Tableau Connector for JSON

Build 23.0.8839

スキーマ生成

自動スキーマ検出 を使用して動的に検出されたスキーマをより細かく制御するには、スキーマをコンフィギュレーションファイルに保存することができます。GenerateSchemaFiles プロパティを使用すると、接続文字列で設定されたデータモデリング設定に基づいてスキーマを自動的に生成できます。CreateSchema ストアドプロシージャを使用すると、接続後に他のXPath のスキーマを作成できます。

スキーマファイルの自動生成

接続時、もしくはクエリ実行時にスキーマを生成することができます。connector は、Location で指定したフォルダにスキーマを保存します。

  • 接続時に検出されたすべてのテーブルのスキーマを生成するには、GenerateSchemaFiles をOnStart に設定します。
  • テーブルをクエリするときに参照されるテーブルのスキーマを生成するには、GenerateSchemaFiles をOnUse に設定します。

CreateSchema ストアドプロシージャの使用

CreateSchema ストアドプロシージャを呼び出して、指定したXPaths のスキーマファイルを生成できます。以下は、ストアドプロシージャの入力と出力です。

Input

Name Type Description
TableName String テーブル名およびスキーマ(RSD)ファイル名。
URI String JSON リソースのUniform Resource Identifier (URI)。
JSONPath String JSON ドキュメント内で同じ階層で繰り返すエレメントのJSONPath。(これは、ドキュメントを複数の行に分割するために使われます)。複数のパスをセミコロン区切りリストで指定します。
FileLocation String 生成されたスキーマ(RSD)ファイルが保存されるフォルダパス。指定された場合には、TableName はスキーマファイル名として使われます。
FileName String 生成されたスキーマの完全なスキーマ(RSD)ファイル名。このインプットはFileLocation よりも優先されます。

Output

Name Type Description
Result String Success またはFailure を返します。

ストアドプロシージャ呼び出しの例

接続文字列のDataModel をFLATTENDOCUMENTS に設定すると、下のサンプルストアドプロシージャコールでは、すべてのJSONPath 配列を単一テーブルにフラット化するスキーマが生成されます。このデータモデルについて詳しくは、フラット化されたドキュメントモデル を参照してください。

EXECUTE CreateSchema TableName='GenPeople', 
FileLocation='C:\\tests\\scripts', 
URI='C:\\tests\\people.json', 
JSONPath='$.people;$.people.vehicles;$.people.vehicles.maintenance'

次のステップ

  • カラム定義:カラム名とデータ型またはXPath を、カラムの値に変更します。
  • SELECT 実行:HTTP リクエストにアクセスします。例えば、サーバサイドの検索を実装します。
  • INSERT 実行:INSERT ステートメントからの入力をHTTP リクエストにマッピングすることで挿入を有効にします。
  • UPDATE 実行:更新されたカラムの値をHTTP リクエストにマッピングすることで更新を有効にします。
  • DELETE 実行:主キーをHTTP リクエストにマッピングすることで削除を有効にします。

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