Data Model
connector は、SharePoint 2013で導入されたREST API およびOData API を通じて、SharePoint オンプレミスからExcel データを取得することをサポートします。Excel ファイルは、Excel 2007 以降で使用されている.xlsx 形式である必要があります。
Note: Microsoft はSharePoint Online のExcel Services API を2022年2月に終了する予定であることを表明しました。 今後、SharePoint データにアクセスする際には、CData connector for Excel Online への移行をご検討ください。
connector は、以下に基づいてワークブック内のテーブルを検出できます。
- スプレッドシート
- Excel テーブル
- 範囲
動的なメタデータクエリ
動的なメタデータクエリを通じて、Excel テーブルやスプレッドシートの追加やカラムの変更などのExcel でのあらゆる変更は、再接続時に反映されます。
テーブル検出の設定
OData API とREST API(デフォルト)はそれぞれ異なるAPI オブジェクトを表示します。ワークブックの構成とExcel Services のバージョンに基づいて、使用するAPI を選択します。
Excel テーブルへの接続
OData API は、スプレッドシートの[挿入]->[テーブル]で定義したExcel テーブルのみ表示します。
スプレッドシート、範囲、およびExcel テーブルへの接続
Excel テーブルの外のデータにアクセスする必要がある場合は、UseRESTAPI をtrue に設定します。REST API を使用すると、スプレッドシート、範囲、およびExcel テーブルにデータベーステーブルとしてアクセスできます。
スプレッドシートと範囲へのSQL の実行について、詳しくはREST API を参照してください。
SharePoint バージョンでサポートされているAPI
次のテーブルは、各SharePoint バージョンで使用できるAPI を示しています。
SharePoint バージョン | 利用可能なAPI |
SharePoint Online | REST またはOData |
SharePoint オンプレミス 2016 | REST またはOData |
SharePoint オンプレミス 2013 | REST またはOData |
SharePoint オンプレミス 2010 | REST |