ジョブ

Version 22.0.8483


ジョブ


Sync のジョブは、ソース接続、同期先接続、およびさまざまなテーブルのデータフローを表す一連のタスクを含む実行単位です。ジョブ内のすべてのタスクは順次実行され、必要に応じてデータフローを順序付けることができます。管理コンソールのジョブページには、Sync アプリケーションで設定された各ジョブのリストがあります。この画面で、アプリケーションに新しいジョブを追加しつつ、既存のジョブを簡単に管理およびモニタできます。

新しいジョブを作成

ジョブを作成するには、事前設定されたソースと同期先の接続が必要です。ソースおよび同期先接続の作成に関する詳細は、接続 を参照してください。データソースへのソース接続と、データベースへの同期先接続を定義後、次の手順に従って新しいジョブを作成します。

  1. ジョブを追加をクリックします。このアクションにより[新しいジョブを作成]モーダルが開きます。

  2. モーダルで、ジョブ名を入力し、ソースおよび同期先の接続を選択します。

  3. レプリケーションタイプを選択します(オプション):

    • Standard:ディレクトリやバケットから1つの同期先テーブルに継続的にファイルを移行するLoadFolder タスクを1つ作成します。詳しくは、フォルダからロードを参照してください。

    • 全テーブルを同期:利用可能なすべてのテーブルが自動でレプリケーションタスクとしてジョブに追加されます。詳しくは、すべて同期を参照してください。

  4. 作成をクリックします。

既存のジョブからジョブを作成

まったく新しいジョブを作る代わりに、既存のジョブから設定とタスクをコピーしてジョブを作成できます。

  1. ジョブを追加をクリックして、[新しいジョブを作成]モーダルを開きます。

  2. 既存のジョブから作成タブをクリックします。

  3. ジョブの名前を入力します。

  4. 既存からコピードロップダウンリストからコピーするジョブを選択します。

  5. 以下のオプション設定から必要なものを選択してください。

    • 別のデータソースおよび同期先を選択:このオプションは、元のジョブとは異なるデータソースと同期先を選択できます。ただし、新しいデータソースと同期先の接続タイプは、元のジョブのものと一致させる必要があります。

    • タスクをコピー:このオプションは元のジョブからタスクをコピーします。Note:異なるデータソース接続を使用する場合、タスクとして追加したすべてのテーブルがデータソースに存在することをジョブ実行前に検証する必要があります

    • イベントをコピー:このオプションは元のジョブからイベントをコピーします。

    • 追加設定をコピー:このオプションは、元のジョブから通知、スケジュール、ログ、イベント、Advanced の設定をコピーします。

  6. 作成をクリックします。

作成をクリックすると、新しいジョブのジョブ設定ページが表示されます。このページで、新しいテーブルの追加、スケジュールの設定、実行履歴の表示、ジョブのその他の同期設定をすることができます。

ジョブ設定を指定

メインのジョブページで、ジョブの横にある編集アイコン(ジョブ名の右端)をクリックして当該ジョブに関するジョブ設定ページを開きます。

  • 上部パネルの接続には、ジョブのソースと同期先の接続が含まれます。データソースと同期先の名前の右側にある編集アイコンをクリックして、データソースと同期先の接続の両方の設定を表示および編集できます。

  • 下部パネルのジョブ設定には、ジョブのデータフローを制御するためのさまざまな設定が含まれます。

スケジューラを有効化

スケジュールタブではジョブを自動スケジュールで実行できます。事前構成された間隔のいずれかを選択するか、カスタムcron ステートメントを作成して、ジョブの実行頻度を制御します。スケジューリングオプションについては、 ジョブのスケジューリングを参照してください。

通知の設定

通知タブでは、ジョブ完了時にメール通知を送信するようSync を設定できます。メールサーバーの設定については、通知を参照してください。

ジョブをモニタ

ログと履歴セクションでは、現在実行中の変換をモニタし以前のジョブをレビューできます。Verbosity の各レベルに含まれる情報とログファイルの取得方法についての詳細は、ログと履歴を参照してください。

追加設定

  • ジョブの実行前後に実行されるイベントの作成については、イベントを参照してください。

  • さまざまなオプションがデータフロー処理に与える影響についての情報は、高度なジョブオプションを参照してください。

ジョブを管理

ジョブを作成すると、ジョブページに各ジョブのステータスの概要が表示されます。ジョブのエントリにカーソルを移動すると、ジョブに対して次のアクションを実行できます。

  • ステータス の横の矢印をクリックしてジョブ内の各クエリのステータスを表示/非表示。

  • 編集アイコンをクリックしてジョブ設定を表示。

  • 実行ボタンをクリックしてジョブの実行を開始。

  • 停止ボタンをクリックして実行中のジョブをキャンセル。

  • 削除アイコンをクリックしてSync アプリケーションからジョブを削除。