api:import

Version 23.0.8844


api:import

Version 23.0.8844


api:import キーワードは、複数の利用可能なライブラリが存在する場合に正しいバージョンのライブラリを選択することを可能にします。オプションとして、あるnamespace 接頭辞に指定したバージョンをバインドすることも可能です。

api:import を使って、Global Assembly Cache (GAC)、もしくはクラスパス外からライブラリをインポートすることができます。

コネクタバージョン

api:import キーワードは、複数のバージョンをロードし、明示的に利用する1つのバージョンを選択することを可能にします。

.NET 版では、コネクタとフォーマッターアセンブリをGAC に配置し、api:import を使ってスクリプトに希望するバージョンをロードすることができます。

Java 版では、コネクタ、フォーマッターJAR ファイルを通常のクラスパスの外に配置でき(例えば、WEB-INF/lib フォルダのサブディレクトリに)、同じJAR の複数のバージョンを保有する方法を提供します。api:import キーワードはロードするJAR ファイルを選択するために使われます。

名前の簡略化

api:import キーワードは、処理、またはフォーマッターの名前を簡単にすることができます。例えば、フォーマッターは完全なクラス名を必要としますが、api:import を使って、完全なクラス名に短い名前の接頭辞を与えることができます。

パラメータ

  • lib:インポートするライブラリの名前。.NET エディションでは、アセンブリ名を指定します(full qualified が望ましいです)。Java 版では、JAR ファイルのパスを指定します。
  • ns:処理、またはフォーマッターがバインドされるnamespace。指定されたnamespace は、lookup の際の優先順位が付けられます。指定されない場合、実施クラスを発見する通常のルールが使われます。
  • prefix:異なるライブラリやnamespace もしくはその両方で実行されるが同じ名前を持つオペレーションやフォーマッターを使う場合の名前の混乱を防止する目的で使われる接頭辞。ns アトリビュートは、パラメータに加えて指定される必要があります。

アトリビュートの制御

None

ライブラリのバージョン2.0 をロードします:

<api:import lib="myops, Version=2.0.0.0" ns="MyCompany.MyOps" prefix="my2"/>
<api:call op="my2.Operation" ...>

CustomFormatters.jar で定義されるカスタム”count” フォーマッターを適用します:

<api:import lib="CustomFormatters.jar" ns="com.mycompany.Formatters" prefix="cust"/>
<api:set attr="size" value="[elem.number | cust.count]"/>