ログと履歴

Version 22.0.8483


ログと履歴

Version 22.0.8483


Sync アプリケーションは、過去に実行されたすべてのジョブの結果を含むジョブ履歴テーブルを維持します。ジョブ履歴に加えて、ジョブの実行詳細が複数のファイルに記録されます。ログは、以下で説明するようにさまざまなレベルのverbosity に設定でき、接続エラーのトラッキングやジョブ実行中のその他の問題のトラブルシューティングに役立ちます。

ログの有効化

ログ&履歴タブで、ログファイルの詳細レベルプロパティを設定して、ジョブのログに含める情報量を決定します。次のオプションが利用可能です。

詳細レベル 記録される情報
None このジョブのログは記録されません。
Error クエリ、クエリによって返された行の数、実行の開始時間と終了時間、およびエラー。
Info Error ログレベルのすべてに加えて、HTTP 要求と応答のタイミング、レプリケーションプロセスに関する情報と警告。これは、ジョブのデフォルトの詳細レベルです。
Transfer Info ログレベルのすべてに加えて、ヘッダーおよびHTTP 要求・応答の変換データ。
Verbose Transfer ログレベルのすべてに加えて、レプリケーションの詳細と、問題のトラブルシューティングに役立つ同期先との通信。

Verbosity をTransfer やVerbose に設定すると、ソースアプリケーションと同期先データベース間で転送された生データを公開します。接続プロパティ(パスワードなど)はマスクされますが、このレベルのログを組織外で共有する場合は、事前に機密情報を確認する必要があります。

ジョブ履歴の表示

ジョブの実行が試行されるたびに、Sync は実行結果を含むエントリを[ジョブ履歴]テーブルに追加します。[ログ] タブを選択して、以前のジョブの履歴を表示します。行を展開すると、実行した個別のタスクの結果が表示されます。

ジョブのログのダウンロード

ジョブの実行により、3つの個別のログファイルが生成されます:

  1. Source:接続の問題、メタデータの取得、生データの取得に関連するエラーなど、ソースコネクタとの通信をログに記録します。
  2. Destination:接続の問題、メタデータの取得、一括データロードに関連するエラーなど、デスティネーションコネクタとの通信をログに記録します。
  3. Replicate Engine:CDATA_SYNC_STATUS テーブルとの通信や、ソースとデスティネーションに送信される生成されたクエリを含む、エンジンによって処理された操作をログに記録します。

[ジョブ履歴]テーブルの実行の横にあるログファイル名をクリックすると、どのログファイルをダウンロードしてレビューするかを選択できます。または、All を選択して、ジョブの実行に関連するすべてのログファイルをダウンロードします。