接続の確立
CData Cmdlets ユーザーは、データモジュールをインストールし、接続プロパティを設定してスクリプトを開始できます。このセクションでは、CSV インポートおよびエクスポートcmdlet などのネイティブPowerShell cmdlet でOracleOci Cmdlets を使用する例を示します。
Oracle OCI への接続
Oracle OCI は、以下の接続タイプをサポートしています。- Oracle Server
- OracleTNS
- LDAP
Oracle Server
適切なライブラリをPATH に追加(接続の前に で説明)したのち、次のプロパティを設定します。- User:Oracle データベースへの認証のためのユーザーId。
- Password:Oracle データベースへの認証のためのパスワード。
- Port:Oracle データベースをホスティングしているサーバーに接続する際のポート。
- ServiceName:Oracle データベースのサービス名。この値はOracle SQL*PLUS コマンドラインを使ってglobal_name をクエリ(select * from global_name)することで取得できます。
- Server:Oracle データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
OracleTNS
OracleTNS を介して認証するには、次のプロパティを設定します。- User:Oracle データベースへの認証のためのユーザーId。
- Password:Oracle データベースへの認証のためのパスワード。
- DataSource:接続記述子(TNS 接続文字列)または接続名は、接続先のデータベースを識別します。これらの値は、tnsnames.ora ファイルにあります。
次に例を示します。
DataSource='(DESCRIPTION=(ADDRESS=(protocol_address_information))(CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=service_name)))'
LDAP
LDAP サーバーを介して認証するには、次のプロパティを設定します。- User:Oracle データベースに関連付けられているユーザーアカウントのユーザーID。
- Password:指定されたユーザーアカウントに紐付けられたパスワード。
- LDAPUri:接続するLDAP サーバーに関連付けられたLDAP URI。
- LDAPUser:Oracle OCI データへの接続に使用する、指定したLDAP サーバー上のユーザーアカウント名。
- システム管理者が匿名でのLDAP ログインを許可している場合はオプションです。
- LDAPPassword:指定されたLDAP ユーザーに紐付けられたパスワード。
- システム管理者が匿名でのLDAP ログインを許可している場合はオプションです。
接続文字列は以下のようになります。
LDAPUri=ldap://myldap.com:389/SERVICE_EXMPL,cn=OracleContext,dc=example,dc=com; User=ORACLEUSER; Password=OracleUserPassword;
接続オブジェクトの作成
Connect-OracleOci cmdlet を使って、別のcmdlet に渡すことができる接続オブジェクトを作成します。
$conn = Connect-OracleOci -User 'myUser' -Password 'myPassword' -Database 'NorthWind' -Server 'myServer'
データの取得
接続の作成が完了したら、リレーショナルデータベースに対して通常行える操作を
別のcmdlet を使って実行できます。 Select-OracleOci cmdlet はデータを取得するためのネイティブなPowerShell インターフェースを提供します。
$results = Select-OracleOci -Connection $conn -Table ""CData"."SYSTEM".Customers" -Columns @("CompanyName, City") -Where "Country='US'"
Invoke-OracleOci cmdlet はSQL インターフェースを提供します。このcmdlet を使うと、Query パラメータを介してSQL クエリを実行できます。
cmdlet 出力のパイプ処理
cmdlet は行オブジェクトをパイプラインに一度に一行ずつ返します。以下は、結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-OracleOci -Connection $conn -Table "CData"."SYSTEM".Customers -Where "Country = 'US'" | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\my"CData"."SYSTEM".CustomersData.csv -NoTypeInformation
Select-OracleOci からの結果をSelect-Object cmdlet にパイプして、Export-CSV cmdlet にパイプする前にいくつかのプロパティを実行していることがわかるでしょう。これをする理由は、CData Cmdlets は接続、テーブル、およびカラムの情報を結果セットの各行オブジェクトに追加しますが、必ずしもその情報がCSV ファイルに必要ではないからです。
ただし、これによってcmdlet の出力を別のcmdlet にパイプすることが容易になります。以下に、結果セットをJSON に変換する例を示します。
PS C:\> $conn = Connect-OracleOci -User 'myUser' -Password 'myPassword' -Database 'NorthWind' -Server 'myServer'
PS C:\> $row = Select-OracleOci -Connection $conn -Table ""CData"."SYSTEM".Customers" -Columns (CompanyName, City) -Where "Country = 'US'" | select -first 1
PS C:\> $row | ConvertTo-Json
{
"Connection": {
},
"Table": ""CData"."SYSTEM".Customers",
"Columns": [
],
"CompanyName": "MyCompanyName",
"City": "MyCity"
}
データの削除
以下は、抽出条件に合うあらゆるレコードを削除します。
Select-OracleOci -Connection $conn -Table "CData"."SYSTEM".Customers -Where "Country = 'US'" | Remove-OracleOci
データの変更
cmdlet はデータクレンジング同様、データの変換を容易にします。次の例は、レコードがすでに存在するかどうか、挿入する前に更新が必要かどうかをチェックしてから、CSV ファイルのデータをOracle OCI にロードします。
Import-Csv -Path C:\My"CData"."SYSTEM".CustomersUpdates.csv | %{
$record = Select-OracleOci -Connection $conn -Table "CData"."SYSTEM".Customers -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
if($record){
Update-OracleOci -Connection $conn -Table "CData"."SYSTEM".Customers -Columns @("CompanyName","City") -Values @($_.CompanyName, $_.City) -Where "Id = `'$_.Id`'"
}else{
Add-OracleOci -Connection $conn -Table "CData"."SYSTEM".Customers -Columns @("CompanyName","City") -Values @($_.CompanyName, $_.City)
}
}