Tableau Connector for Epicor Kinetic

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接続の設定

コネクタのインストール 後、Epicor Kinetic 内のデータのデータソースに接続して作成できます。

データソースの設定

データに接続するには、次の手順を実行してください:

  1. 接続 | To a Server詳細をクリックします。
  2. Epicor Kinetic by CData というデータソースを選択します。
  3. 接続に必要な情報を入力します。
  4. サインインをクリックします。
  5. 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。

Connection Builder の使用

connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。

Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。

  • Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for Epicor Kinetic フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
  • また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。

Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。

Epicor Kinetic への接続

ERP インスタンスに正常に接続するには、次の接続プロパティを指定する必要があります。

  • Url:ERP インスタンスをホストするサーバーのURL に設定。例:https://myserver.EpicorSaaS.com
  • ERPInstance:ERP インスタンスの名前に設定。
  • User:アカウントのユーザー名に設定。
  • Password:アカウントのパスワードに設定。
  • Service:データを取得するサービスに設定。例:BaqSvc

さらに、オプションの接続プロパティを設定することもできます。

  • ApiKey:アカウントの構成によっては、一部のサービスへの接続に必要になる場合があるオプションのキー。
  • ApiVersion:デフォルトはv1。新しいEpicor API を使用するためにv2に設定することができます。
  • CompanyApiVersion をv2に設定した場合は必須。

Epicor Kinetic への認証

AzureAD を使用したOpenID

Azure AD のOpenID Connect は、OAuth を経由する接続タイプです。AuthSchemeAzureADOpenID に設定します。以下のセクションは、すでに設定済みであることを前提として書かれています。

デスクトップアプリケーション

下記の手順に従って、カスタムOAuth アプリの資格情報を使用して認証します。 Azure AD アプリケーションの作成 を参照してください。 OAuth アクセストークンの取得

認証タイプに応じて、以下のいずれかの接続プロパティグループを設定すると、接続できるようになります。

  1. クライアントシークレットを使用した認証
    • OAuthClientId:アプリ設定のクライアントId に設定。
    • OAuthClientSecret:アプリ設定のクライアントシークレットに設定。
    • CallbackURL:アプリ設定のリダイレクトURL に設定。
    • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。
  2. 証明書を使用した認証
    • OAuthClientId:アプリ設定のクライアントId に設定。
    • OAuthJWTCert:JWT 証明書ストアに設定。
    • OAuthJWTCertTypeOAuthJWTCert で指定された証明書ストアの種類に設定。
    • CallbackURL:アプリ設定のリダイレクトURL に設定。
    • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。

接続すると、connector はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。connector はこれでOAuth プロセスを完了します。

  1. コールバックURL からアクセストークンを取得し、リクエストを認証します。
  2. 古いトークンの期限が切れたときは、新しいアクセストークンを取得します。
  3. OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化されるようにします。

次のステップ

データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。

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