JDBC Driver for Trello

Build 24.0.9062

データアクセスのファインチューニング

カスタム接続プロパティ

OrganizationId

Trello のOrganizationId は、接続文字列で指定することで特定のTrello 組織を参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がその組織に関連付けられます。例:

SELECT * FROM Lists
は、その組織のボードのリストをすべて返します。
SELECT * FROM Memberships
は、その組織のメンバーをすべて返します。
SELECT * FROM Actions
は、その組織のアクションをすべて返します。

BoardId

Trello のBoardId は、接続文字列で指定することで、特定のTrello ボードを参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がそのボードに関連付けられます。例:

SELECT * FROM Lists
は、そのボードのリストをすべて返します。
SELECT * FROM Memberships
は、そのボードのメンバーをすべて返します。
SELECT * FROM Actions
は、そのボードのすべてのアクションを返します。ボードは多数のアクションを持つ可能性があるため、クエリの実行に時間がかかる場合があります。

MemberId

Trello のMemberId は、接続文字列で指定することで、特定のTrello メンバーを参照します。指定すると、いくつかのクエリの対象範囲がそのメンバーに関連付けられます。例:

SELECT * FROM Actions
は、そのメンバーのアクションをすべて返します。
SELECT * FROM Boards
は、ログインしているユーザー、および指定されたメンバーの両方が共通して持つボードをすべて返します。

IncludeCustomFields

カスタムフィールドはTrello で最も人気のあるPower-Up です。カスタムフィールドを使い始めるには、Trello ボードでPower-Up を有効にして、カードにカスタムフィールドを作成、または追加します。 IncludeCustomFields はすでにデフォルトでtrue に設定されているので、接続文字列にBoardId を指定するだけでカスタムフィールドが表示されるようになります。この接続プロパティは、Trello カードに作成されたカスタムフィールドを取得するために使用します。

SELECT * FROM Cards
このクエリを実行すると、作成されたカスタムフィールドがすべて、テーブルのカラムとしてリスト化されます。カラム名はカスタムフィールド名となり、行の値はカスタムフィールドの値となります。 ドロップダウンリストタイプのカスタムフィールドの場合は、選択されたオプション名が表示されます。

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