macOS DSN の構成
このセクションでは、macOS でODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を示します:
macOS の最小バージョン
CData ODBC Driver for SAP HANA 本製品 にはmacOS Sierra (10.12) 以上が必要です。
ドライバーのライセンス
端末で次のコマンドを実行して、本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for SAP HANA/bin"
sudo ./install-license.sh <key>
名前とパスワードを入力するよう求められます。これらは、あなたの名前とマシンのパスワードを指します。
SAP HANA Cloud への接続
データに接続するには以下を設定します。- Server:SAP HANA データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
- Port:443に設定。
- UseSSL:Trueに設定。
SAP HANA On-Prem への接続
データに接続するには以下を設定します。
- Server:SAP HANA データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
- Port:SAP HANA データベースをホスティングしているサーバーのポート。
SAP HANA への認証
接続の詳細を入力したら、次のデータベース資格情報を設定してSAP HANA に認証します。
- User:SAP HANA データベースとの認証のためのユーザー名。
- Password:SAP HANA データベースとの認証のためのパスワード。
Okta
AuthScheme をOkta に設定します。Okta への接続には、次の接続プロパティを使用します。
- User: Okta ユーザーに設定。
- Password: ユーザーのOkta パスワードに設定。
- SSOProperties(オプション): デバイスに送信されたOTP コードを設定。このプロパティは、OKTA サインオンのためにMFA が必要な場合にのみ使用します。
次のSSOProperties がOkta への認証に必要です。
- SSOLoginUrl: OKTA のログインURL に設定。
- MFAType(オプション): multi-factor type に設定。このプロパティは、OKTA サインオンのためにMFA が必要な場合にのみ使用します。このプロパティには次の値の一つを受け付けます。
- OKTAVerify
- SMS
- APIToken(オプション): Okta org から作成したAPI Token に設定。Okta クライアントリクエストコンテキストを上書きする、信頼されたアプリケーションまたはプロキシ経由でユーザーを認証する場合に使用してください。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme=OKTA;User=username;Password=password;Server=myserver;SSO Properties='SSOLoginUrl=https://cdata-okta.okta.com';
ドライバーのアンインストール
ドライバーをアンインストールする最も簡単な方法は、ターミナルを開いて、インストールディレクトリにあるuninstall.sh スクリプトを実行します。次に例を示します。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for SAP HANA" sudo ./uninstall.sh
Note:このスクリプトはインストールディレクトリから実行される必要があります。