データの変更
CData JDBC Driver for Microsoft Excel はINSERT、UPDATE、およびDELETE をサポートしています。詳細は以下のとおりです。
更新および削除
更新および削除では、RowId カラムを指定して、単一の行を一意に識別する必要があります。
式を挿入するには、式の使用 を参照してください。
挿入
名前付き範囲に挿入するなど、シートの任意の場所に新しい行を挿入できます。
行の追加
INSERT ステートメントを使用すると、スプレッドシートに新しい行を追加できます。Header プロパティをTrue に設定した場合は、カラムヘッダーに基づいて挿入できます。Header プロパティをfalse に設定した場合は、セル名(A、B、C など)を使用して各行を挿入する必要があります。挿入された行は、シートの最後に追加されます。この新しい行には、Excel シート内の位置に基づいてRowId が割り当てられます。セル範囲の最後に行を挿入することもできます。それには、行の挿入時にテーブル名の中で範囲を使用します。
INSERT INTO Sheet1#C1:D5 (A, B) VALUES ('Brian', '30')上のコードは、範囲の最後(セルC6とセルD6)にBrian と30 を追加します。
行の挿入
Excel シートの中ほどに行を挿入したい場合もあります。本製品 では、行番号を特定するRowId を指定してINSERT コマンドを使用することで、これを行うことができます。INSERT クエリでRowId を指定すると、本製品 は、指定された行番号の位置に行を追加します。指定された行番号の位置以下にあるすべての行が1行下に移動し、それらのRowId が1つインクリメントされます。次に例を示します。INSERT INTO Sheet1 (RowId, A, B) VALUES (5, 'Brian', '30')上のコードは、セルA5とセルB5にBrian と30を挿入します。行5以下にある既存のデータは、1行下がります。
名前付き範囲への行の追加
名前付き範囲の最後に行を挿入することもできます。それには、RowId を指定せずに範囲名のテーブルに行を挿入します。下のコードは、名前付き範囲SALES の最後に新しい行を追加します。挿入された行も範囲に入るように、名前付き範囲の定義が拡張されます。INSERT INTO SALES (Year, Category, Total) VALUES (1997, 'Beverage', 30000)