BugzillaDataSource の使用
BugzillaDataSource は、単一Web コントロールを使ってBugzilla への接続およびデータのクエリを可能にします。このコントロールをGridView やListBox などの他のコントロールに連結することにより、ASP.NET ページ上にBugzilla データの表示、編集、および保存が可能になります。また、Visual Studio のデザイナを使用して、コントロールの初期化、視覚的なクエリの作成、およびコントロールの連結のような操作が実現できます。さらに、ページコードからSQL コマンドも定義できます。以下では、GridView コントロールを使用してデータ連結を行う方法を説明します。
BugzillaDataSource を使用するには、ASP.NET プロジェクトでSystem.Data.CData.Bugzilla.Web.dll を参照する必要があります。
コードを記述してデータ連結を行うには
以下のコード例は、Bugzilla クエリの結果をASP.NET データグリッドに連結する方法を示します。BugzillaDataSource で使用するアセンブリを登録した後、GridView コントロールのDataSourceID フィールドの値をBugzillaDataSource コントロールのId フィールドに設定します。
<%@ Register Assembly="System.Data.CData.Bugzilla.Web" Namespace="System.Data.CData.Bugzilla" TagPrefix="cc1" %> ... <cc1:BugzillaDataSource Id="BugzillaDataSource1" runat="server" ConnectionString=" Url=http://<yourdomainname>/Bugzilla;APIKey=abc123;" SelectCommand="SELECT * FROM SampleTable_1 WHERE Column2 = 'Bob' LIMIT 10"></cc1:BugzillaDataSource> <asp:GridView DataSourceID="BugzillaDataSource1" runat="server"></asp:GridView>
デザイナを使用してデータ連結を行うには
Visual Studio のデザイナを使用してBugzillaDataSource をGridView コントロールに連結するには、次の手順を実行してください。
- ツールボックスのGridView コントロールをページにドラッグします。
- GridView コントロールのスマートタグをクリックします。
- [データソースの構成]をクリックします。これによりコントロールを設定するためのウィザードが起動します。
- 最初の画面で、ドロップダウンから任意の接続文字列を選択します。定義済みの接続文字列がない場合は、[新しい接続]ボタンをクリックして新しい接続文字列を作成するか、アプリケーションのWeb.config ファイル内に保存します。
- 次のステップでは、任意のSQL ステートメントまたはクエリを作成します。
データソースの構成が完了すると、連結したデータはGridView コントロールに表示されます。