レポートビュー
レポートはビューとして表示されます。ビューは変更できないテーブルです。レポートビューには4種類あります。
- Adobe Analytics インスタンスで定義されたカスタムレポート。
- 利用可能なすべてのディメンションと指標を含むUniversalReport ビュー。指標のサブグループとディメンションカラムを選択することで、動的なカスタムAdobe Analytics レポートを作成するために使用します。
- CreateReport ストアドプロシージャよって生成されるカスタム静的レポート。
- 定義済みレポートビュー。Adobe Analytics レポートテンプレートの出力を複製する標準レポートです。利用可能な定義済みレポートビューには以下が含まれます:KeyMetrics、LastTouchChannel、LastTouchChannelDetail、 Orders、PageOccurrences、Pages、PageViews、Products、Revenue、SiteSections、TrackingCode、Units、Visitors、Visits。
ただし、従来のデータベースビューとは異なり、特定のテーブルですべての指標とディメンションを選択することはあまり役に立ちません。Date はすべてのレポートのデフォルトディメンションです。そのため、次のクエリ:
SELECT * FROM MyReportは以下のようになります:
SELECT Date, {all the metrics here} FROM MyReport
ただし、クエリに抽出条件がある場合、デフォルトのディメンションは抽出条件で使用されるディメンションになります。例:
SELECT * FROM MyReport WHERE Country = 'England'は以下のようになります:
SELECT Country, {all the metrics here} FROM MyReport WHERE Country = 'England'
さらに、Adobe Analytics API はREST API 呼び出しごとにデータをリクエストできるディメンションの数を1つに制限しています。
つまり、プロバイダーが複数のディメンションを持つレポートを生成する唯一の方法は、ディメンションを分割することです。
クエリの例を見てみましょう。
SELECT Country, City, Visits FROM MyReport
- まず、プロバイダーは最初のディメンションであるCountry のすべての値をリクエストします。この例ではEngland とGermany です。
- 次に、プロバイダーはCity というディメンションでEngland を分割し、London と Liverpool を取得します。
- 最後に、Germany をCity で分割して、Berlin とFrankfurt を取得します。
ここで、値をたくさん持つ4つのディメンションのレポートを想像してください。通常、そのレポートの生成には、多くのAPI 呼び出しが必要になります。ただし、Adobe Analytics API を使用すると、クエリの実行時間を大幅に短縮できるフィルタが提供できます。
Adobe Analytics API は次の論理演算子を使用します:'AND'、'OR'、'NOT'、また'MATCH'、'CONTAINS'、'BEGINS-WITH'、'ENDS-WITH' 演算子も使用します。これは、以下のような条件がサーバー側で処理されることを意味します。
... WHERE Dimension = 'Value'
... WHERE Dimension LIKE '%value%'
... WHERE Dimension1 LIKE '%value' AND Dimension2 = 'Value2'
... WHERE Dimension LIKE 'value%'
... WHERE Dimension1 = 'Value1' AND Dimension2 = 'Value2'
... WHERE Dimension = 'Value1' OR Dimension = 'Value2' OR Dimension = 'Value3'
... WHERE Dimension IN ('Value1', 'Value2', 'Value3', 'Value4')
... WHERE (Dimension1 = 'value1' OR Dimension1 = 'Value2') AND (Dimension2 = 'value3' OR Dimension2 = 'value4')
CData では、できるだけ多くのフィルタを使用することを強く推奨します。そうしないと、多くのディメンションを持つクエリに時間がかかる可能性があります。
カスタムレポートの定義
クエリのレポートビューを作成するには、CreateReport ストアドプロシージャを使用できます。ストアドプロシージャを使用すると、ディメンションと指標を独自に組み合わせて、簡単に新しいビュー定義を生成できます。このストアドプロシージャを呼び出すと、新しいスキーマファイルが作成されます。このファイルは、他のビューと同様にクエリすることができます。
このストアドプロシージャは、入力として、ビュー名、指標名のカンマ区切りリスト、指標Id のカンマ区切りリスト、ディメンション名のカンマ区切りリスト、ディメンションId のカンマ区切りリスト、および出力フォルダを受け取ります。
新しいスクリプトファイルにアクセスするには、Location 接続プロパティを、このファイルを含むフォルダに設定する必要があります(出力フォルダの代わりにLocation を設定できます)。
以下に示すように、Metrics および Dimensions ビューをクエリして、指標とディメンションの ID を取得します。
SELECT Id, Name FROM Dimensions SELECT Id, Name FROM Metrics
例えば、デフォルトスキーマとともに新しいスキーマを使用するには、Location プロパティをインストールフォルダ内のdb サブフォルダに設定し、次の呼び出しを行います。
EXEC CreateReport Dimensions = 'Country, City', Metrics = 'PageViews, Visits', TableName = 'MyCustomReport'