はじめに
Azure Table Storage への接続
接続の確立 は、Azure Table Storage への認証方法と必要な接続プロパティの設定方法について示します。また、利用可能なConnection プロパティを使用して、データモデリングからファイヤーウォールトラバーサルまで、本製品 機能を設定することもできます。高度な設定セクションでは、より高度な設定を行う方法と、接続エラーのトラブルシューティングについて示します。
Visual Studio からの接続
CData ADO.NET Provider for Azure Table Storage はMicrosoft Visual Studio とのシームレスな統合を実現します。本製品 はVisual Studio にADO.NET プロバイダーとして登録され、それによってビジュアルデザイナーツール、サーバーエクスプローラー、およびADO.NET データソース構成ウィザードとの統合が可能になります。
Visual Studio バージョンサポート
CData ADO.NET Provider for Azure Table Storage は、Visual Studio バージョン2012 以上をサポートしています。
.NET バージョンサポート
CData ADO.NET Provider for Azure Table Storage は、.NET Framework 4.0 以上および.NET Standard 2.0 をサポートしています。
Azure Table Storage バージョンサポート
Azure Table Storage の対応バージョンは、本製品 の設定によって異なります。
Backend がCosmosDB に設定されている場合、本製品 はAzure CosmosDB REST API のバージョン2019-02-02 を使用します。
Backend が"AzureStack"、"Storage"、または"Emulator" に設定されている場合、使用されるAPI バージョンはAuthScheme 接続プロパティに依存します。
- AuthScheme=AzureAD:本製品 はAzure Storage REST API のバージョン2017-11-09 を使用します。
- AuthScheme=AccessKey:本製品 はAzure Storage REST API のバージョン2014-02-14 を使用します。
- AuthScheme=SharedAccessSignature:本製品 は、共有アクセスキーの"sv" パラメータで指定されているAzure Storage REST API のバージョンを使用します。
- 例えば、共有アクセスキーの値が"sv=2018-03-28" の場合、使用されるバージョンは2018-03-28 です。
関連項目
接続の作成、モデルの構築、リアルタイムレポートの作成については、以下を参照してください。- コードからADO.NET 接続オブジェクトを作成するには、ADO.NET の使用 を参照してください。
- Azure Table Storage 接続に基づいてEF モデルを構築するには、Entity Framework の使用 を参照してください。
- Azure Table Storage に接続してリアルタイムレポートを作成するには、SSRS の使用 を参照してください。
- 汎用ADO.NET コードからAzure Table Storage に接続するには、DbProviderFactory の使用 を参照してください。