データアクセスのファインチューニング
カスタム接続プロパティ
OrganizationId
Trello のOrganizationId は、接続文字列で指定することで特定のTrello 組織を参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がその組織に関連付けられます。例:
SELECT * FROM Listsは、その組織のボードのリストをすべて返します。
SELECT * FROM Membershipsは、その組織のメンバーをすべて返します。
SELECT * FROM Actionsは、その組織のアクションをすべて返します。
BoardId
Trello のBoardId は、接続文字列で指定することで、特定のTrello ボードを参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がそのボードに関連付けられます。例:
SELECT * FROM Listsは、そのボードのリストをすべて返します。
SELECT * FROM Membershipsは、そのボードのメンバーをすべて返します。
SELECT * FROM Actionsは、そのボードのすべてのアクションを返します。ボードは多数のアクションを持つ可能性があるため、クエリの実行に時間がかかる場合があります。
MemberId
Trello のMemberId は、接続文字列で指定することで、特定のTrello メンバーを参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がそのメンバーに関連付けられます。例:
SELECT * FROM Actionsは、そのメンバーのアクションをすべて返します。
SELECT * FROM Boardsは、ログインしているユーザー、および指定されたメンバーの両方が共通して持つボードをすべて返します。
IncludeCustomFields
カスタムフィールドはTrello で最も人気のあるPower-Up です。カスタムフィールドを使い始めるには、Trello ボードでPower-Up を有効にして、カードにカスタムフィールドを作成、または追加します。
IncludeCustomFields はすでにデフォルトでtrue に設定されているので、接続文字列にBoardId を指定するだけでカスタムフィールドが表示されるようになります。この接続プロパティは、Trello カードに作成されたカスタムフィールドを取得するために使用します。
SELECT * FROM Cardsこのクエリを実行すると、作成されたカスタムフィールドがすべて、テーブルのカラムとしてリスト化されます。カラム名はカスタムフィールド名となり、行の値はカスタムフィールドの値となります。 ドロップダウンリストタイプのカスタムフィールドの場合は、選択されたオプション名が表示されます。