Azure Marketplace 版
Version 23.4.8843
Version 23.4.8843
Azure Marketplace 版
CData Sync のAzure Marketplace 版は、Sync があらかじめ設定されたMicrosoft Windows 仮想マシン(VM)で、追加の設定はほとんど必要なくすぐに利用できます。これはAzure Marketplace でCData Sync を検索して入手可能です。
以下のセクションでは、Sync 仮想マシンの作成方法、ブラウザからSync データへのアクセス方法、および仮想マシンの管理方法について説明します。
CData Sync 仮想マシンを作成
-
Marketplace のCloud Data Pipeline (CData Sync) ページの左ペインからGet It Now をクリックします。
-
Software plan リストからプランを選択します:
-
CData Sync Professional:このプランはコネクション数が10で、すべてのProfessional ティアのコネクタにアクセスできます。
-
CData Sync Enterprise:このプランはコネクション数が20で、すべてのEnterprise ティアのコネクタにアクセスできます。
-
CData Sync (BYOL):このオプションは、最初の2つのオプションが要件を満たさない場合に、ライセンスを持ち込むことができます。このオプションを選択する場合は、CData セールスデスクに連絡して、別途ライセンスを購入する必要があります。
プランを選択したらContinue をクリックします。
-
-
Microsoft Azure Cloud Data Pipeline (CData Sync) ページでCreate をクリックし、開始します。
-
Resource Group の一覧からリソースグループを選択します。
-
VM に名前を付けます(これがSync の管理コンソール上の管理者ユーザーのパスワードとなります)。
-
直接VM に接続するには、管理者アカウントを作成します。
必要に応じて追加の変更を行います。
-
-
確認および作成をクリックして処理を完了します。
CData Sync へブラウザからアクセス
VM の作成後、Azure はVirtual Machine Overview ページを開きます。VM が起動したら、次の手順に従います。
-
パブリックIP アドレスを検索します。そのアドレスを以下に示すようにURL に含め、ブラウザでSync にアクセスします。
https://PublicIPAddress
-
次のクレデンシャルを使用してログインします。
-
ユーザー:デフォルトのユーザー名はadmin です。
-
パスワード:パスワードは、VM 名に接頭辞Sync23: を付けたものです。例えば、VM 名がMyCDataSync の場合、Sync にアクセスするための初期パスワードはSync23:MyCDataSync になります。ログイン後、ブラウザの右上からadmin ユーザーのパスワードを変更できます。
-
接続を作成セクションを参考に接続を作成し、ジョブを管理します。
仮想マシンを管理
Azure Marketplace で提供しているCData Sync は、追加設定なしで動作します。ただし、上級ユーザーはSync を思いどおりにカスタマイズできます。
Microsoft リモートデスクトッププロトコル(RDP)から仮想マシンへアクセス
CData Sync 仮想マシンはRDP 経由でアクセスできます。Azure 内でSync VM のページに移動し、左ペインの接続を選択してください。ここからRDP ファイルをダウンロードし、作成済みのadmin アカウントを使用してログインできます。
CData Sync サービスを制御
Sync はMicrosoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)を使用して動作します。VM に接続したのち、以下のようにSync サービスを制御できます。
-
検索バーでIIS マネージャーを検索します。
-
接続パネルでマシン名 -> サイトを選択してSync Web サイトを見つけます。
Sync Web サイトで、操作パネルからWeb サイトを開始、停止、再起動できます。
Note:Sync アプリケーションに変更を加える前に、まずサービスを停止する必要があります。
新しいコネクタを追加
接続の手順に従ってUI から新しいコネクタを追加できます。ただし、手動でVM にコネクタを更新または追加する必要がある場合があります。その場合、次の手順に従います。
-
VM にログインしてSync のWeb サイトを停止します。
-
新しいコネクタを
bin
フォルダにコピーします:C:\Sync\www\bin
-
新しいコネクタを追加する際には、DBProviderFactories 要素に新しいエントリを追加します。
-
Sync Web サイトを再起動します。
最新バージョンのCData Sync をインストール
VM にSync の新しいバージョンを追加するには、最新のMicrosoft Windows バージョンをCData Sync Web サイトからダウンロードしてください。その後、次のようにVM 上でセットアップを実行します。
-
VM にログインしてSync のWeb サイトを停止します。
-
setup.exe を実行します。インストールフォルダの場所は変更しないでください。
Note:EXE ファイル実行後、セットアップからSync サービスを起動しないでください。
-
IIS に戻って、そこからSync Web サイトを起動します。