通知

Version 23.4.8843


通知


ジョブの実行が完了したらE メールで通知するようにCData Sync を構成できます。E メール通知には、各クエリのステータスを含むジョブ全体の実行に関する情報が含まれます。

ジョブの通知を設定し、次のセクションで説明するようにSMTP サーバー接続を設定し、ジョブの通知を有効にします。

SMTP サーバー接続の設定

SMTP サーバー接続を設定するには、

  1. 設定ページに移動して通知タブをクリックします。

  2. メールサーバー設定ボックスの設定をクリックすると、メールサーバー設定ダイアログボックスが開きます。

  3. 通知を送信するために使用するSMTP メールサーバー用の次のプロパティを設定します。

    • SMTP サーバー - SMTP メールサーバー名を入力します。

    • Port - SMTP サーバーに接続するポートを入力します。デフォルトポート番号は25です。

    • Use CData Sync proxy Settings - 設定ページの高度な設定タブでSMTP にプロキシ設定を使用させたい場合は、有効化を選択します。デフォルトでは、有効化チェックボックスは選択されていません。

    • From - From フィールドに表示するE メールアドレスを入力します。デフォルトアドレスはnoreply@cdata.com です。

    • SSL Mode - 使用したいSecure Sockets Layer(SSL)モードを選択します。デフォルト値はSTARTTLS です。

    • Authentication - 使用したい認証スキームを選択します。スキームを選択したら、以下のように関連するプロパティを入力します。

      • None - 認証を使用しない場合は、このスキームを選択します。

      • OAuth 2.0 - このスキームを選択した場合、以下のプロパティも設定する必要があります。

        • Username - SMTP サーバーへの認証に使用するユーザー名を入力します。

        • Auth URL - OAuth サービスの認証URL を入力します。

        • Access Token URL - OAuth アクセストークンを取得するURL を入力します。

        • Client Id - OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録した際に割り当てられたクライアントId を入力します。

        • Client Secret - OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録した際に割り当てられたクライアントシークレットを入力します。

        • Refresh Token URL - OAuth トークンをリフレッシュするURL を入力します。

        • Scope - 最初のアクセストークンとリフレッシュトークンを取得するスコープを入力します。

        これらのプロパティを指定したのち、Connect をクリックします。

      • Basic Auth - このスキームを選択した場合、以下のプロパティも設定する必要があります。

        • Username - SMTP サーバーへの認証に使用するユーザー名。

        • Password - SMTP サーバーへの認証に使用するパスワード。

  4. 保存をクリックすると、設定が保存され、設定ページの通知タブに戻ります。

ジョブの通知を有効化

ジョブのE メール通知を設定するには、

  1. ジョブを開いて概要タブをクリックします。

  2. 右ペインの通知カテゴリにある設定をクリックします。

    Note:過去にメールサーバーの設定をしていない場合、Sync はメールサーバーの設定を行うダイアログボックスを開きます。ジョブの通知を有効にする前に、これらの設定を定義する必要があります。そのためには、ダイアログボックスの確認をクリックします。メールサーバーの設定は、メールサーバー設定ダイアログボックスで定義します。その後、手順2に進みます。

  3. 通知ダイアログボックスにある次のオプションを設定します。

    • 宛先 - E メール通知の宛先。

    • 件名 - E メール通知の件名。

    • エラー発生時のみE メールを送信 - ジョブでエラーが発生した場合のみ通知メールを送信するように指定するために選択できるオプション。このオプションを選択しない場合、Sync は各ジョブの実行後に通知を送信します。

  4. 保存をクリックして通知の設定を保存します。

設定を保存すると、概要タブの通知カテゴリに定義した設定が表示されます。通知の右側に表示される青いスイッチマークは、通知が有効になっていることを意味します。そのスイッチを切り替えることで、通知の有効・無効を切り替えることができます。通知を無効にすると、スイッチはグレーになります。

通知の設定を変更する必要がある場合は、編集アイコン(下の赤い四角で示した部分)をクリックします。詳しくは、青い四角で示したヘルプアイコンをクリックしてください。

Microsoft Teams のチャネルに通知を送信

Microsoft Teams のチャネルにE メールを送信するには、CData Sync の通知タブでメールの設定の宛先 フィールドにチャネルのE メールアドレスを使用します。チャネルのE メールがジョブに追加されると、Sync はジョブの実行結果を含むアラートをチャネルに送信します。

Note:Sync がアラートを送信できるようにするには、SMTP サーバーへの接続を設定する必要があります。この接続がないと、Sync はE メールを送信できません。

Teams のチャネルのE メールアドレスを取得する方法について、詳しくはTeams でチャネルに電子メールを送信するを参照してください。

Slack のチャネルに通知を送信

Slack のチャネルにE メールを送信するには、Sync の通知タブでメールの設定の宛先 フィールドにチャネルのE メールアドレスを使用します。チャネルのE メールがジョブに追加されると、Sync はジョブの実行結果を含むアラートをチャネルに送信します。

Note:Sync がアラートを送信できるようにするには、SMTP サーバーへの接続を設定する必要があります。この接続がないと、Sync はE メールを送信できません。

Slack のチャネルのE メールアドレスを取得する方法について、詳しくはSlack にメールを送信するを参照してください。