AutoCache
SELECT クエリの結果を、 CacheLocation 、または CacheConnection と CacheProvider の両方で指定されたキャッシュデータベースに自動的にキャッシュします。
データ型
bool
デフォルト値
false
解説
AutoCache がtrue に設定されていると、本製品 はテーブルデータのキャッシュを選択したデータベースに自動的に保存します。デフォルトでは、本製品 はキャッシュをインクリメンタル更新します。前回の実行からの時間がCacheTolerance を超えた場合は、最後のSELECT クエリが実行された後の変更のみを取得します。キャッシュが更新された後、キャッシュデータに対してクエリが実行されます。
キャッシュデータベースの設定
AutoCache がtrue の場合、本製品 はシンプルなファイルベースストアにキャッシュします。次のプロパティを使って、場所またはキャッシュを別のデータベースに構成できます。
- CacheLocation:ファイルストアへのパスを指定します。
- CacheProvider およびCacheConnection:ドライバーをデータベースと接続文字列に指定します。
関連項目
- CacheTolerance:このプロパティはキャッシュ内の失効データに対する許容範囲を制御します。
- CacheMetadata:このプロパティは、SAP ERP メタデータから取得したテーブルスキーマを永続化することによって、ネットワークを横断するメタデータの量を減らします。メタデータは、すべての接続で取得する必要はなく、一度取得するだけです。
- REPLICATE ステートメント:AutoCache をtrue にしてSELECT ステートメントを実行すると、本製品 は内部的にREPLICATE ステートメントを呼び出します。REPLICATE ステートメントは、最初にキャッシュされたテーブルを削除するのではなく、インクリメンタル更新を有効にします。
- 明示的なデータのキャッシュ:このセクションでは、AutoCache をOffline で使用する例をさらに示します。
- CACHE ステートメント:CACHE ステートメントを使って、SELECT クエリを永続化し、キャッシュを管理(例えば、スキーマのリフレッシュ)ができます。