Azure Marketplace 版

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Azure Marketplace 版


CData Sync のAzure Marketplace 版は、CData Sync があらかじめ設定されたMicrosoft Windows 仮想マシン(VM)で、追加の設定はほとんど必要なくすぐに利用できます。これはAzure Marketplace でCData Sync を検索して入手可能です。

以下のセクションでは、CData Sync 仮想マシンの作成方法、ブラウザからCData Sync データへのアクセス方法、および仮想マシンの管理方法について説明します。

CData Sync 仮想マシンを作成

  1. Marketplace のCloud Data Pipeline (CData Sync) ページの左ペインからGet It Now をクリックします。
  2. Software plan リストからプランを選択します:
    1. CData Sync Professional:このプランはコネクション数が10で、すべてのProfessional ティアのコネクタ にアクセスできます。
    2. CData Sync Enterprise:このプランはコネクション数が20で、すべてのEnterprise ティアのコネクタ にアクセスできます。
    3. CData Sync (BYOL):このオプションは、最初の2つのオプションが要件を満たさない場合に、ライセンスを持ち込むことができます。このオプションを選択する場合は、CData セールスデスク に連絡して、別途ライセンスを購入する必要があります。

    プランを選択したらContinue をクリックします。

  3. Microsoft Azure Cloud Data Pipeline (CData Sync) ページでCreate をクリックし、開始します。
    1. Resource Group の一覧からリソースグループを選択します。
    2. VM に名前を付けます(これがCData Sync の管理コンソール上の管理者ユーザーのパスワードとなります)。
    3. 直接VM に接続するには、管理者アカウントを作成します。
    4. 必要に応じて追加の変更を行います。
  4. 確認および作成をクリックして処理を完了します。

CData Sync へブラウザからアクセス

VM の作成後、Azure はVirtual Machine Overview ページを開きます。VM が起動したら、次の手順に従います。

  • パブリックIP アドレスを検索します。そのアドレスを以下に示すようにURL に含め、ブラウザでCData Sync にアクセスします。

    https://PublicIPAddress

  • 次のクレデンシャルを使用してログインします。

    • ユーザー:デフォルトのユーザー名はadmin です。
    • パスワード:パスワードは、VM 名に接頭辞Sync22: を付けたものです。例えば、VM 名がMyCdataSync の場合、Sync にアクセスするための初期パスワードは*Sync22:MyCDataSync になります。ログイン後、ブラウザの右上からadmin ユーザーのパスワードを変更できます。

これで、接続を作成 セクションを参考に接続を作成し、ジョブを管理することができます。

仮想マシンを管理

Azure Marketplace で提供しているCData Sync は、追加設定なしで動作します。ただし、上級ユーザーはCData Sync を思いどおりにカスタマイズできます。

Microsoft リモートデスクトッププロトコル(RDP)から仮想マシンへアクセス

CData Sync 仮想マシンはRDP 経由でアクセスできます。Azure 内でSync VM のページに移動し、左ペインの接続を選択してください。ここからRDP ファイルをダウンロードし、作成済みのadmin アカウントを使用してログインできます。

CData Sync サービスを制御

CData Sync はMicrosoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)を使用して動作します。VM に接続したのち、以下のようにCData Sync サービスを制御できます。

  • 検索バーでIIS マネージャーを検索します。
  • 接続パネルでマシン名 -> サイトを選択してSync Web サイトを見つけます。

    Sync Web サイトで、操作パネルからWeb サイトを開始、停止、再起動できます。

Note:Sync アプリケーションに変更を加える前に、まずサービスを停止する必要があります。

新しいコネクタを追加

接続の手順に従ってUI から新しいコネクタを追加できます。ただし、手動でVM にコネクタを更新または追加する必要がある場合があります。その場合、次の手順に従います。

  1. VM にログインしてSync のWeb サイトを停止します。
  2. 新しいコネクタをbin フォルダC:\Sync\www\bin にコピーします。
  3. 新しいコネクタを追加する際には、DBProviderFactories 要素に新しいエントリを追加します。
  4. Sync サイトを再起動します。

最新バージョンのSync をインストール

VM に新しいバージョンを追加するには、最新のMicrosoft Windows バージョンをCData Web サイト からダウンロードしてください。その後、次のようにVM 上でセットアップを実行します。

  1. VM にログインしてSync のWeb サイトを停止します。
  2. setup.exe を実行します。インストールフォルダの場所は変更しないでください。

    Note:EXE ファイル実行後、セットアップからSync サービスを起動しないでください。

  3. IIS に戻って、そこからSync Web サイトを起動します。