し、変換ページの設定を通じて実装します。このオプションは、次のタブを持つ設定ページを開きます:

  • 概要

  • クエリ(SQL 変換のみ)

  • 変換履歴

これらのタブは、次のセクションで説明するように多くのパワフルな機能を提供し、変換のカスタマイズと機能強化を可能にします。

概要タブ

概要タブには、6つの設定カテゴリがあります:

  • 最後の実行:このカテゴリには、最後の変換の実行日時、実行が成功したかどうか、実行にかかった時間、影響を受けた行数が表示されます。

  • 次の実行:このカテゴリには、次回の実行の日時が表示されます。

  • 設定:SQL Transformation の場合、このカテゴリには変換の種類、ログファイルの詳細度、および同期先接続のコマンドタイムアウトに関する現在の設定が表示されます。dbt Cloud Transformation の場合、このカテゴリには変換の種類、dbt ジョブ、およびコマンドタイムアウトに関する設定が表示されます。設定の詳細については、変換の種類に該当するページの”設定カテゴリ” を参照してください:SQL Transformation またはDBT Transformation

  • トリガー:このカテゴリには、トリガーを編集ダイアログボックスがあり、さまざまなトリガー設定を定義できます。設定の詳細や手順については、変換の種類に該当するページの”トリガーカテゴリ” を参照してください:SQL Transformation またはDBT Transformation

  • 通知:このカテゴリには、変換実行の完了後にSync からE メールで通知するようリクエストできる通知を編集ダイアログボックスがあります。通知の詳細や手順については、変換の種類に該当するページの”通知カテゴリ” を参照してください:SQL Transformation またはDBT Transformation

  • ラベル:このカテゴリでは、変換に添付する1つ以上のラベルを追加または選択できます。

概要タブの詳細については、変換の種類に該当するページを参照してください:SQL Transformation またはDBT Transformation

クエリタブ

このタブ(SQL 変換でのみ利用可能)では、変換の一部として実行されるクエリを追加および管理できます。クエリタブの詳細については、SQL Transformation を参照してください。

変換履歴タブ

このタブには、実行データ、ステータス、影響を受けたレコード、実行時間など、変換ジョブの実行に関する詳細が表示されます。このタブから、レポートをフィルタリングしたり履歴をエクスポートしたりすることもできます。変換履歴タブの詳細については、変換の種類に該当するページを参照してください:SQL Transformation またはDBT Transformation