はじめに
Version 23.4.8843
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はじめに
パワフルで使いやすいデータ統合プラットフォームCData Sync へようこそ。Sync のパワーで、200以上のサポートされたリレーショナルデータベース(SQL Server、Oracle、PostgreSQL、etc.)、クラウドデータウェアハウス(Amazon Redshift、Snowflake、Google BigQuery、etc.)、その他のビッグデータシステム(Amazon S3、Azure Data Lake、Kafka、etc.)へのデータ移動がほぼリアルタイムで可能になります。オンプレミスまたはクラウドにインストールできる使いやすいインターフェースにより、数分で統合を完了することができます。
主要機能
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変更データキャプチャ:Sync は、複数のデータウェアハウスにまたがる変更データキャプチャ(CDC)を提供します。これにより、リソースを過剰に使用することなく、必要な場所にデータを移動させることができます。
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イベント:Sync は、イベントを使用して外部情報をデータパイプラインフローに取り込みます。イベントは、ジョブの前後でストアドプロシージャを実行する際の柔軟性を提供します。
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高可用性 / クラスタリング:パフォーマンスや可用性を犠牲にすることなく需要を満たすためには、スケーラビリティが重要です。Sync は、あらゆる種類のデータニーズに対応する高可用性(HA)とクラスタリングのデプロイオプションを提供します。HA とクラスタリングを組み合わせることで、冗長性が提供され、障害発生時でもシステムのアップタイムが保証されるため、スケーラビリティが向上します。
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オンプレミスまたはクラウドでホスティング:オンプレミス、クラウドを問わず、データパイプラインを実行する必要がある場所にSync をデプロイすることが可能です。
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差分レプリケーション:Sync は、チェンジセットのみを取得して通信量を抑え、スピーディな同期を実現します。
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ログとトランザクションモニタリング:Sync では、データベースやデータソースに加えられた変更をモニタできます。
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ポイント&クリックによる設定:Sync の管理はシンプルで、ジョブスケジューリングやデータ変換が簡単に行えます。
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主要データウェアハウスへのレプリケーション:Sync は、SQL Server、PostgreSQL、Snowflake、Amazon など人気のデータベースをサポートします。
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シングルサインオン:Sync は、パスワードの煩わしさをなくし、企業のセキュリティを確保するOAuth によるシングルサインオンをサポートしています。
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エンタープライズクラスのセキュリティ機能を標準装備:Sync は、TLS(Transport Layer Security)プロトコルまたはSSL(Secure Sockets Layer)プロトコルのいずれかを、サポートされているプロトコルに応じて使用することで、暗号化されたクライアント / サーバー間の通信を提供します。
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変換:Sync は、分析や機械学習アルゴリズムなどで使用するために、データに対して高度な変換を実行する複数の方法を提供します。
コアとなる概念
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接続:接続は、データソースまたは同期先へのリンクです。詳しくは、接続を参照してください。
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コネクタ:コネクタは、特定の接続タイプです。例えば、Salesforce コネクタを使用して、異なるSalesforce アカウントに複数の接続を作成することができます。詳しくは、接続およびジョブを参照してください。
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同期先:同期先接続は、データが流れる先です。詳しくは、同期先を参照してください。
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イベント:イベントは、外部情報をデータフロータスクに統合する機能を提供します。Sync には、ジョブ前およびジョブ後のイベントがあります。これらのイベントを使用すると、Sync に含まれるXML ベース言語APIScript を使用して、クエリパラメータを挿入したり、他の外部の処理をトリガーしたりできます。詳しくは、イベントを参照してください。
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ジョブ:Sync のジョブは、データソース接続、同期先接続、およびさまざまなテーブルのデータフローを表す一連のタスクを含む実行単位です。詳しくは、ジョブを参照してください。
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データソース:データソース接続は、データが流れる元です。詳しくは、データソースを参照してください。
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タスク:タスクは、アクティビティを達成するために割り当てられた作業単位です。Sync では、タスクはデータソースから同期先テーブルへのデータフローを制御します。詳しくは、タスクを参照してください。
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変換:変換とは、データを使用するために必要な状態になるように、データの形式を操作する機能です。Sync は、高度なSQL クエリとdbt core またはdbt cloud との統合により、実行中およびジョブ後の変換機能を提供します。詳しくは、変換を参照してください。
クイックスタートガイド
このセクションでは、Sync の初期設定の手順を説明します。また、アプリケーションの使い方について説明しているSync ドキュメントの特定のセクションへのリンクを提供します。さらに、サポートについてのセクションでは、サポートリソースを見つけることができます。
初期設定
CData Sync をインストールして起動するには、次のステップを実行します。
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CData Sync Web サイトからインストーラーをダウンロードします。
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Sync のインストールについては、インストールと設定のステップを実行してください。
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Sync の起動およびログインについては、サーバーの起動内のステップを実行してください。
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ログインしたら、設定ページに移動してライセンスタブをクリックします。次に新しいライセンスをインストールボタンをクリックし、フォームに必要事項を入力してSync をアクティベートします。
CData Sync の使用方法
Sync をインストールして実行したら、以下のページでSync の使用に関する情報を参照してください。
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データソースおよび同期先への接続の作成方法については、接続の作成を参照してください。
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ジョブの作成方法については、新しいジョブを作成を参照してください。
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ELT およびETL 変換の設定に関する情報は、変換を参照してください。
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管理API がサポートするアクションとパラメータの全リストは、管理API の設定を参照してください。
サポートについて
Sync の使用に関するサポートとして、2つのリソースをご利用いただけます。
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本ドキュメント:プラットフォームの各機能の詳細や使用方法、設定方法について説明しています。