データモデル
connector は FTP 経由で利用可能なディレクトリをリレーショナルテーブルとしてモデル化します。リモートデータへのあらゆる変更はクエリに即時に反映され、テーブル定義は動的に取得されます。接続すると、connector はSFTP に接続し、テーブルのリストを取得します。
次のセクションでは、API の制限および要件について説明します。
テーブル
リストするフォルダの深度は、TableDepth 接続プロパティで制御できます。デフォルトでは1で、Root に直接あるディレクトリのみがリストされます。
Root テーブルからのみですが、ファイルを取得して再帰的にリストすることもできます。FileRetrievalDepth 接続プロパティを使用してこの動作を制御します。
挿入、更新、および削除は、テーブルから直接サポートされます。ファイルの挿入は、LocalFile 疑似カラムを使用して実行できます。各操作の例を以下に示します。
INSERT INTO Root (IsDirectory, LocalFile) VALUES (false, 'C:\\testfolder\\myfile.txt') INSERT INTO Root (IsDirectory, FileName) VALUES (true, 'MyFolder') UPDATE Root SET FileName='NewName.txt' WHERE FilePath='/home/test/CDataFTPTest/myfile.txt' UPDATE Root SET FileName='NewFolder' WHERE FilePath='/home/test/CDataFTPTest/MyFolder' AND IsDirectory=true DELETE FROM Root WHERE FilePath='/home/test/CDataFTPTest/myfile.txt' DELETE FROM Root WHERE FilePath='MyFolder' AND IsDirectory=true
ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。これらを使用してファイルのダウンロード、アップロード、およびサーバーへのプロトコルコマンドの送信に利用できます。