CData Python Connector for SAP HANA

Build 24.0.9062

接続の確立

コネクタ内で利用可能なオブジェクトは、"cdata.saphana" モジュールからアクセスできます。モジュールのオブジェクトを直接使用するには:

  1. モジュールを以下のようにインポートします。
    import cdata.saphana as mod
  2. 接続を確立するには、以下のような適切な接続文字列を使用してコネクタオブジェクトからconnect() メソッドを呼び出します。
    mod.connect("User=system;Password=mypassword;Server=localhost;Database=systemdb;")

SAP HANA Cloud への接続

データに接続するには以下を設定します。
  • Server:SAP HANA データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
  • Port443に設定。
  • UseSSLTrueに設定。

SAP HANA On-Prem への接続

データに接続するには以下を設定します。

  • Server:SAP HANA データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
  • Port:SAP HANA データベースをホスティングしているサーバーのポート。

SAP HANA への認証

接続の詳細を入力したら、次のデータベース資格情報を設定してSAP HANA に認証します。

  • User:SAP HANA データベースとの認証のためのユーザー名。
  • Password:SAP HANA データベースとの認証のためのパスワード。

Okta

AuthSchemeOkta に設定します。Okta への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • User: Okta ユーザーに設定。
  • Password: ユーザーのOkta パスワードに設定。
  • SSOProperties(オプション): デバイスに送信されたOTP コードを設定。このプロパティは、OKTA サインオンのためにMFA が必要な場合にのみ使用します。

次のSSOProperties がOkta への認証に必要です。

  • SSOLoginUrl: OKTA のログインURL に設定。
  • MFAType(オプション): multi-factor type に設定。このプロパティは、OKTA サインオンのためにMFA が必要な場合にのみ使用します。このプロパティには次の値の一つを受け付けます。
    • OKTAVerify
    • Email
    • SMS
  • APIToken(オプション): Okta org から作成したAPI Token に設定。Okta クライアントリクエストコンテキストを上書きする、信頼されたアプリケーションまたはプロキシ経由でユーザーを認証する場合に使用してください。

次は接続文字列の例です。

AuthScheme=OKTA;User=username;Password=password;Server=myserver;SSO Properties='SSOLoginUrl=https://cdata-okta.okta.com';

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