インストールと設定
Version 23.4.8843
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インストールと設定
CData Sync は手早く、簡単に使い始めることができます。このページでは、.NET 版およびクロスプラットフォーム版のシステム要件、およびソフトウェアのインストール手順について説明します。
Sync のすべてのエディションに関する詳しい情報は、以下のトピックを参照してください。
システム要件
このセクションでは、クロスプラットフォーム版および.NET 版両方のシステム要件について説明します。これらの要件は、オンプレミスアプリケーションと仮想マシンの両方に適用されます。
クロスプラットフォーム版
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Java 11 以降
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推奨される最小要件: 4 GB RAM(大量のトラフィックが発生する場合は8+ GB 推奨)
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ジョブロギングに十分な空きディスク容量
.NET 版
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Microsoft Windows 10 / Windows Server 2016 以降
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Microsoft .NET Framework 4.5 以降
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推奨される最小要件: 4 GB RAM(大量のトラフィックが発生する場合は8+ GB 推奨)
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ジョブロギングに十分な空きディスク容量
Note:Windows の古いバージョンを使う場合には、アプリケーションをIIS(Microsoft Internet Information Services)Web サーバーにホストしなければなりません。
マシンサイズの要件を決定する
十分なRAM または仮想CPU(vCPU)がない場合、マシンのパフォーマンスは時間の経過とともに低下します。したがって、マシンの適切なサイズ要件を決定するには、次の基準を考慮する必要があります。
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ジョブの数
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ジョブ内のテーブルの数
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常に実行されているジョブの数
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常にレプリケートするデータの量
この情報に加えて、実行しているスレッド数も考慮してください。1つのスレッドのみを含むジョブもあれば、複数のスレッドを並行して実行する(並列処理)ジョブもあります。一般的な推奨事項として、1 vCPU あたり1スレッド以下にする必要があります。
4 vCPU あれば、2-4個のジョブを簡単に並行して実行できるはずです。8 vCPU 以上であれば、パフォーマンスを落とすことなく、6~8個のジョブを同時に実行することが可能です。 ただし、データの移動量が増えると、スループットを維持するためにスケールアップが重要になります。
インストールの手順
CData Sync Web サイト からインストーラーをダウンロードし、お使いのオペレーティングシステムに応じて以下のインストール手順に従ってください。
Windows
クロスプラットフォーム版.NET 版ともに、setup.exe インストーラーが付属しています。setup.exe を実行してインストール手順を進めます。セットアップとインストールの手順が完了すると、Sync サービスがインストールされ、アプリケーションが自動で起動されます。
Linux
Linux セットアップファイルは、CDataSync.tar.gz として同梱されています。これは、アプリケーションファイルを含む圧縮ファイルです。
Note:このファイルはMicrosoft Windows セットアップ用ではありません。Sync をWindows マシンにインストールする場合は、Windows インストーラーをダウンロードおよび実行してください。
次の手順で、アプリケーションをインストールします。
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アーカイブからファイルを抽出します。.tar.gz アーカイブを展開したことがない場合は、次の手順で一般的な方法を確認してください。
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ダウンロードしたアーカイブと同じディレクトリに、ファイルを抽出するためのフォルダを作成します。
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ターミナルウィンドウを開き、ディレクトリをダウンロード先(例えば
cd Downloads
)に変更します。 -
次のコマンドを送信して、作成したフォルダにアーカイブを展開します(この例では、フォルダ名は
CDataSync
です)。tar -xvzf CDataSync.tar.gz -C CDataSync
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抽出したファイルを含むフォルダを、ディスク上の任意の場所に移動します。
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アプリケーションの起動に関するオプションについては、サーバーの起動の手順に従ってください。