接続の確立
接続プロファイルの設定
[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Adobe Analytics]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいAdobe Analytics 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。
Adobe Analytics への接続
Adobe Analytics に接続するには、GlobalCompanyId、およびRSID が識別される必要があります。デフォルトで、本製品 は自動的に会社とレポートスイートの識別を試みます。代わりに、会社とレポートスイートを明示的に指定することもできます。
Global Company Id
GlobalCompanyId はオプションの接続プロパティです。空のままにすると、本製品 が自動的にGlobal Company ID の検出を試みます。 Global Company ID を見つけるには:
- Swagger UI 上のusers/me エンドポイントのリクエストURL で見つけます。
- ユーザーエンドポイントを展開し、GET users/me ボタンをクリックします。
- [Try it out]ボタン ->[Execute]ボタンをクリックします。
- GlobalCompanyId 接続プロパティを、リクエストURL のusers/me エンドポイントの直前に表示されるGlobal Company ID に設定します。
Report Suite Id
RSID はオプションの接続プロパティです。設定されていない場合、ドライバーが自動的に検出を試みます。名前の横にある識別子とともにレポートスイートの完全なリストを取得するには、[管理者]->[レポートスイート]に進みます。
Adobe Analytics への認証
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth 統合またはサービスアカウント統合で認証できます。
ユーザーアカウント(OAuth)
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
NOTE: OAuth 経由のAdobe 認証では、2週間ごとにリフレッシュトークンを更新する必要があります。代わりにOAuthJWT を使用することを推奨します。
デスクトップアプリケーション
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムOAuth アプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下を設定して、接続してください。
- OAuthClientId(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に割り当てられたクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に割り当てられたクライアントシークレットに設定。
- CallbackURL(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に定義されたリダイレクトURI に設定。例:https://localhost:3333
サービスアカウント(JWT OAuth)
この方法で認証するには、AuthScheme をOAuthJWT に設定します。
サービスアカウントには、ブラウザによるユーザー認証が不要なサイレント認証があります。
このフローでは、アプリケーションを作成する必要があります。アプリの作成および認可については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。これでサービスアカウントにアクセス権があるAdobe Analytics データに接続できます。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
- OAuthClientId:アプリケーション設定のクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のクライアントシークレットに設定。
- OAuthJWTCertType:"PUBLIC_KEY_FILE" に設定。
- OAuthJWTCert:生成した.key ファイルのパスに設定。
- OAuthJWTCertPassword:.key ファイルのパスワードに設定。
- OAuthJWTIssuer:Adobe I / O コンソール統合からのOrganization ID に設定。形式はorg_ident@AdobeOrg です。Adobe I / O API へのアクセス用に設定された組織を識別します。
接続すると、本製品 はサービスアカウントでのOAuth フローを完了します。
接続プロパティ
最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。
接続の管理
Adobe Analytics への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。
関連項目
- データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
- Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Adobe Analytics データとやり取りする他の方法が見つかります。