Cmdlets for au PAY Market

Build 24.0.9062

接続の確立

CData Cmdlets ユーザーは、データモジュールをインストールし、接続プロパティを設定してスクリプトを開始できます。このセクションでは、CSV インポートおよびエクスポートcmdlet などのネイティブPowerShell cmdlet でauPAYMarket Cmdlets を使用する例を示します。

インストールおよび接続

PSGet がある場合は、PowerShell Gallery から次のコマンドを使ってcmdlet をインストールできます。CData サイトからセットアップを取得することもできます。

Install-Module auPAYMarketCmdlets

プロファイルに以下を追加すると、次のセッションでcmdlet がロードされます。

Import-Module auPAYMarketCmdlets;

Connect-auPAYMarket cmdlet を使って、別のcmdlet に渡すことができる接続オブジェクトを作成します。

$conn = Connect-auPAYMarket

au PAY マーケットへの接続

CData Cmdlets PowerShell Module for au PAY Market を使用してau PAY マーケットに接続する場合は、ShopId およびApiKey が必要です。

au PAY マーケットへのアクセスの設定

ShopId およびApiKey を取得するには、以下の手順に従ってください。

  • Wow! manager サイトにログインして、[各種お申し込み]メニューの[API利用申請]に移動します。
  • API利用規約に同意します。
  • [APIキーの発行はこちら]をクリックします。
  • [発行]ボタンをクリックして、API キーを生成します。
  • [接続元IPアドレスを登録]に、対象とするIP アドレスを入力します。
  • [登録]ボタンをクリックして、設定を保存します。

au PAY マーケットアカウントの認証

次の接続プロパティを設定して接続します。

  • ShopId:接続先のau PAY マーケットShop ID を設定。
  • ApiKey:API キーを設定。au PAY マーケットストアアカウントから取得したAPI キーです。
  • UseSandbox:Sandbox 環境に接続する場合はTrue を設定。

データの取得

Select-auPAYMarket cmdlet はデータを取得するためのネイティブなPowerShell インターフェースを提供します。

$results = Select-auPAYMarket -Connection $conn -Table "Items" -Columns @("ItemCode, LotNumber") -Where "LotNumber='12345'"
Invoke-auPAYMarket cmdlet はSQL インターフェースを提供します。このcmdlet を使うと、Query パラメータを介してSQL クエリを実行できます。

cmdlet 出力のパイプ処理

cmdlet は行オブジェクトをパイプラインに一度に一行ずつ返します。以下は、結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-auPAYMarket -Connection $conn -Table Items -Where "LotNumber = '12345'" | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myItemsData.csv -NoTypeInformation

Select-auPAYMarket からの結果をSelect-Object cmdlet にパイプして、Export-CSV cmdlet にパイプする前にいくつかのプロパティを実行していることがわかるでしょう。これをする理由は、CData Cmdlets は接続、テーブル、およびカラムの情報を結果セットの各行オブジェクトに追加しますが、必ずしもその情報がCSV ファイルに必要ではないからです。

ただし、これによってcmdlet の出力を別のcmdlet にパイプすることが容易になります。以下に、結果セットをJSON に変換する例を示します。

 
PS C:\> $conn  = Connect-auPAYMarket
PS C:\> $row = Select-auPAYMarket -Connection $conn -Table "Items" -Columns (ItemCode, LotNumber) -Where "LotNumber = '12345'" | select -first 1
PS C:\> $row | ConvertTo-Json
{
  "Connection":  {

  },
  "Table":  "Items",
  "Columns":  [

  ],
  "ItemCode":  "MyItemCode",
  "LotNumber":  "MyLotNumber"
} 

データの削除

以下は、抽出条件に合うあらゆるレコードを削除します。

Select-auPAYMarket -Connection $conn -Table Items -Where "LotNumber = '12345'" | Remove-auPAYMarket

データの変更

cmdlet はデータクレンジング同様、データの変換を容易にします。次の例は、レコードがすでに存在するかどうか、挿入する前に更新が必要かどうかをチェックしてから、CSV ファイルのデータをau PAY Market にロードします。

Import-Csv -Path C:\MyItemsUpdates.csv | %{
  $record = Select-auPAYMarket -Connection $conn -Table Items -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  if($record){
    Update-auPAYMarket -Connection $conn -Table Items -Columns @("ItemCode","LotNumber") -Values @($_.ItemCode, $_.LotNumber) -Where "Id  = `'$_.Id`'"
  }else{
    Add-auPAYMarket -Connection $conn -Table Items -Columns @("ItemCode","LotNumber") -Values @($_.ItemCode, $_.LotNumber)
  }
}

Copyright (c) 2024 CData Software, Inc. - All rights reserved.
Build 24.0.9062