ソフトウェアのアップグレード
Version 22.0.8483
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ソフトウェアのアップグレード
このセクションでは、以前のバージョンのCData Sync からアップグレードする簡単な方法を説明します。CData Sync の新規インストールについては、サーバーの起動 を参照してください。
CData Sync 2021 からのアップグレード
このセクションでは、Microsoft Windows 版およびJava 版のCData Sync 2021 からCData Sync 2022 へのアップグレード方法を説明します。
Microsoft Windows 版
Sync 2022 はSync 2021 からそのままアップグレードできます。そのため、Sync 2022 のインストーラーを実行するだけで、必要なアプリケーションリソースをすべてアップグレードできます。
Sync 2022 のインストーラーはSync 2021 の既存のインストールを検出し、既存の接続、ジョブ、設定の保持を試みます。Sync 2021 がデフォルトの場所にインストールされていない場合、Sync 2022 のインストーラーでSync 2021 がインストールされているディスク上のフォルダを手動で指定する必要がある場合があります。
Java 版
Sync 2022 のJava 版はsetup.tar.gz ファイルとして提供されます。次のステップを実行して既存のSync 2021 Java 版のインストールをSync 2022 にアップグレードできます。
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次のいずれかの方法でサーバーを停止します。
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サーバーをサービスとして停止するには次のコマンドを送信します。
sudo systemctl stop sync
-
インプロセスでサービスを停止するには次のコマンドを送信します。
java -jar sync.jar --stop
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setup.tar.gz を
/opt/sync/
に展開します。 -
次のアップグレードコマンドを実行します。
sudo bash /opt/sync/upgrade.sh
オプション:以前のインストール先がデフォルトのパス以外の場合は
-InstallDirectory
パラメータを指定します。 -
次のいずれかの方法でサーバーを起動します。
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サーバーをサービスとして起動するには次のコマンドを送信します。
sudo systemctl start sync
-
インプロセスでサービスを起動するには次のコマンドを送信します。
java -jar sync.jar
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Java ユーザー向けの注意
-
Sync のデプロイ方法に関わらず、
ApplicationDirectory
内のファイルおよびフォルダはアプリケーションを実行しているユーザーによって読み取り / 書き込み可能である必要があります。Java 版に同梱されるservice.sh スクリプトはcdatasync を実行するユーザーとして使用します。 -
アプリケーションが以前別のユーザーに実行されていてcdatasync ユーザーがアプリケーションを実行するために必要な権限を復元したい場合は、以下のようなコマンドを送信してください。
sudo chown -R cdatasync:cdatasync /opt/sync
CData Sync 2020 からのアップグレード
このセクションでは、Microsoft Windows 版およびJava 版のCData Sync 2020 からCData Sync 2022 へのアップグレード方法を説明します。
Microsoft Windows 版
CData Sync 2022 はCData Sync 2020 からそのままアップグレードできます。そのため、Sync 2022 のインストーラーを実行するだけで、必要なアプリケーションリソースをすべてアップグレードできます。
Sync 2022 のインストーラーはSync 2020 の既存のインストールを検出し、既存の接続、ジョブ、設定の保持を試みます。Sync 2020 がデフォルトの場所にインストールされていない場合、Sync 2022 のインストーラーでSync 2020 がインストールされているディスク上のフォルダを手動で指定する必要がある場合があります。
Sync 2022 にはいくつか改善点がありSync 2020 のインストールとは異なる動作をする場合があります。
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Sync 2022 はサーバー設定ではなくアプリケーション内でユーザーを管理します。そのためユーザー設定の中には移行できないものがある場合があります。
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Sync 2022 はデフォルトでは実行にWindows 管理者権限を必要としません。そのため一部フォルダの権限の更新が必要になる場合があります。
Microsoft Windows アプリケーションディレクトリ
Sync 2022 のWindows 版では、アプリケーションディレクトリ(ApplicationDirectory
)をデフォルトでC:\ProgramData
フォルダに格納します。Sync の以前のバージョンでは、アプリケーションディレクトリを格納するためにC:\Program Files
フォルダを使用していました。この変更によって、Sync 2022 はデフォルトで管理者権限なしで実行することができます。
Sync 2020 からSync 2022 にアップグレードする際、アプリケーションは以前(2020)のインストールのアプリケーションディレクトリを使用します。しかしながら、Sync はデフォルトでは管理者権限なしで実行を試みます。そのため、C:\Program Files
内の_ApplicationDirectory
_でアクセス権限を設定し、低い実行権限でSync を実行できるようにしておく必要がある場合があります。
ユーザーの管理
Sync の以前のバージョンでは、ユーザーをサーバー設定のXML ファイル(例えば、Web.Config、server.xml)で管理していました。Sync 2022 ではユーザー管理をアプリケーションの内部で実行するために、設定ページにユーザータブを実装しました。
以前のバージョンで設定されたユーザーはSync 2022 の新しいインストールでは永続化されません。必要に応じてユーザータブで再作成してください。
Java 版
Sync 2022 のJava 版はsetup.tar.gz ファイルとして提供されます。次のステップを実行して既存のSync 2020 Java 版のインストールをSync 2022 にアップグレードできます。
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次のいずれかの方法でサーバーを停止します。
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サーバーをサービスとして停止するには次のコマンドを送信します。
sudo systemctl stop sync
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インプロセスでサービスを停止するには次のコマンドを送信します。
java -jar sync.jar --stop
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setup.tar.gz を
/opt/sync/
に展開します。 -
次のアップグレードコマンドを実行します。
sudo bash /opt/sync/upgrade.sh
オプション:以前のインストール先がデフォルトのパス以外の場合は
-InstallDirectory
パラメータを指定します。 -
次のいずれかの方法でサーバーを起動します。
-
サーバーをサービスとして起動するには次のコマンドを送信します。
sudo systemctl start sync
-
インプロセスでサービスを起動するには次のコマンドを送信します。
java -jar sync.jar
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Java ユーザー向けの注意
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Sync のデプロイ方法に関わらず、
ApplicationDirectory
内のファイルおよびフォルダはアプリケーションを実行しているユーザーによって読み取り / 書き込み可能である必要があります。Java 版に同梱されるservice.sh スクリプトはcdatasync を実行するユーザーとして使用します。 -
アプリケーションが以前別のユーザーに実行されていてcdatasync ユーザーがアプリケーションを実行するために必要な権限を復元したい場合は、以下のようなコマンドを送信してください。
sudo chown -R cdatasync:cdatasync /opt/sync
CData Sync 2017、2018、2019 からのアップグレード
CData Sync 2022 のインストーラーは、以前のSync のインストールを検出して既存の設定のインポートを試みます。インポートされる設定は以下のとおりです。
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すべてのジョブ
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すべての接続
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すべての外部コネクタ
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すべてのSync の設定
設定のマイグレーション
Sync の設定をマイグレーションすることで、接続、ジョブ、アプリ設定を別のSync インストールにエクスポートできます。Sync の設定を新しいインストールにマイグレーションするには、次の手順を実行してください。
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Sync トップのナビゲーションバーの設定タブをクリックします。
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設定画面でマイグレーションタブをクリックします。このタブでSync の設定をエクスポート、またはインポートできます。
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エクスポートをクリックしてすべてのジョブ、接続、およびSync の設定をzip に格納されたCSV ファイルとしてダウンロードできます。
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インポートをクリックしてSync の設定ファイルを選択します。次にファイルの選択をクリックして正しいzip ファイルを選択し、以前に保存した設定をインポートします。
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マーケットプレイスインスタンスのアップグレード
Sync のマーケットプレイスインスタンスを使用する際は、CData は製品の機能追加や製品リリースに合わせて更新済みのインスタンスを提供します。前述の設定のマイグレーションに記載された手順を実行すれば、Sync の設定を簡単に新しいインスタンスにマイグレーションすることができます。