接続の設定
コネクタのインストール 後、Excel Services 内のデータのデータソースに接続して作成できます。
データソースの設定
データに接続するには、次の手順を実行してください:
- 接続 | To a Server で詳細をクリックします。
- Excel Services by CData というデータソースを選択します。
- 接続に必要な情報を入力します。
- サインインをクリックします。
- 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。
Connection Builder の使用
connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。
Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。
- Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for Microsoft SharePoint Excel フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
- また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。
Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。
このセクションでは、SharePoint Online およびSharePoint On Premises への接続に関する詳細について説明します。
ワークブックへの接続
使用しているSharePoint のエディションに関わらず、File をExcel ワークブックに設定します。このパスは次のプロパティからの相対パスです。
- Library:デフォルトでは、Shared Documents ライブラリが使用されます。このプロパティを使って、組織内の別のドキュメントライブラリを指定できます。例えば、OneDrive for Business に接続する場合は、このプロパティを"Documents" に設定します。
- Folder:このプロパティを使って、ライブラリ内のサブフォルダへのパスを指定できます。パスはLibrary で指定されたライブラリ名と関連があります。
テーブルとしてのスプレッドシートデータへの接続
connector は、基底のAPI の使用可能なオブジェクトに基づいて使用可能なテーブルを検出します。
API は異なるAPI オブジェクトを表示します。スプレッドシートの構成とSharePoint のバージョンに基づいてAPI を選択します。
- OData: OData API を使用すると、Excel で[挿入]->[テーブル]をクリックして作成されたExcel テーブルオブジェクト(範囲やスプレッドシートではありません)から定義されたテーブルにアクセスできます。OData API に接続する際、ワークブックにテーブルオブジェクトが定義されていない場合は、connector がテーブルを返さないことがあります。テーブルとしてスプレッドシートまたは範囲に接続するには、UseRESTAPI をtrue に設定します。
- REST: REST API を使用すると、Excel テーブルオブジェクト、範囲、およびスプレッドシートから定義されたテーブルへのアクセスを可能にします。これはデフォルトのAPI です。範囲およびスプレッドシートから多数の行をリクエストすることはREST API によって制限されており、connector では返される行数をデフォルトで100に制限しています。またconnector は、デフォルトで1行目からカラム名を検出します。これを無効にするには、Header を設定します。
DefineTables を追加設定すると、Excel の範囲の構文を使用して、範囲に基づいてテーブルを定義できます。大きすぎる範囲は、API によって制限されます。
connector がテーブルを検出してそれらをクエリする方法について、詳しくはData Model を参照してください。
SharePoint オンプレミスへの接続
Url をサーバー名もしくはIP アドレスに設定します。さらに、SharePointVersion および認証値を設定します。
SharePoint OnPremise を認証するには、AuthScheme を認証タイプに設定し、必要に応じてUser およびPassword を設定します。
Note:SharePoint On-Premises 2010に接続する場合は、 UseRESTAPI をtrue に設定する必要があります。
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Windows(NTLM)
これは最も一般的な認証タイプです。そのため、connector はNTLM をデフォルトとして使用するように事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定して接続します。
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Kerberos
Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。
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Forms
この設定で、Active Directory の代わりにカスタム認証メソッドによる認証が可能になります。この認証タイプを使用するには、AuthScheme をFORMS に設定し、User およびPassword を設定します。
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ADFS
AuthScheme をADFS に設定します。次の接続プロパティを設定する必要があります。
- User:ADFS ユーザーに設定。
- Password:ユーザーのADFS パスワードに設定。
- SSOLoginURL:ADFS サーバーのWS-Trust エンドポイントに設定。
- RelyingParty:SharePoint のADFS サーバー上の証明書利用者の識別子の値です。
AuthScheme=ADFS;User=ADFSUserName;Password=ADFSPassword;SSOLoginURL=https://<authority>/adfs/services/trust/2005/usernamemixed;SSO Properties ='RelyingParty=urn:sharepoint:sp2016;';
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Anonymous Access
Set the AuthScheme to NONE along with the URL.
次のステップ
データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。