コマンドステートメントは、1つ以上のデータソースに対してSELECT
、INSERT
、UPDATE
、DELETE
、EXECUTE
などのSQL Commandや、DDL statement、dynamic SQLなどを実行します。
Usage
command [(
WITH
|WITHOUT)
RETURN
];
Syntax
EXECUTE
コマンドステートメントは、IN/OUT
、OUT
、およびRETURN
パラメータにアクセスすることができます。戻り値にアクセスするために、ステートメントはvar = EXEC proc...
という形式になります。OUT
またはIN/OUT
の値にアクセスするには、名前付きパラメータ構文を使用する必要があります。例えば、EXEC proc(in_param=>'1', out_param=>var
) は、OUT
パラメータの値を変数var
に代入します。パラメータのデータ型は、変数のデータ型に暗黙的に変換されることが期待されます;
RETURN
句は、コマンドの結果がプロシージャから返されるかどうかを決定します。デフォルトはWITH RETURN
です。コマンドが結果セットを返さない場合、またはプロシージャが結果セットを返さない場合、RETURN
句は無視されます。WITH RETURN
が指定された場合、コマンドの結果セットは、プロシージャの期待される結果セットと一致しなければなりません。最後に正常に実行されたステートメントのみがプロシージャ結果セットとして返されますWITH RETURN
。返せる結果セットがなく、プロシージャで結果セットを返すと宣言している場合は、空の結果セットが返されます。
Examples
Command Statement Without Return
BEGIN
EXECUTE
'SELECT 1'
WITHOUT
RETURN
;
END
;;
Command Statement With Return
BEGIN
EXECUTE
'SELECT 1'
[
WITH
RETURN
];
END
;;
デフォルトはWITH RETURN
ですので、角括弧の部分は省略できます。