ODBC Driver for SAP ERP

Build 24.0.8963

Windows DSN の構成

Microsoft [ODBC データソースアドミニストレーター]の使用

Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN 設定を編集できます。DSN はインストールプロセス中に作成されることに注意してください。

DSN 設定を編集するには、次の手順を実行してください。

  1. スタート -> 検索 を選択し、検索ボックスにODBC データソース と入力します。
  2. アプリケーションのビット数(32-bit または64-bit)に対応するODBC アドミニストレーターのバージョンを選択してください。
  3. システムDSN タブをクリックします。
  4. システムデータソースを選択して構成をクリックします。
  5. 接続タブの情報を編集してOK をクリックします。

Note: .NET Framework 4.0 の場合、本製品 はMicrosoft Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージを配布します。.NET Framework 3.5 の場合、本製品 はMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージを配布します。

レジストリへのアクセスの確保

本製品 は、接続情報をWindows レジストリに保存します。本製品 がレジストリに書き込みできるようにするには、以下のいずれかの操作を実行します。

  1. 呼び出すアプリケーションを管理者として実行する。
  2. システムDSN 経由ではなく、ユーザーDSN 経由で接続する。

RFC API との接続

CData ODBC Driver for SAP ERP はSAP RFC インターフェースを使用してSAP システムに接続します。ConnectionType は接続に使用するRFC API を指定します。

接続するには、RFC API に対応するSAP ライブラリの入手が必要です。

必須RFC

CData ODBC Driver for SAP ERP が使用するRFC は次のとおりです。以下にリストされているものが利用できない場合、一部またはすべての機能が動作しない可能性があります。 T-Code SE37 を使用すると、SAP で利用可能な汎用モジュールを表示できます。

  • DDIF_FIELDINFO_GET
  • RFC_GET_FUNCTION_INTERFACE
  • RFC_GET_STRUCTURE_DEFINITION
  • RFC_GET_SYSTEM_INFO
  • RFC_GET_UNICODE_STRUCTURE
  • RFC_READ_TABLE
  • SLDAG_CHECK_FOR_UNICODE

SAP ERP への接続

接続するには以下を設定します。

  • Host:ターゲットシステムのホスト名。ホスト名はホストファイルに定義されている通常のホスト名、123.123.123.123 のようなIP アドレス、または"/H/hostname/S/port/H/host/S/port/ ..." のようなSAProuter アドレスにすることができます。
  • User:SAP システムに認証しているユーザー。
  • Password:SAP システムへの認証に使われるパスワード。
  • Client:SAP システムに認証しているクライアント。
  • SystemNumber:ターゲットシステムが定義される番号。
  • Language:SAP ERP へのログインに使用するISO 639-1 言語コード。デフォルトは"EN" です。

Host マシンとは別のマシンに接続するには、Host を以下に置き換えます。

  • GatewayHost:接続先のゲートウェイホスト。指定されない場合は、プロバイダーはHost によって指定されたSAP システムへの接続を試みます。
  • GatewayService:接続先のゲートウェイサービス。指定されない場合は、SAP システムはデフォルトの"sapgw##" を使用します。"##" はSystemNumber です。

分散システム、または別の構成のシステムに接続するには、データアクセスのファインチューニング を参照してください。

証明書

CData ODBC Driver for SAP ERP はユーザーとパスワードの認証に加え、証明書認証にも対応しています。証明書認証を使用するには、PEM 形式のX509 証明書を含むファイルを指すか、SAP ログオン時の認証に直接使用されるPEM blob を指すように、X509Certificate 接続プロパティを設定します。 X509Certificate の設定の他に、適切なSNC 接続プロパティの指定が必要です。 SNC 接続プロパティはデータアクセスのファインチューニング に記載されています。

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