データモデル
CData Python Connector for Veeva Vault は、Veeva Vault オブジェクトをリレーショナルビューとしてモデル化します。 Veeva Vault オブジェクトは他のオブジェクトとリレーションを持ちます。ビューでは、これらのリレーションは外部キーを使用して表されます。 次のセクションでは、Veeva Vault API の静的なエンドポイントを示します。
残りのビューは、Veeva Vault API で公開されたメタデータを使用して動的に決定されます。すべてのvault オブジェクトはCData Python Connector for Veeva Vault によって公開されます。 しかし、設計時にすべての利用可能なカラムを判別できる種類のビューのみをヘルプにリストしています。 CData Python Connector for Veeva Vault で使用できるがヘルプには表示されないVeeva オブジェクトの例として、以下のものがあります。
- Documents (利用可能なドキュメントをクエリします。このオブジェクトでは、可能な場合はVQL が使用されます。)
- Users (既存のユーザーをクエリします。このオブジェクトでは、可能な場合はVQL が使用されます。)
- Groups (既存のグループをクエリします。このオブジェクトでは、可能な場合はVQL が使用されます。)
- {Every Vault Object} (独自のビューで任意のvault オブジェクトをクエリします。Vault Object のビューをクエリするためにVQL が常に使用されます。)
Veeva Vault Query について
Veeva Vault Query(VQL)はSQL に似たクエリ言語です。Veeva Vault API を介して使用できます。クエリがサーバー側で処理できる場合、
プロバイダーはSQL をVQL に変換してVeeva Vault に送信します。このように最適化すると、フィルタリングがサーバー側で行われるため、実行時間が短縮されます。
また、プロバイダーはQueryPassthrough をサポートしており、VQL クエリを記述してVeeva Vault に直接送信できます。これは、QueryPassthrough 接続プロパティをtrue に設定することで実行できます。