ADO.NET Provider for Microsoft Excel

Build 24.0.9062

式の使用

Excel 式は、スプレッドシートが開かれたときに再計算されます。本製品 には、よく使用されるExcel 式のほとんどをネイティブに計算できる式エンジンが含まれます。本製品 は、以前の計算の状態をスプレッドシートに格納し、それを使用して、再計算が必要になるタイミングを効率的に選択します。

式の再計算

Recalculate プロパティを使用して、式の計算が必要かどうかを制御できます。いくつかの式を含むスプレッドシートからデータを読み取り、それらの式の結果が最新ではない可能性があることがわかっている場合は、Recalculate をTrue に設定する必要があります。あるセルの値が計算されると、スプレッドシートの値も更新されます。これは、再計算の回避に役立ちます。

式セルの計算は、処理時間を増大させる可能性があります。スプレッドシートが最後に再計算されてから変更されていない場合は、計算を省略し、式セルの以前の計算値を単純に読み取ることもできます。再計算を省略するには、Recalculate をFalse に設定します。セルを単に挿入または更新するためにスプレッドシートを開き、何も読み取らない場合も、式の計算を省略することができます。

式の挿入

本製品 では、セルに式を挿入できます。AllowFormula 接続文字列プロパティをtrue に設定した場合、等号('=')から始まる挿入文字は、式として扱われます。 例えば、次のコードは、B 列にセルB1:B5 を合計する式を挿入します。
INSERT INTO Excel_Sheet (A, B) VALUES ('Bill', '=SUM(B1:B5)')

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