はじめに
Version 25.1.9209
はじめに
CData API Server はデータAPI を迅速に作成し公開することができる軽量のWeb アプリケーションです。カスタム開発は必要ありません。アプリケーションの直感的なポイントアンドクリックインターフェースを使用すると、Microsoft Power BI、Salesforce Lightning Connect、SharePoint の外部リスト、Microsoft Excel、Microsoft PowerPivot などの一般的なクライアントへのアクセスを簡単に構成できます。オンプレミスまたはクラウドにインストール可能で、使いやすいインターフェースにより、エンタープライズ対応のREST API を数分で構築し公開することができます!
主要機能
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API アクセシビリティ:SQL、NoSQL、およびその他のデータソース用(SQL Server、MySQL、DB2、Mongo、Cassandra、フラットファイルなど)のAPI を生成。
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API 管理:API の監視、ロギングの有効化、およびレート制限の設定。
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コネクティビティ:以下の方法を使用してデータに接続:
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標準ドライバー:CData ドライバーを使用すると、どこからでも簡単にAPI Server に直接接続できます。
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OData プロトコル:OData プロトコルは開発者ツールによって広くサポートされており、OData を操作するためのクライアントライブラリが多数提供されています。
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JSON 形式:JSON API 経由で直接データに連携します。 Web 開発者は、標準JavaScript 以外のクライアント側の要件なしに、JSON およびJSON エントリーポイントを通じて連携することができます。
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最新のWeb API 統合:API Server の比類ないパワーとフレキシビリティを活用して、他のシステムやアプリケーションと統合。SOAP、REST、HTML、JSON、CSV などの標準的なプロトコル経由で多くのインターフェースにアクセスできます。
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オンプレミスおよびクラウドホスティング:API Server は、オンプレミスアプリケーション(Microsoft Windows、UNIX やLinux、macOS)として、またはクラウド(Microsoft Azure、Amazon、Google)で利用可能。
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ユニバーサルパブリッシング:イントラネット、インターネットフェーシングサーバー、またはクラウド上でAPI Server をホスト。
コアとなる概念
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管理API:* 管理API* は、管理者または権限のあるユーザーにアプリケーション内の管理機能へのアクセスを提供します。これらのAPI を使用すると、アプリケーション内でリソース、ユーザー設定、タスク(テーブルやストアドプロシージャの作成など)を管理および制御できます。
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接続:接続は、データソースへのリンクです。詳しくは、接続を参照してください。
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コネクタ:コネクタは、特定の接続タイプです。例えば、Microsoft Excel コネクタを使用して、異なるMicrosoft Excel スプレッドシートに複数の接続を作成することができます。詳しくは、接続を参照してください。
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OData API:OData API はOpen Data Protocol(OData)標準に準拠したRESTful API です。URL 規約、クエリ オプション、データ形式、HTTP メソッドに関する一貫したルールセットを介して、データの作成、クエリ、操作が可能です。このプロトコルにより、異なるシステム間でのデータアクセスと相互運用が容易になります。
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テーブル:テーブルは、データベース内の構造化されたデータのセットです。データは、スプレッドシートのように行とカラムに整理されます。テーブルでは、各行はデータレコードに対応し、各カラムはそのレコード内のデータの特定の属性を表します。OData プロトコルでは、テーブルはリソースとも呼ばれます。
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ストアドプロシージャ:ストアドプロシージャは、データベースに保存された複数のSQL ステートメントの集まりで、特定のタスク(例えば、データの取得や更新)を実行するために単一のユニットとして実行でき、必要に応じて再利用できるものです。OData では、ストアドプロシージャはアクションとも呼ばれます。
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データソース:データソースはデータが流れる元(データベース、データウェアハウス、など)です。
クイックスタートガイド
このセクションでは、API Server の初期設定の手順を説明します。また、アプリケーションの使い方について説明しているAPI Server ドキュメントの特定のセクションへのリンクを提供します。さらに、サポートについてセクションにサポートリソースがあります。
初期設定
API Server をインストールして起動するには、次のステップを実行します:
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CData Web サイトのAPI Server ページからインストーラーをダウンロードします。
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API Server をインストールするには、インストールの該当するプラットフォームのインストール手順に従ってください。
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設定の該当するプラットフォームの設定手順に従ってください。
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ログインしたら、設定ページに移動してライセンスタブをクリックします。
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ライセンスを追加ボタンをクリックし、ライセンスをインストールダイアログボックスにあるフォームに必要事項を入力してAPI Server をアクティベートします。続いて、保存をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
API の公開
次のセクションでは、データソースのAPI を公開するために必要な手順を説明します:
サポートについて
API Server の使用に関するサポートとして、2つのリソースをご利用いただけます:
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本ドキュメント:API Server の各機能の詳細や使用方法、設定方法について説明しています。