接続の設定
コネクタのインストール 後、Adobe Analytics 内のデータのデータソースに接続して作成できます。
データソースの設定
データに接続するには、次の手順を実行してください:
- 接続 | To a Server で詳細をクリックします。
- Adobe Analytics by CData というデータソースを選択します。
- 接続に必要な情報を入力します。
- サインインをクリックします。
- 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。
Connection Builder の使用
connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。
Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。
- Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for Adobe Analytics フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
- また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。
Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。
Adobe Analytics への接続
Adobe Analytics に接続するには、GlobalCompanyId、およびRSID が識別される必要があります。デフォルトで、connector は自動的に会社とレポートスイートの識別を試みます。代わりに、会社とレポートスイートを明示的に指定することもできます。
Global Company Id
GlobalCompanyId はオプションの接続プロパティです。空のままにすると、connector が自動的にGlobal Company ID の検出を試みます。 Global Company ID を見つけるには:
- Swagger UI 上のusers/me エンドポイントのリクエストURL で見つけます。
- ユーザーエンドポイントを展開し、GET users/me ボタンをクリックします。
- [Try it out]ボタン ->[Execute]ボタンをクリックします。
- GlobalCompanyId 接続プロパティを、リクエストURL のusers/me エンドポイントの直前に表示されるGlobal Company ID に設定します。
Report Suite Id
RSID はオプションの接続プロパティです。設定されていない場合、ドライバーが自動的に検出を試みます。名前の横にある識別子とともにレポートスイートの完全なリストを取得するには、[管理者]->[レポートスイート]に進みます。
Adobe Analytics への認証
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth 統合またはサービスアカウント統合で認証できます。
ユーザーアカウント(OAuth)
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
NOTE: OAuth 経由のAdobe 認証では、2週間ごとにリフレッシュトークンを更新する必要があります。代わりにOAuthJWT を使用することを推奨します。
デスクトップアプリケーション
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムOAuth アプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下を設定して、接続してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。
- OAuthClientId(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に割り当てられたクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に割り当てられたクライアントシークレットに設定。
- CallbackURL(カスタムアプリのみ):アプリの登録時に定義されたリダイレクトURI に設定。例:https://localhost:3333
- connector はAdobe Analytics からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。
サービスアカウント(JWT OAuth)
この方法で認証するには、AuthScheme をOAuthJWT に設定します。
サービスアカウントには、ブラウザによるユーザー認証が不要なサイレント認証があります。
このフローでは、アプリケーションを作成する必要があります。アプリの作成および認可については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。これでサービスアカウントにアクセス権があるAdobe Analytics データに接続できます。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定。
- OAuthClientId:アプリケーション設定のクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のクライアントシークレットに設定。
- OAuthJWTCertType:"PUBLIC_KEY_FILE" に設定。
- OAuthJWTCert:生成した.key ファイルのパスに設定。
- OAuthJWTCertPassword:.key ファイルのパスワードに設定。
- OAuthJWTIssuer:Adobe I / O コンソール統合からのOrganization ID に設定。形式はorg_ident@AdobeOrg です。Adobe I / O API へのアクセス用に設定された組織を識別します。
接続すると、connector はサービスアカウントでのOAuth フローを完了します。
- connector に要求されるクレームセットでJWT を作成し、サインします。
- JWT はアクセストークンと交換されます。
- OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化されるようにします。
- トークンの期限が切れたときは、JWT を送り、新しいアクセストークンと交換します。
次のステップ
データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。