Dockerは分散アプリケーションを構築、出荷、実行するためのプラットフォームです。仮想化にはコンテナベースのアプローチを採用しており、軽量でポータブルです。Dockerを使えば、アプリケーションとその依存関係を1つのコンテナにパッケージすることができ、環境間で簡単に移動できます。 

CData Virtuality image はDocker Hubから入手できます。

CData Virtuality image はボリュームを接続したりポートを公開したりしなくても実行できますが、CData Virtuality が必要なデータを保持できるようにボリュームを接続することを強くお勧めします。プラットフォームが保持しなければならないすべてのデータは、/opt/datavirtuality/dvserver/standalone内部フォルダに集中しているため、外部ボリュームにバインドする必要があります。さらに、プラットフォームと通信する可能性を持つために、プラットフォームのポートを公開することもお勧めします。以下のポートをリッスンしています:

Port

Description

8080/tcp

Plain HTTP for server REST API

31000/tcp

Plain JDBC

31001/tcp

SSL JDBC

35432/tcp

Plain ODBC

35433/tcp

SSL ODBC

デスクトップクライアントでプラットフォームを管理するには、JDBCポートが1つあれば十分なので、イメージを起動するための最小限の推奨実行コマンドは次のとおりです:

docker run --name dvserver --detach -p 31000:31000 -v <OS PATH>:/opt/datavirtuality/dvserver/standalone datavirtuality/dvserver:3.0.6

CData Virtuality は内部設定データベースとしてPostgreSQL Database に依存しています。画像にはすでに埋め込みPostgreSQLデータベースが含まれており、外部データベースが設定されていない場合、プラットフォームは埋め込みデータベースを使用します。この場合、データベース・ファイルは添付ボリュームのpgsqlディレクトリに格納されています。外部のPostgreSQLデータベースv.9~v.13を使用することも可能ですが、その場合はコンテナ内で以下の環境変数を設定する必要があります:

Variable

Description

DVCONFIG_HOST

IP address or DNS name of the database server

DVCONFIG_PORT

Port the server is listening to

DVCONFIG_DB

Database name

DVCONFIG_USR

Username for the connection

DVCONFIG_PWD

User's password

DVCONFIG_SCHEMA

Schema