CData Sync App は、Microsoft Excel データをデータベース、データレイク、またはデータウェアハウスに継続的にパイプライン化する簡単な方法を提供し、分析、レポート、AI、および機械学習で簡単に利用できるようにします。
Microsoft Excel コネクタはCData Sync アプリケーションから使用可能で、Microsoft Excel からデータを取得して、サポートされている任意の同期先に移動できます。
CData Sync App は、Microsoft Excel ストリーミング専用です。
このストリームファイルのコンテンツには、リモートで保存されたMicrosoft Excel ファイルに関連するファイル名やフォルダ名などのメタデータはすべて含まれていません。
ファイルのメタデータとファイルの実際のコンテンツの両方にアクセスする必要がある場合は、CData Sync App は、Microsoft Excel ファイルがリモートで格納されているサービスの関連ファイルシステムドライバーと併せて使用する必要があります。
以下のファイルシステムドライバーが利用可能です。
保存されているMicrosoft Excel ファイルメタデータに接続するための設定方法については、関連するCData ファイルシステムドライバーのドキュメントを参照してください。
Sync App アプリケーションの接続 ページに移動し、接続の追加 パネルで対応するアイコンを選択して、Microsoft Excel への接続を作成します。Microsoft Excel アイコンが利用できない場合は、Add More アイコンをクリックしてCData サイトからMicrosoft Excel コネクタをダウンロードおよびインストールします。
必須プロパティは[設定]タブにリストされています。[Advanced]タブには、通常は必要ない接続プロパティが表示されます。
CData Sync App を使用すると、ローカルおよびリモートのExcel リソースに接続できます。データソースへの接続に必要なプロパティに加えて、URI プロパティをExcel リソースの場所に設定します。
クラウド上のファイルをINSERT、UPDATE、DELETE する必要がある場合は、そのクラウドサービスに対応するCData Sync App をダウンロードし(ストアドプロシージャでサポートされています)、ローカルファイルの対応するSync App に変更を加え、そのクラウドソース用のストアドプロシージャを使ってファイルをアップロードできます。
例えば、SharePoint 上に格納されたファイルをアップデートしたい場合、CData SharePoint Sync App のDownloadDocument プロシージャを使用してMicrosoft Excel ファイルをダウンロードし、CData Microsoft Excel Sync App でローカルのMicrosoft Excel ファイルをアップデートして、最後にSharePoint Sync App のUploadDocument プロシージャを使って変更されたファイルをSharePoint にアップロードできます。
URI 接続プロパティの先頭にある一意の接頭辞は、Sync App が対象とするクラウドデータストアを識別するために使用され、残りのパスは目的のフォルダ(1ファイルにつき1テーブル)または単一ファイル(単一テーブル)への相対パスとなります。
Amazon S3 に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Amazon S3 でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Amazon S3 への接続 を参照してください。
Azure Blob Storage に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Amazon Blob Storage でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Azure Blob Storage への接続 を参照してください。
Azure Data Lake Storage に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Azure Data Lake Storage でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Azure Data Lake Storage への接続 を参照してください。
接続するには次のプロパティを設定します。
Azure アクセスキーまたはAzure 共有アクセス署名のいずれかで認証できます。次のいずれか1つを設定してください。
Box に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Box でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Box への接続 を参照してください。
Dropbox に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Dropbox でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Dropbox への接続 を参照してください。
Sync App は、FTP サーバーへのプレーンテキスト接続およびSSL/TLS 接続の両方をサポートします。
次の接続プロパティを設定して接続します。
Google Cloud Storage に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Google Cloud Storage でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Google Cloud Storage への接続 を参照してください。
Google Drive に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
Google Drive でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、Google Drive への接続 を参照してください。
HDFS に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
HDFS データソースへの接続に使用できる認証方法は、匿名認証とKerberos 認証の2つがあります。
匿名認証
状況によっては、認証接続プロパティなしでHDFS に接続できます。 そのためには、AuthScheme プロパティをNone(デフォルト)に設定します。
Kerberos を使用した認証
認証資格情報が必要な場合、認証にKerberos を使用することができます。 Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。
HTTP streams に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
HTTP Streams でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、HTTP Streams への接続 を参照してください。
IBM Cloud Object Storage に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
IBM Cloud Object Storage でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、IBM Object Storage への接続 を参照してください。
OneDrive に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
OneDrive でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、OneDrive への接続 を参照してください。
HMAC で認証するには、次のプロパティを設定します。
SFTP に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
SFTP でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、SFTP への接続 を参照してください。
SharePoint Online に格納されているMicrosoft Excel リソースを識別するために以下を設定します。
SharePoint Online でホストされているExcel ファイルへの接続および認証について詳しくは、SharePoint Online への接続 を参照してください。
[接続]セクションのURI には、有効なExcel ファイルを設定する必要があります(ファイルパスを含む)。Sync App は、Excel 2007以降で使用されるOffice Open XML 形式をサポートします。
その後、ワークブック内のスプレッドシートと範囲に対して、SELECT、INSERT、UPDATE、およびDELETE ステートメントを実行できます。テーブルとしてのスプレッドシートデータへのクエリについての詳細は、Excel 操作 を参照してください。
IAM ユーザーの認証情報を取得するには、以下の手順に従ってください。
AWS ルートアカウントの認証情報を取得するには、以下の手順に従ってください。
データへの接続には、以下を設定してください。
Microsoft Excel への接続に使用できる認証方法は、以下を含めいくつかあります。
アカウントのルートクレデンシャルで認証するには、次を設定します。
Note: この認証スキームの使用は、簡単なテスト以外ではAmazon では推奨されていません。アカウントのルート認証情報はユーザーの完全な権限を持つため、これが最も安全性の低い認証方法になります。
EC2 インスタンスからSync App を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、 認証にIAM ロールを使用できます。これを行うには、次のプロパティを設定して認証します。
認証にIAM ロールも使用している場合は、さらに以下を指定する必要があります。
IMDSv2 サポート
Microsoft Excel Sync App は、IMDSv2 をサポートしています。IMDSv1 とは異なり、新バージョンでは認証トークンが必須です。エンドポイントおよびレスポンスは、両バージョンで同じです。 IMDSv2 では、Microsoft Excel Sync App はまずIMDSv2 メタデータトークンの取得を試み、それを使用してAWS メタデータエンドポイントを呼び出します。トークンを取得できない場合、Sync App はIMDSv1 を使用します。
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。
AWS ロールとして認証するには、次を設定します。
Note: AWS ルートユーザーのAWSAccessKey およびAWSSecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。
AuthScheme をADFS に設定します。次の接続プロパティを設定する必要があります。
ADFS への認証には、次のSSOProperties が必要です。
AuthScheme=ADFS;User=username;Password=password;SSOLoginURL='https://sts.company.com';SSOProperties='RelyingParty=https://saml.salesforce.com';
ADFS 統合フローは、現在ログインしているWindows ユーザーの認証情報で接続していることを示します。 ADFS 統合フローを使うには、User およびPasswordを指定せず、それ以外は上記ADFS ガイドの手順と同じです。
AuthScheme をOkta に設定します。Okta を介した認証には、次の接続プロパティを使用します。
Okta を使用して認証するためには、SSOProperties 入力パラメータの組み合わせを使用する必要があります。それ以外の場合、これらの値を設定する必要はありません。
SSOProperties に、必要に応じて以下の入力パラメータを設定します。
接続文字列の例:
AuthScheme=Okta;SSOLoginURL='https://example.okta.com/home/appType/0bg4ivz6cJRZgCz5d6/46';User=oktaUserName;Password=oktaPassword;
AuthScheme をPingFederate に設定します。次の接続プロパティを設定する必要があります。
追加で次のSSOProperties を使って、SSOLoginURL 用の相互SSL 認証(WS-Trust STS エンドポイント)の設定が可能です。
authScheme=pingfederate;SSOLoginURL=https://mycustomserver.com:9033/idp/sts.wst;SSOExchangeUrl=https://us-east-1.signin.aws.amazon.com/platform/saml/acs/764ef411-xxxxxx;user=admin;password=PassValue;AWSPrincipalARN=arn:aws:iam::215338515180:saml-provider/pingFederate;AWSRoleArn=arn:aws:iam::215338515180:role/SSOTest2;
多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、以下を指定して認証してください。
一時的な認証情報の有効期間(デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを設定することで制御できます。
一時クレデンシャルで認証するには、次を設定します。
Sync App は、一時クレデンシャルの有効期間中、長期的な認証情報(IAM ユーザー認証情報など)によって提供されるものと同じ権限を使用してリソースをリクエストできるようになりました。
認証にIAM ロールも使用している場合は、さらに以下を指定する必要があります。
認証にはクレデンシャルファイルを使用することができます。AccessKey/SecretKey 認証、一時クレデンシャル、ロール認証、またはMFA に関連するすべての設定が使用できます。 これを行うには、次のプロパティを設定して認証します。
AuthScheme をAzureAD に設定します。AzureAD への接続には、以下の接続プロパティを使用します。
この構成には、2つのAAD アプリケーションが必要であることに注意してください:シングルサインオンに使用される"Microsoft Excel" アプリケーションと、"Microsoft Excel" アプリケーションに対するuser_impersonation 権限を持つ別の"コネクタ" アプリケーションです。 OAuth 接続プロパティも指定する必要があります。
AzureAD への認証には、以下のSSOProperties を使用します。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme=AzureAD;OAuthClientId=3ea1c786-d527-4399-8c3b-2e3696ae4b48;OauthClientSecret=xxx;CallbackUrl=https://localhost:33333;SSOProperties='Resource=https://signin.aws.amazon.com/saml;AzureTenant=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx';
AzureBlob ユーザーの認証情報を取得するには、以下の手順に従ってください。
ユーザーを識別するために、AzureAccessKey 接続プロパティをAzure Blob に紐づいているアクセスキーに設定します。
Azure AD ユーザー、MSI 認証、またはAzure サービスプリンシパルでAzure Blob Storage を認証できます。
Azure アクセスキーまたはOAuth 認証のいずれかでAzure AD アカウントを認証できます。
方法1:ストレージアカウントおよびアクセスキー
Azure アクセスキーで認証するには、以下のように設定します。
方法2:OAuth
OAuth で認証するには、以下のように設定します。
Azure Blob Storage のアクセス許可を持つAzure VM で接続する場合は、以下を設定します。
クライアントシークレットではなくサービスプリンシパルで認証したい場合は、クライアント証明書で認証できます。認証するには以下のように設定します。
Azure AD ユーザー、MSI 認証、またはAzure サービスプリンシパルでAzure Data Lake Storage を認証できます。
Azure アクセスキーまたはOAuth 認証のいずれかでAzure AD アカウントを認証できます。
方法1:ストレージアカウントおよびアクセスキー
Azure アクセスキーで認証するには、以下のように設定します。
方法2:OAuth
OAuth で認証するには、以下のように設定します。
Azure Data Lake Storage に接続するアクセス許可を持つAzure VM で接続する場合は、以下を設定します。
クライアントシークレットではなくサービスプリンシパルで認証したい場合は、クライアント証明書で認証できます。
Box への接続には、OAuth 認証標準を使用します。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープをSync App に許可するには、サービスアカウントが必要です。下記で説明するとおり、Sync App はこれらの認証フローをサポートします。
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
Web アプリケーション経由で接続する場合は、Box にカスタムOAuth アプリを登録する必要があります。それからSync App を使用してOAuth トークンの値を取得および管理します。詳しくは、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。
OAuth アクセストークンの取得
次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。
続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。CallbackURL インプットをアプリ設定で指定したリダイレクトURI に設定します。ストアドプロシージャがOAuth エンドポイントのURL を返します。
アクセストークンとリフレッシュトークンを取得した後、データに接続し、OAuth アクセストークンを自動または手動でリフレッシュすることが可能です。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ
Sync App がOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、最初のデータ接続で次のように設定します。
OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ
データ接続時に手動でOAuth アクセストークンをリフレッシュするために必要な値は、OAuth リフレッシュトークンのみです。 RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用して、GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後に手動でOAuthAccessToken をリフレッシュし、次の接続プロパティを設定します。
次に、RefreshOAuthAccessToken を呼び出し、OAuthRefreshToken にGetOAuthAccessToken によって返されたOAuth リフレッシュトークンを指定します。新しいトークンが取得できたら、OAuthAccessToken プロパティにRefreshOAuthAccessToken によって返された値を設定し、新しい接続をオープンします。
最後に、OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。
この方法で認証するには、AuthScheme をOAuthJWT に設定します。
サービスアカウントには、ブラウザによるユーザー認証なしのサイレント認証があります。また、サービスアカウントを使用して、エンタープライズ全体のアクセススコープをSync App に委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。アプリの作成および認可については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。これでサービスアカウントにアクセス権があるBox データに接続できます。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
以下の場合はユーザー自身のOAuth アプリケーションクレデンシャルを選択できます。
次の手順に従ってOAuth アプリケーションを作成しプライベートキーを生成します。その後サービスアカウントを認証します。
エンタープライズ管理コンソール でアプリケーションを認可します。アプリ -> カスタムアプリマネージャ -> アプリの追加に移動します。[アプリの追加]モーダルウィンドウで、クライアントId を入力し次へをクリックしてアプリを識別および検証します。
Note:JWT アクセススコープを変更する場合は、エンタープライズ管理コンソールでアプリケーションを再認可する必要があります。メインメニューのアプリ をクリックし、JWT アプリケーション名の横にある省略記号ボタンを選択します。メニューのReauthorize App を選択します。
Dropbox はOAuth 認証標準を利用しています。
CData の埋め込みOAuth アプリを使うか、カスタムOAuth アプリの作成 のどちらかを選択してください。
Web アプリケーション経由で接続する場合は、Dropbox にカスタムOAuth アプリを登録する必要があります。それからSync App を使用してOAuth トークンの値を取得および管理します。詳しくは、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。
OAuth アクセストークンの取得
次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。
続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。CallbackURL インプットをアプリ設定で指定したリダイレクトURI に設定します。ストアドプロシージャがOAuth エンドポイントのURL を返します。
アクセストークンとリフレッシュトークンを取得した後、データに接続し、OAuth アクセストークンを自動または手動でリフレッシュすることが可能です。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ
Sync App がOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、最初のデータ接続で次のように設定します。
OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ
データ接続時に手動でOAuth アクセストークンをリフレッシュするために必要な値は、OAuth リフレッシュトークンのみです。 RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用して、GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後に手動でOAuthAccessToken をリフレッシュし、次の接続プロパティを設定します。
次に、RefreshOAuthAccessToken を呼び出し、OAuthRefreshToken にGetOAuthAccessToken によって返されたOAuth リフレッシュトークンを指定します。新しいトークンが取得できたら、OAuthAccessToken プロパティにRefreshOAuthAccessToken によって返された値を設定し、新しい接続をオープンします。
最後に、OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。
以下の場合はユーザー自身のOAuth アプリケーションクレデンシャルを選択できます。
Microsoft Excel のアプリ設定でこれ以上値を指定する必要はありません。
ProjectId プロパティを接続するプロジェクトのId に設定します。
Sync App は、認証にユーザーアカウントおよびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。
以下のセクションでは、Google Cloud Storage の利用可能な認証スキームについて説明します。
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムOAuth アプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。
認証に関する2つの方法の違いは、カスタムOAuth アプリケーションを使用する場合に、2つの接続プロパティを追加で設定する必要があることだけです。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
OAuth アクセストークンの取得
次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。
続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
アクセストークンとリフレッシュトークンを取得すると、データに接続し、OAuth アクセストークンを自動または手動でリフレッシュすることができるようになります。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ
ドライバーがOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、最初のデータ接続で次のように設定します。
OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ
データ接続時に手動でOAuth アクセストークンをリフレッシュするために必要な値は、OAuth リフレッシュトークンのみです。
GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後に、RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用し、手動でOAuthAccessToken をリフレッシュします。次の接続プロパティを設定します。
次に、RefreshOAuthAccessToken を呼び出し、OAuthRefreshToken にGetOAuthAccessToken によって返されたOAuth リフレッシュトークンを指定します。新しいトークンが取得できたら、OAuthAccessToken プロパティにRefreshOAuthAccessToken によって返された値を設定し、新しい接続をオープンします。
最後に、OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。
オプション1:Verifier code を取得および交換
Verifier code を取得するには、OAuth Authorization URL で認証する必要があります。
インターネットブラウザに対応したマシンから認証してOAuthVerifier 接続プロパティを取得する方法は次のとおりです。
ヘッドレスマシンでは、次の接続プロパティを設定してOAuth 認証値を取得します。
OAuth 設定ファイルが生成されたら、以下のように接続プロパティをリセットする必要があります。
オプション2:OAuth 設定を転送
ヘッドレスマシンでの接続に先立ち、インターネットブラウザに対応したデバイスでドライバとの接続を作成し、インストールする必要があります。上述の「デスクトップアプリケーション」の説明に従って、接続プロパティを設定します。
「デスクトップアプリケーション」の手順が完了すると、生成された認証値は、OAuthSettingsLocation で指定されたパスに暗号化されて書き込まれます。デフォルトのファイル名はOAuthSettings.txt です。
接続が正常にテストされたら、OAuth 設定ファイルをヘッドレスマシンにコピーします。
ヘッドレスマシンで、次の接続プロパティを設定し、データに接続します。
GCP 仮想マシン上で実行している場合は、Sync App は仮想マシンに関連付けられたサービスアカウントを使用して認証できます。 このモードを使用するには、AuthScheme をGCPInstanceAccount に設定します。
以下の場合はユーザー自身のOAuth アプリケーションクレデンシャルを選択できます。
以下の手順でカスタムOAuth アプリケーションを作成します。
Sync App は、認証にユーザーアカウントおよびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。
以下のセクションでは、Google Drive の利用可能な認証スキームについて説明します。
AuthScheme は、すべてのユーザーアカウントフローでOAuth に設定する必要があります。
OAuth アクセストークンの取得
次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。
続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
アクセストークンとリフレッシュトークンを取得すると、データに接続し、OAuth アクセストークンを自動または手動でリフレッシュすることができるようになります。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ
ドライバーがOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、最初のデータ接続で次のように設定します。
OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ
データ接続時に手動でOAuth アクセストークンをリフレッシュするために必要な値は、OAuth リフレッシュトークンのみです。
GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後に、RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用し、手動でOAuthAccessToken をリフレッシュします。次の接続プロパティを設定します。
次に、RefreshOAuthAccessToken を呼び出し、OAuthRefreshToken にGetOAuthAccessToken によって返されたOAuth リフレッシュトークンを指定します。新しいトークンが取得できたら、OAuthAccessToken プロパティにRefreshOAuthAccessToken によって返された値を設定し、新しい接続をオープンします。
最後に、OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。
GCP 仮想マシン上で実行している場合は、Sync App は仮想マシンに関連付けられたサービスアカウントを使用して認証できます。 このモードを使用するには、AuthScheme をGCPInstanceAccount に設定します。
Sync App は次のOAuth 認証フローを行います。
OAuth フローでは認証するユーザーにブラウザでGoogle との通信を要求します。下記で説明するとおり、Sync App はさまざまな方法でこれをサポートします。
接続すると、Sync App はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。Sync App がOAuth プロセスを完了します。
Web アプリケーションから接続する場合、またはSync App にブラウザウィンドウを開く権限がない場合は、verifier code とアクセストークンを交換する必要があります。
始めるには、Google にOAuth アプリを登録して次の接続プロパティを設定します。
アプリを登録してOAuthClientId およびOAuthClientSecret を設定したら、verifier code をアクセストークンと交換できます。
OAuth エンドポイントにログインして、アプリケーションを認可します。コールバックURL 経由でリダイレクトされます。
verifier code は"Code" と名付けられたクエリ文字列パラメータとして、コールバックURL に追加されます。verifier code を取り出します。
このOAuth フローのサービスアカウントを使って、ユーザーもしくはドメインの代わりにGoogle API にアクセスすることができます。ドメイン管理者はドメイン全体のアクセスをサービスアカウントに委任することができます。
サービスアカウントフローを完了させるには、Google API Console で秘密キーを生成します。サービスアカウントフローにおいて、Sync App はOAuthAccessToken へのJSON Web Token (JWT) を交換します。秘密キーはJWT の署名に必要です。OAuthAccessToken が認証し、Sync App はサービスアカウントと同じアクセス許可が与えられます。
下記の手順に従って、秘密キーを生成しアプリケーションのクレデンシャルを取得します。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
AuthScheme:Basic に設定。
AuthScheme:Digest に設定。
AuthScheme:OAuth に設定。
AuthScheme:OAuthJWT に設定。
AuthScheme:OAuthPassword に設定。
AuthScheme:OAuthClient に設定。
AuthScheme:OAuthPKCE に設定。
IBM Cloud アカウントにCloud Object Storage がまだない場合は、以下の手順に従ってアカウントにSQL Query のインスタンスをインストールできます。
IBM Cloud Object Storage に接続するにはApiKey が必要です。これは次のようにして取得できます。
HMAC またはOAuth のいずれかを使用して、IBM Cloud Object Storage への認証ができます。
次のプロパティを設定して認証します。
ConnectionType=IBM Object Storage Source;URI=ibmobjectstorage://bucket1/folder1; AccessKey=token1; SecretKey=secret1; Region=eu-gb;
OAuth 認証を使用して認証するには以下を設定します。
ConnectionType=IBM Object Storage Source;URI=ibmobjectstorage://bucket1/folder1; ApiKey=key1; Region=eu-gb; AuthScheme=OAuth; InitiateOAuth=GETANDREFRESH;
接続すると、Sync App がOAuth プロセスを完了します。
Microsoft Excel はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得する必要があります。
SSHAuthMode:None に設定。
SSHAuthMode:Password に設定。
SSHAuthMode:Public_Key に設定。
サービスプロバイダ | Okta | OneLogin | ADFS | AzureAD |
Amazon S3 | Y | Y | Y | |
Azure Blob Storage | ||||
Azure Data Lake Store Gen1 | ||||
Azure Data Lake Store Gen2 | ||||
Azure Data Lake Store Gen2 with SSL | ||||
Google Drive | ||||
OneDrive | ||||
Box | ||||
Dropbox | ||||
SharePoint Online SOAP | Y | Y | Y | |
SharePoint Online REST | ||||
Wasabi | ||||
Google Cloud Storage | ||||
Oracle Cloud Storage | ||||
Azure File |
Azure AD の設定
この構成の背景にあるメインテーマはOAuth 2.0 On-Behalf-Of flow です。 これにはAzure AD アプリケーションが2つ必要です。
"Azure AD テストユーザーの割り当て" の手順は、ユーザーを割り当てる際にAWS ロールを選択できるように、プロビジョニング後まで保存しておきます。
CData ドライバーの共通プロパティ
次のSSOProperties がAzure Active Directory への認証に必要です。すべてのサービスプロバイダーに指定する必要があります。
OAuth 2.0 On-Behalf-Of フローからSSO SAML レスポンスを取得するので、次のOAuth 接続プロパティを指定する必要があります。
Amazon S3
Amazon S3 サービスプロバイダーに接続するときは、共通プロパティに加えて、次のプロパティを指定する必要があります。
AuthScheme=AzureAD;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=d593a1d-ad89-4457-872d-8d7443aaa655;OauthClientSecret=g9-oy5D_rl9YEKfN-45~3Wm8FgVa2F;SSOProperties='Tenant=94be7-edb4-4fda-ab12-95bfc22b232f;Resource=https://signin.aws.amazon.com/saml;';AWSRoleARN=arn:aws:iam::2153385180:role/AWS_AzureAD;AWSPrincipalARN=arn:aws:iam::215515180:saml-provider/AzureAD;
OneLogin の設定
特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。
SharePoint SOAP
以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。
AuthScheme='OneLogin';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';
Okta の設定
特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。
SharePoint SOAP
以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。
AuthScheme='Okta';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';
Amazon S3
以下のプロパティは、Amazon S3サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。
AuthScheme=Okta;User=OktaUser;Password=OktaPassword;SSOLoginURL='https://{subdomain}.okta.com/home/amazon_aws/0oan2hZLgQiy5d6/272';
ADFS の設定
特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。
SharePoint SOAP
以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。
AuthScheme='ADFS';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';
Amazon S3
以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。
AuthScheme=ADFS;User=username;Password=password;SSOLoginURL='https://sts.company.com';ADFS 統合
ADFS 統合フローでは、現在ログインしているWindows ユーザーの資格情報で接続します。 ADFS 統合フローを使用するには、User およびPassword を指定せず、それ以外の設定は上記のADFS ガイドと同じステップを実行してください。
以下の接続文字列を使用して、Sync App が検出するテーブルや戻り値、その他のデータアクセスの側面を設定します。
DefineTables="Table1=Sheet1!A1:N25,Table2=Sheet2!C3:M53"
Sync App は、シート内の名前付き範囲を自動的に検出し、それらをテーブルとしてレポートします。また、FROM 句で範囲を指定することもできます。
SELECT * FROM Excel_Sheet#A5:F*
このセクションでは、Kerberos でMicrosoft Excel に認証する方法を説明します。
Kerberos を使用してMicrosoft Excel に認証するには、次のプロパティを設定します。
次のオプションのいずれかを使用して、必要なKerberos チケットを取得できます。
このオプションを使用すると、MIT Kerberos チケットマネージャーまたはkinit コマンドを使ってチケットを取得できます。このオプションでは、User またはPassword 接続プロパティを設定する必要はないことに注意してください。
KRB5CCNAME 環境変数を設定する代わりに、KerberosTicketCache プロパティを使用してファイルパスを直接設定できます。 設定すると、Sync App は指定されたキャッシュファイルを使用してMicrosoft Excel に接続するためのKerberos チケットを取得します。
KRB5CCNAME 環境変数が設定されていない場合、Keytab ファイルを使用してKerberos チケットを取得できます。これを行うには、User プロパティを目的のユーザー名に設定し、KerberosKeytabFile プロパティをユーザーに関連付けられたキータブファイルを指すファイルパスに設定します。
KRB5CCNAME 環境変数およびKerberosKeytabFile プロパティの両方が設定されていない場合、ユーザーとパスワードの組み合わせを使用してチケットを取得できます。これを行うには、User およびPassword プロパティを、Microsoft Excel での認証に使用するユーザー / パスワードの組み合わせに設定します。
より複雑なKerberos 環境では、複数のレルムおよびKDC サーバーが使用されるクロスレルム認証が必要になる場合があります(例えば、1つのレルム / KDC がユーザー認証に使用され、別のレルム / KDC がサービスチケットの取得に使用される場合)。
このような環境では、KerberosRealm およびKerberosKDC プロパティをユーザー認証に必要な値に設定します。また、KerberosServiceRealm およびKerberosServiceKDC プロパティを、 サービスチケットの取得に必要な値に設定します。
Excel ワークシートの構成はさまざまです。Sync App には、さまざまな構成方法に基づいてデータを選択するための設定が用意されています。
SELECT RowId, Name, Item, Quantity, Amount FROM Sheet1 WHERE Amount > '50'上のクエリは、スプレッドシートの最初の行に列名RowId、Name、Quantity、およびAmount があることを前提としています。スプレッドシートに、選択した列より多くの列があってもかまいません。また、列の順序は任意です。
SELECT A, B, C, D FROM Sheet1 WHERE D > '50'
ヘッダーカラムが設定されてなく、方向が水平方向の場合、列名はR1、R2、R3 などとなります。
SELECT R1, R2, R3 FROM Sheet1 WHERE R2 > '50'
SELECT * FROM Excel_Sheet#A1:E5In case the sheet name contains a quote, if you want to select only a range, the correct Excel syntax involves using an extra quote as an escape character and enclosing the full sheet name with quotes. For example the following command will select the range of cells between A1 and E5 for the sheet named Excel'Sheet:
SELECT * FROM ['Excel''Sheet'#A1:E5]また、範囲の終了セルにワイルドカード*)を使用することもできます。次のような範囲 '#A5:F*'、 '#A5:*20'、および '#A5:**' がサポートされます。例えば、次のコマンドは、A5と列F の間のセル範囲(スプレッドシートの最後の行まで)を選択します。
SELECT * FROM Excel_Sheet#A5:F*
SELECT * FROM SALES
CData Sync App はINSERT、UPDATE、およびDELETE をサポートしています。詳細は以下のとおりです。
更新および削除では、RowId カラムを指定して、単一の行を一意に識別する必要があります。
式を挿入するには、式の使用 を参照してください。
名前付き範囲に挿入するなど、シートの任意の場所に新しい行を挿入できます。
セル範囲の最後に行を挿入することもできます。それには、行の挿入時にテーブル名の中で範囲を使用します。
INSERT INTO Sheet1#C1:D5 (A, B) VALUES ('Brian', '30')上のコードは、範囲の最後(セルC6とセルD6)にBrian と30 を追加します。
INSERT INTO Sheet1 (RowId, A, B) VALUES (5, 'Brian', '30')上のコードは、セルA5とセルB5にBrian と30を挿入します。行5以下にある既存のデータは、1行下がります。
INSERT INTO SALES (Year, Category, Total) VALUES (1997, 'Beverage', 30000)
Excel formulas are recalculated when the spreadsheet is opened. The Sync App includes a formula engine that can natively calculate most of the commonly used Excel formulas. The Sync App stores the state of a previous calculation in the spreadsheet and uses it to make efficient choices of when recalculation is necessary.
Calculating formula cells can add to the processing time. If a spreadsheet has not been modified since the last recalculation, you may choose to omit the calculation and simply read the previously calculated value in the formula cell. To skip recalculation, set Recalculate to False. You may also want to omit formula calculation when you are opening a spreadsheet just to insert or update cells and not reading anything from it.
INSERT INTO Excel_Sheet (A, B) VALUES ('Bill', '=SUM(B1:B5)')
このセクションでは、Microsoft Excel Sync App の高度な機能を厳選して説明します。
Sync App を使用すると、事前設定されたクエリによって内容が決定されるユーザー定義ビューと呼ばれる仮想テーブルを定義できます。 このビューは、ドライバーに発行されるクエリを直接制御できない場合に有効です。 カスタムビューの作成と設定の概要については、ユーザー定義ビュー を参照してください。
SSL の設定 を使用して、Sync App が証明書のネゴシエーションをどのように扱うかを調整します。さまざまな証明書形式を選択できます。 詳しくは、接続文字列オプションにあるSSLServerCert プロパティを参照してください。
Windows プロキシとHTTP プロキシを含むファイアウォールとプロキシ に合致するようSync App を設定します。トンネル接続を設定することもできます。
Sync App は、Microsoft Excel にできるだけ多くのSELECT ステートメント処理をオフロードし、残りのクエリをクライアント側のインメモリで処理します。
詳しくはクエリ処理 を参照してください。
CData ログを調整するために使用可能な設定の概要については、ログ を参照してください。基本的なロギングでは、 次の2つの接続プロパティを設定するだけです。LogModules 接続プロパティを使用してログに記録する情報のサブセットを選択できる、 より洗練されたロギングをサポートする多数の機能があります。
デフォルトでは、Sync App はサーバーの証明書をシステムの信頼できる証明書ストアと照合してSSL / TLS のネゴシエーションを試みます。
別の証明書を指定するには、利用可能なフォーマットについてSSLServerCert プロパティを参照してください。
Microsoft Excel Sync App はクライアント証明書の設定もサポートしています。次を設定すれば、クライアント証明書を使って接続できます。
Windows のシステムプロキシ経由の接続では、接続プロパティを追加で設定する必要はありません。他のプロキシに接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
さらにHTTP プロキシへの認証には、ProxyServer とProxyPort に加えてProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を設定します。
次のプロパティを設定します。
CData Sync App は、Excel のワークブックをリレーショナルデータベースとしてモデル化します。スプレッドシートおよび範囲がテーブルを構成します。
Excel 操作 は、スプレッドシートデータを操作するさまざまな方法を示します。
ワークブックの構成に合わせてデータモデルを微調整することができます。Sync App は、縦方向または横方向のデータの読み取りや、ユーザー定義の範囲や名前付き範囲で構成された疎らなスプレッドシートの読み取りをサポートしています。
接続文字列を設定して、Sync App が検出するテーブルや戻り値、その他のデータアクセスの側面を設定するには、データアクセスのファインチューニング を参照してください。
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | リモートサービスに接続する際に使用する認証の種類。 |
AccessKey | アカウントのアクセスキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。 |
SecretKey | アカウントのシークレットキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。 |
User | The user account used to authenticate. |
Password | The password used to authenticate the user. |
SharePointEdition | 使用しているSharePoint のエディション。SharePointOnline またはSharePointOnPremise のいずれかに設定します。 |
プロパティ | 説明 |
ConnectionType | 使用する接続の種類。 |
URI | The Uniform Resource Identifier (URI) for the Excel resource location. |
DefineTables | Excel の範囲をテーブル名にマップします。 |
Header | 最初の行をカラムヘッダーとして使用するかどうかを示します。 |
Orientation | Excel 内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。 |
ExcelFile | Excel ファイルの場所。 |
BufferChanges | データの変更を接続が閉じるまでメモリ内に保持するかどうかを示します。 |
Region | S3ライクなWeb サービスのホスティングリージョン。 |
ProjectId | Google Cloud Storage インスタンスが存在するプロジェクトのId。 |
OracleNamespace | 使用するOracle Cloud Object Storage ネームスペース。 |
StorageBaseURL | クラウドストレージサービスプロバイダーのURL。 |
UseVirtualHosting | True(デフォルト)の場合、バケットはホスト形式のリクエストを使用してリクエストで参照されます:http://yourbucket.s3.amazonaws.com/yourobject。False に設定した場合、Bean はパス形式のリクエストを使用します:http://s3.amazonaws.com/yourbucket/yourobject。S3ベースのカスタムサービスの場合、CustomURL が指定されていると、このプロパティはFalse に設定されることに注意してください。 |
プロパティ | 説明 |
AWSAccessKey | AWS アカウントのアクセスキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。 |
AWSSecretKey | AWS アカウントのシークレットキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。 |
AWSRoleARN | 認証時に使用するロールのAmazon リソースネーム。 |
AWSPrincipalARN | AWS アカウントのSAML ID プロバイダーのARN。 |
AWSRegion | Amazon Web サービスのホスティングリージョン。 |
AWSSessionToken | AWS のセッショントークン。 |
AWSExternalId | A unique identifier that might be required when you assume a role in another account. |
MFASerialNumber | MFA デバイスが使用されている場合は、そのシリアル番号。 |
MFAToken | MFA デバイスから利用できる一時トークン。 |
TemporaryTokenDuration | 一時トークンが持続する時間(秒単位)。 |
プロパティ | 説明 |
AzureStorageAccount | Azure ストレージアカウント名。 |
AzureAccessKey | Microsoft Excel アカウントに関連付けられているストレージキー。 |
AzureSharedAccessSignature | 認証に使用可能な共有アクセスキー署名。 |
AzureTenant | データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。 |
AzureEnvironment | 接続を確立するときに使用するAzure 環境。 |
プロパティ | 説明 |
SSOLoginURL | ID プロバイダーのログインURL。 |
SSOProperties | セミコロンで区切られたID プロバイダーへの接続に必要な追加プロパティ。 |
SSOExchangeUrl | SAML 応答を処理して、Microsoft Excel の資格情報と交換するために使用するURL。 |
プロパティ | 説明 |
AllowFormula | 挿入および更新時に、等号(=)から始まる値を式として扱うかどうか。 |
EmptyValueMode | 空の値を空として読み取るか、null として読み取るかを示します。 |
NullValues | A comma separated list which will be replaced with nulls if there are found in the CSV file. |
IgnoreCalcError | 計算中に発生したエラーを無視するかどうかを示します。 |
NullValueMode | 空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。 |
HasCrossSheetReferences | 複数のスプレッドシートを参照する式をプロバイダから読み取るかどうかを示します。 |
Recalculate | データの読み取り時に、すべての式を再計算するかどうかを示します。 |
ShowEmptyRows | 空の行をプッシュするかどうかを示します。 |
TypeDetectionScheme | provider がカラムのデータ型を検出する方法を決定します。 |
EnableOleDbCompatibility | Indicates whether to read the data with the same behavior as the Microsoft OleDB driver. |
UseFastInsert | Indicates whether to use the fastInsert when executing Insert Statement. |
SkipTop | Skips the number of rows specified starting from the top. |
IncludeCustomNames | Indicates whether or not the defined names should be pushed. |
プロパティ | 説明 |
OAuthVersion | 使われているOAuth のバージョン。 |
OAuthClientId | OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。 |
OAuthClientSecret | OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。 |
Scope | 初期アクセストークンとリフレッシュトークンを取得するスコープを指定します。 |
OAuthGrantType | OAuth フローのグラント種別。 |
OAuthPasswordGrantMode | OAuthGrantType がPassword に設定されている場合のクライアントId とクライアントシークレットの渡し方。 |
OAuthIncludeCallbackURL | Whether to include the callback URL in an access token request. |
OAuthAuthorizationURL | OAuth サービスの認可URL。 |
OAuthAccessTokenURL | OAuth アクセストークンを取得するURL。 |
OAuthRefreshTokenURL | OAuth トークンをリフレッシュするURL。 |
OAuthRequestTokenURL | サービスがリクエストトークンを取得するために提供するURL。これは、OAuth 1.0 では必須です。 |
AuthToken | OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証トークン。 |
AuthKey | OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証シークレット。 |
OAuthParams | OAuth アクセストークンのリクエストでparamname=value の形式でサブミットするその他のパラメータのカンマ区切りのリスト。 |
プロパティ | 説明 |
OAuthJWTCert | JWT 証明書のストア。 |
OAuthJWTCertType | JWT 証明書を格納するキーストアの種類。 |
OAuthJWTCertPassword | OAuth JWT 証明書のパスワード。 |
OAuthJWTCertSubject | OAuth JWT 証明書のサブジェクト。 |
OAuthJWTIssuer | Java Web Token の発行者。 |
OAuthJWTSubject | アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。 |
プロパティ | 説明 |
KerberosKDC | ユーザーの認証で使用されるKerberos キー配布センター(KDC)サービス。 |
KerberosRealm | ユーザー認証に使用されるKerberos 領域。 |
KerberosSPN | Kerberos ドメインコントローラーのサービスプリンシパル名(SPN)。 |
KerberosKeytabFile | Kerberos プリンシパルと暗号化されたキーのペアを含むKeytab ファイル。 |
KerberosServiceRealm | サービスのKerberos レルム。 |
KerberosServiceKDC | サービスのKerberos KDC。 |
KerberosTicketCache | MIT Kerberos 資格情報キャッシュファイルへのフルパス。 |
プロパティ | 説明 |
SSLClientCert | SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。 |
SSLClientCertType | TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。 |
SSLClientCertPassword | TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。 |
SSLClientCertSubject | TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSLMode | FTP またはFTPS サーバーに接続する際の認証メカニズム。 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
プロパティ | 説明 |
SSHAuthMode | SFTP サーバーへのログオンに使用する認証方法。 |
SSHClientCert | ユーザーの認証に使用する秘密鍵。 |
SSHClientCertPassword | SSHClientCert キーのパスワード(ある場合)。 |
SSHClientCertSubject | SSH クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSHClientCertType | SSHClientCert 秘密鍵の種類。 |
SSHUser | SSH ユーザー。 |
SSHPassword | SSH パスワード。 |
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
プロパティ | 説明 |
LogModules | ログファイルに含めるコアモジュール。 |
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
プロパティ | 説明 |
Charset | Microsoft Excel ファイルに移行、またはMicrosoft Excel ファイルから移行した文字データをエンコードおよびデコードするための、セッション毎の文字セットを指定します。デフォルト値はUTF-8 です。 |
ClientCulture | このプロパティを使用して、クライアントアプリケーションが受け取るデータの形式(通貨値など)を指定できます。このプロパティは、クライアントアプリケーションがマシンの現在のカルチャ設定をサポートしていない場合に使用できます。例えば、Microsoft Access では'en-US' が必要です。 |
Culture | この設定を使用して、provider に渡された特定のデータ型をprovider が解釈する方法を決定するカルチャ設定を指定できます。例えば、Culture='de-DE' の設定にすると、米国のマシンでもドイツ語形式で出力されます。 |
CustomHeaders | ユーザーが決定したその他のヘッダー(オプション)。 |
CustomUrlParams | リクエストに含めるカスタムクエリ文字列。 |
FolderId | Google Drive のフォルダID。設定すると、URI で指定されたリソースの位置はすべての操作においてFolder ID からの相対位置となります。 |
IncludeDropboxTeamResources | Dropbox チームフォルダやファイルを含めるかどうかを示します。 |
IncludeItemsFromAllDrives | Google Drive の共有ドライブ項目を結果に含めるかどうか。存在しないかfalse に設定されている場合、共有ドライブ項目は返されません。 |
MaxRows | クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAuthentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | リモートサービスに接続する際に使用する認証の種類。 |
AccessKey | アカウントのアクセスキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。 |
SecretKey | アカウントのシークレットキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。 |
User | The user account used to authenticate. |
Password | The password used to authenticate the user. |
SharePointEdition | 使用しているSharePoint のエディション。SharePointOnline またはSharePointOnPremise のいずれかに設定します。 |
リモートサービスに接続する際に使用する認証の種類。
次のオプションは、一般的にすべての接続で利用可能です。
URI がWeb サービスを参照する場合は、次のオプションが利用可能です。
URI がAmazon サービスを指す場合は、次のオプションも使用できます。
URI がAzure サービスを指す場合は、次のオプションも利用できます。
URI がSharePoint SOAP サービスを指す場合は、次のオプションも使用できます。
URI がIBM Cloud Object Storage サービスを指す場合は、次のオプションも使用できます。
アカウントのアクセスキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
アカウントのアクセスキー。この値には、使用しているサービスに応じたセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
アカウントのシークレットキー。この値にはセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
アカウントのシークレットキー。この値には、使用しているサービスに応じたセキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
The user account used to authenticate.
Together with Password, this field is used to authenticate against the server.
This property will refer to different things based on the context, namely the value of ConnectionType and AuthScheme:
The password used to authenticate the user.
The User and Password are together used to authenticate with the server.
This property will refer to different things based on the context, namely the value of ConnectionType and AuthScheme:
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なConnection プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
ConnectionType | 使用する接続の種類。 |
URI | The Uniform Resource Identifier (URI) for the Excel resource location. |
DefineTables | Excel の範囲をテーブル名にマップします。 |
Header | 最初の行をカラムヘッダーとして使用するかどうかを示します。 |
Orientation | Excel 内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。 |
ExcelFile | Excel ファイルの場所。 |
BufferChanges | データの変更を接続が閉じるまでメモリ内に保持するかどうかを示します。 |
Region | S3ライクなWeb サービスのホスティングリージョン。 |
ProjectId | Google Cloud Storage インスタンスが存在するプロジェクトのId。 |
OracleNamespace | 使用するOracle Cloud Object Storage ネームスペース。 |
StorageBaseURL | クラウドストレージサービスプロバイダーのURL。 |
UseVirtualHosting | True(デフォルト)の場合、バケットはホスト形式のリクエストを使用してリクエストで参照されます:http://yourbucket.s3.amazonaws.com/yourobject。False に設定した場合、Bean はパス形式のリクエストを使用します:http://s3.amazonaws.com/yourbucket/yourobject。S3ベースのカスタムサービスの場合、CustomURL が指定されていると、このプロパティはFalse に設定されることに注意してください。 |
使用する接続の種類。
ConnectionType を以下のいずれかに設定します。
The Uniform Resource Identifier (URI) for the Excel resource location.
Set the URI property to specify a path to a file or stream.
Below are examples of the URI formats for the available data sources:
Service provider | URI formats | |
Local | localPath/file.xlsx
file://localPath/file.xlsx | |
HTTP or HTTPS | http://remoteStream
https://remoteStream | |
Amazon S3 | s3://remotePath/file.xlsx | |
Google Drive | gdrive://remotePath/file.xlsx | |
Box | box://remotePath/file.xlsx | |
FTP or FTPS | ftp://server:port/remotePath/file.xlsx
ftps://server:port/remotepath/file.xlsx | |
SFTP | sftp://server:port/remotePath/file.xlsx | |
Sharepoint | sp://https://server/remotePath/file.xlsx |
Below are example connection strings to Excel files or streams.
Service provider | URI formats | Connection example | Query example (if file.xlsx contains sheet1 or streamname1 is a Excel stream) |
Local | localPath
file://localPath/file.xlsx | URI=C:/folder1/file.xlsx | SELECT * FROM sheet1 |
HTTP or HTTPS | http://remoteStream
https://remoteStream | URI=http://www.host1.com/streamname1; | SELECT * FROM streamedtable |
Amazon S3 | s3://bucket1/folder1/file.xlsx | URI=s3://bucket1/folder1/file.xlsx; AWSAccessKey=token1; AWSSecretKey=secret1; AWSRegion=OHIO; | SELECT * FROM sheet1 |
Google Drive | gdrive://remotePath/file.xlsx | URI=gdrive://folder1/file.xlsx; | SELECT * FROM sheet1 |
Box | box://remotePath/file.xlsx | URI=box://folder1/file.xlsx; OAuthClientId=oauthclientid1; OAuthClientSecret=oauthcliensecret1; CallbackUrl=http://localhost:12345; | SELECT * FROM sheet1 |
FTP or FTPS | ftp://server:port/remotePath/file.xlsx
ftps://server:port/remotepath/file.xlsx | URI=ftps://localhost:990/folder1/file.xlsx; User=user1; Password=password1; | SELECT * FROM sheet1 |
SFTP | sftp://server:port/remotePath/file.xlsx | URI=sftp://127.0.0.1:22/remotePath/file.xlsx; User=user1; Password=password1; | SELECT * FROM sheet1 |
Sharepoint | sp://https://server/remotePath/file.xlsx | URI=sp://https://domain.sharepoint.com/Documents/file.xlsx; User=user1; Password=password1; | SELECT * FROM sheet1 |
Excel の範囲をテーブル名にマップします。
このプロパティを使って、テーブルとして表示するExcel スプレッドシートの範囲を明示的に定義できます。Sync App は、スプレッドシートと名前付き範囲のテーブルを自動的に検出します。
DefineTables 値は、名前と値のペアの カンマ区切りリストで、[Table Name]=[Sheet Name]![Range] の形式になります。Table Name は データに使うテーブルの名前で、クエリを発行する際に使用されます。Sheet Name はExcel スプレッドシート内 にあるシートの名前で、Range はテーブルのデータを含むセルの範囲です。
DefineTables 値の例を示します。DefineTables="Table1=Sheet1!A1:N25,Table2=Sheet2!C3:M53"
最初の行をカラムヘッダーとして使用するかどうかを示します。
true の場合は、最初の行が列ヘッダーとして使用されます。そうでない場合は、疑似列名A、B、C などが使用されます。
このルールから特定のシートを除外したい場合には、Header=True、Sheet1=False と設定してください。Sheet1 以外のすべてのシートでHeader がTrue に設定されます。
Excel 内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。
デフォルトでは、Sync App は垂直方向のスプレッドシートデータをモデル化します。行はヘッダ行の下に垂直に配置されます。
行が左から右に配置されている場合は、このプロパティを"Horizontal" に設定してください。最初の列は列名を含み、後続の列は行になります。
Header プロパティはOrientation プロパティと一緒に使用します。Header がfalse、Orientation がColumns に設定されている場合、列名はR1、R2、R3、etc. のようにレポートされます。
このルールから特定のシートを除外したい場合には、Orientation=Horizontal、Sheet1=vertical と設定してください。Sheet1 以外のすべてのシートでOrientation が水平に設定されます。
Excel ファイルの場所。
このプロパティは非推奨でURI に置き換えられます。
Excel ファイルを指すパス。ファイルが存在している必要があります。Sync App は、Excel 2007以降で使用されるOffice Open XML スプレッドシートに対するサポートを実装します。
データの変更を接続が閉じるまでメモリ内に保持するかどうかを示します。
データの変更を接続が閉じるまでメモリ内に保持するかどうかを示します。これをfalse に設定すると、変更が即座に書き込まれますが、ファイルを繰り返し開いたり閉じたりする必要があるので、要求が多い場合にパフォーマンスが低下する可能性があります。
S3ライクなWeb サービスのホスティングリージョン。
S3ライクなWeb サービスのホスティングリージョン。
値 | リージョン |
商用クラウドリージョン | |
ap-hyderabad-1 | India South (Hyderabad) |
ap-melbourne-1 | Australia Southeast (Melbourne) |
ap-mumbai-1 | India West (Mumbai) |
ap-osaka-1 | Japan Central (Osaka) |
ap-seoul-1 | South Korea Central (Seoul) |
ap-sydney-1 | Australia East (Sydney) |
ap-tokyo-1 | Japan East (Tokyo) |
ca-montreal-1 | Canada Southeast (Montreal) |
ca-toronto-1 | Canada Southeast (Toronto) |
eu-amsterdam-1 | Netherlands Northwest (Amsterdam) |
eu-frankfurt-1 | Germany Central (Frankfurt) |
eu-zurich-1 | Switzerland North (Zurich) |
me-jeddah-1 | Saudi Arabia West (Jeddah) |
sa-saopaulo-1 | Brazil East (Sao Paulo) |
uk-london-1 | UK South (London) |
us-ashburn-1 (default) | US East (Ashburn, VA) |
us-phoenix-1 | US West (Phoenix, AZ) |
US Gov FedRAMP High Regions | |
us-langley-1 | US Gov East (Ashburn, VA) |
us-luke-1 | US Gov West (Phoenix, AZ) |
US Gov DISA IL5 Regions | |
us-gov-ashburn-1 | US DoD East (Ashburn, VA) |
us-gov-chicago-1 | US DoD North (Chicago, IL) |
us-gov-phoenix-1 | US DoD West (Phoenix, AZ) |
値 | リージョン |
eu-central-1 | Europe (Amsterdam) |
us-east-1 (Default) | US East (Ashburn, VA) |
us-east-2 | US East (Manassas, VA) |
us-west-1 | US West (Hillsboro, OR) |
Google Cloud Storage インスタンスが存在するプロジェクトのId。
Google Cloud Storage インスタンスが存在するプロジェクトのId。この値は、Google Cloud コンソールにアクセスして左上画面のプロジェクト名をクリックすると確認できます。ProjectId は一致するプロジェクトのId カラムに表示されます。
使用するOracle Cloud Object Storage ネームスペース。
使用するOracle Cloud Object Storage ネームスペース。リクエストを行う前に、この設定をOracle Cloud アカウントに関連付けられてたOracle Cloud Object Storage ネームスペースに設定する必要があります。お使いのアカウントのObject Storage ネームスペースを検索する方法については、Oracle Cloud ドキュメントのUnderstanding Object Storage Namespaces ページを参照してください。
クラウドストレージサービスプロバイダーのURL。
このプロパティは、以下を指定するために使われます。
このオプションのドメインが-my で終わる場合(例えば、https://bigcorp-my.sharepoint.com)、sp:// またはsprest:// スキームの代わりに onedrive:// スキームを使用する必要がある場合があります。
True(デフォルト)の場合、バケットはホスト形式のリクエストを使用してリクエストで参照されます:http://yourbucket.s3.amazonaws.com/yourobject。False に設定した場合、Bean はパス形式のリクエストを使用します:http://s3.amazonaws.com/yourbucket/yourobject。S3ベースのカスタムサービスの場合、CustomURL が指定されていると、このプロパティはFalse に設定されることに注意してください。
True(デフォルト)の場合、バケットはホスト形式のリクエストを使用してリクエストで参照されます:http://yourbucket.s3.amazonaws.com/yourobject。False に設定した場合、Bean はパス形式のリクエストを使用します:http://s3.amazonaws.com/yourbucket/yourobject。S3ベースのカスタムサービスの場合、CustomURL が指定されていると、このプロパティはFalse に設定されることに注意してください。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAWS Authentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AWSAccessKey | AWS アカウントのアクセスキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。 |
AWSSecretKey | AWS アカウントのシークレットキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。 |
AWSRoleARN | 認証時に使用するロールのAmazon リソースネーム。 |
AWSPrincipalARN | AWS アカウントのSAML ID プロバイダーのARN。 |
AWSRegion | Amazon Web サービスのホスティングリージョン。 |
AWSSessionToken | AWS のセッショントークン。 |
AWSExternalId | A unique identifier that might be required when you assume a role in another account. |
MFASerialNumber | MFA デバイスが使用されている場合は、そのシリアル番号。 |
MFAToken | MFA デバイスから利用できる一時トークン。 |
TemporaryTokenDuration | 一時トークンが持続する時間(秒単位)。 |
AWS アカウントのアクセスキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。
AWS アカウントのアクセスキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。
AWS アカウントのシークレットキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。
AWS アカウントのシークレットキー。この値には、[AWS セキュリティ認証情報]ページからアクセスできます。
認証時に使用するロールのAmazon リソースネーム。
AWS の外部で認証する場合は、AWS アカウント認証情報ではなく、ロールを認証に使用するのが 一般的です。AWSRoleARN を入力すると、CData Sync App はAWSAccessKey とAWSSecretKey を直接 使用する代わりに、ロールベースの認証を実行します。この認証を実行するためには、AWSAccessKey と AWSSecretKey を指定する必要があります。RoleARN を設定するときは、AWS ルートユーザーの 認証情報を使用できません。AWSAccessKey およびAWSSecretKey はIAM ユーザーのものである必要があります。
AWS アカウントのSAML ID プロバイダーのARN。
AWS アカウントのSAML ID プロバイダーのARN。
Amazon Web サービスのホスティングリージョン。
Amazon Web サービスのホスティングリージョン。利用可能な値はOHIO、NORTHERNVIRGINIA、NORTHERNCALIFORNIA、OREGON、CAPETOWN、HONGKONG、JAKARTA、MUMBAI、OSAKA、SEOUL、SINGAPORE、SYDNEY、TOKYO、CENTRAL、BEIJING、NINGXIA、FRANKFURT、IRELAND、LONDON、MILAN、PARIS、STOCKHOLM、ZURICH、BAHRAIN、UAE、SAOPAULO、GOVCLOUDEAST、GOVCLOUDWEST です。
A unique identifier that might be required when you assume a role in another account.
A unique identifier that might be required when you assume a role in another account.
MFA デバイスが使用されている場合は、そのシリアル番号。
AWS マネジメントコンソールにアクセスしてユーザーのセキュリティ認証情報を表示することで、IAM ユーザーのデバイスを見つけることができます。 仮想デバイスの場合、これは実際にはAmazon リソースネームです( arn:aws:iam::123456789012:mfa/user など)。
MFA デバイスから利用できる一時トークン。
MFA が必要な場合、この値はログインのためのテンポラリクレデンシャルを取得するためにMFASerialNumber とともに使用されます。 AWS から入手可能な一時的な認証情報はデフォルトで最長1時間しか持続しません(TemporaryTokenDuration を参照してください)。時間が経過したら、新しい認証情報を取得できるように、接続を 更新して新しいMFA トークンを指定する必要があります。 %AWSpSecurityToken; %AWSpTemporaryTokenDuration;
一時トークンが持続する時間(秒単位)。
一時トークンは、MFA 認証とロールベース認証の両方で使用されます。一時トークンは、やがてタイムアウトします。 そのときには、新しい一時トークンを取得する必要があります。MFA が使用されていない状況では、これは大したこと ではありません。一時トークンが期限切れになると、CData Sync App は内部的に新しい一時トークンをリクエストします。
ただし、MFA が必要な接続の場合は、新しい一時トークンを取得するために新しいMFAToken を接続で指定 する必要があります。これは、ユーザーによる接続の更新が必要になるため、より煩わしい問題です。指定できる 最大値と最小値は、使用されている接続によって大きく異なります。
ロールベース認証の場合は、最小期間は900秒(15分)で、最大期間は3600秒(1時間)です。 ロールベース認証でMFA が使用されている場合でも、3600秒が依然として最大です。
MFA 認証自体では(IAM ユーザーまたはルートユーザーを使用)、最小値は900秒(15分)、 最大値は129600(36時間)です。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAzure Authentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AzureStorageAccount | Azure ストレージアカウント名。 |
AzureAccessKey | Microsoft Excel アカウントに関連付けられているストレージキー。 |
AzureSharedAccessSignature | 認証に使用可能な共有アクセスキー署名。 |
AzureTenant | データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。 |
AzureEnvironment | 接続を確立するときに使用するAzure 環境。 |
Azure ストレージアカウント名。
Azure ストレージアカウントの名前。
Microsoft Excel アカウントに関連付けられているストレージキー。
Microsoft Excel アカウントに関連付けられているストレージキー。以下のように取得できます:
データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。
データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。例えば、contoso.onmicrosoft.com です。あるいは、 テナントId を指定します。この値は[Azure ポータル]->[Azure Active Directory]->[プロパティ]のディレクトリId です。
通常、Tenant を指定する必要はありません。OAuthGrantType をCODE(デフォルト)に設定している場合は、Microsoft が自動的に決定します。 ただし、ユーザーがマルチテナントに所属している場合は失敗する可能性があります。 例えば、ドメインA の管理者がドメインB のユーザーをゲストユーザーとして招待した場合。ユーザーは両方のテナントに属していることになります。 Tenant を指定するのはグッドプラクティスですが、一般的には指定しなくてもうまく動作するはずです。
OAuthGrantType をCLIENT に設定する場合は、AzureTenant が必須です。クライアント資格情報を使用する場合、ユーザーコンテキストはありません。 資格情報は、アプリ自体のコンテキストから取得されます。Microsoft ではTenant を指定せずにクライアント資格情報を取得することを許容していますが、使用する特定のテナントを選択する可能性ははるかに低くなっています。 このため、接続するドメインに適用される資格情報を確実に取得するために、すべてのクライアント資格情報接続に対してAzureTenant を明示的に指定する必要があります。
接続を確立するときに使用するAzure 環境。
ほとんどの場合、環境をグローバルに設定したままにしておくとうまく機能します。ただし、 Azure アカウントが別の環境に追加されている場合は、AzureEnvironment を使用してどの環境かを 指定できます。利用可能な値はGLOBAL、CHINA、USGOVT、USGOVTDOD です。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSSO プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
SSOLoginURL | ID プロバイダーのログインURL。 |
SSOProperties | セミコロンで区切られたID プロバイダーへの接続に必要な追加プロパティ。 |
SSOExchangeUrl | SAML 応答を処理して、Microsoft Excel の資格情報と交換するために使用するURL。 |
ID プロバイダーのログインURL。
ID プロバイダーのログインURL。
セミコロンで区切られたID プロバイダーへの接続に必要な追加プロパティ。
セミコロンで区切られたID プロバイダーへの接続に必要な追加プロパティ。SSOLoginURL と一緒に使われます。
SSO configuration is discussed further in .
SAML 応答を処理して、Microsoft Excel の資格情報と交換するために使用するURL。
CData Sync App はここで指定されたURL を使用してSAML 応答を処理し、Microsoft Excel の資格情報を取得します。 取得した資格情報はSSO 接続時の最後の情報であり、Microsoft Excel との通信に使用されます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なData プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AllowFormula | 挿入および更新時に、等号(=)から始まる値を式として扱うかどうか。 |
EmptyValueMode | 空の値を空として読み取るか、null として読み取るかを示します。 |
NullValues | A comma separated list which will be replaced with nulls if there are found in the CSV file. |
IgnoreCalcError | 計算中に発生したエラーを無視するかどうかを示します。 |
NullValueMode | 空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。 |
HasCrossSheetReferences | 複数のスプレッドシートを参照する式をプロバイダから読み取るかどうかを示します。 |
Recalculate | データの読み取り時に、すべての式を再計算するかどうかを示します。 |
ShowEmptyRows | 空の行をプッシュするかどうかを示します。 |
TypeDetectionScheme | provider がカラムのデータ型を検出する方法を決定します。 |
EnableOleDbCompatibility | Indicates whether to read the data with the same behavior as the Microsoft OleDB driver. |
UseFastInsert | Indicates whether to use the fastInsert when executing Insert Statement. |
SkipTop | Skips the number of rows specified starting from the top. |
IncludeCustomNames | Indicates whether or not the defined names should be pushed. |
挿入および更新時に、等号(=)から始まる値を式として扱うかどうか。
挿入および更新時に等号(=)から始まる値を式として扱うには、この値をtrue に設定します。 挿入と更新で使用されるすべての値を文字列として扱うには、この値をfalse に設定します。
空の値を空として読み取るか、null として読み取るかを示します。
指定可能な値は、ReadAsEmpty とReadAsNull です。空の値とは、空の文字列(=""など)が含まれているセルです。これは、設定されていないセル(null 文字列が含まれているセル)とは異なります。
A comma separated list which will be replaced with nulls if there are found in the CSV file.
A comma separated list which will be replaced with nulls if there are found in the CSV file. Example: "NaN,\N,N/A". If any of the specified values is found in a CSV row, it will be pushed as null.
計算中に発生したエラーを無視するかどうかを示します。
IgnoreCalcError のデフォルトは、false です。IgnoreCalcError をtrue に設定すると、プロバイダは式の計算によって発生するエラーを無視します。この場合、式の結果は信頼できない可能性がありますが、他のデータは正確です。
空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。
NullValueMode は、空のExcel セルをどのようにモデル化するかを制御します。空のセルは、設定されていないセル(null 文字列が含まれているセル)です。NullValueMode をReadAsNull に設定すると、空のセルに対してNULL が報告されます。NullValueMode をReadAsEmpty に設定すると、空のセルに対して空の文字列が報告されます。
複数のスプレッドシートを参照する式をプロバイダから読み取るかどうかを示します。
HasCrossSheetReferences は、クロスシート参照をどのように処理するかを制御します。クロスシート参照がある場合、1つのシートを変更すると、他のシートの他の式が再計算されることがあります。HasCrossSheetReferences をtrue に設定すると、ワークブック内のすべてのシートがメモリにロードされてクロスシート参照が処理されます。ただし、このプロパティをtrue に設定すると、Excel ファイルからすべてのシートが読み取られるため、パフォーマンスが低下する場合があります。
シートを更新する予定がある場合は、この値をtrue に設定する必要があります。このオプションが無効の場合、複数のシートでは共有データを再利用できないため、Sync App はより大きなファイルを生成します。しかし、このオプションを無効にすると、Sync App は複数シート間でデータを再利用し、小さなファイルを生成できます。
データの読み取り時に、すべての式を再計算するかどうかを示します。
Excel シートのセルを変更すると、式セルの値が変化します。Recalculate をtrue に設定した場合、プロバイダは変更されたセルを検出し、式を再計算します。これらの新しい結果は、Excel シートに戻されて更新され、再計算が不要になります。
空の行をプッシュするかどうかを示します。
true の場合、空の行が出力時にプッシュされます。
provider がカラムのデータ型を検出する方法を決定します。
None | TypeDetectionScheme をNone に設定した場合は、すべてのカラムは文字列型で返されます。 |
RowScan | TypeDetectionScheme をRowScan に設定した場合は、ヒューリスティックにデータ型を決定します。RowScanDepth ではスキャンする行数を決定します。 |
ColumnFormat | TypeDetectionScheme をColumnFormat に設定すると、データ型は列のセル形式(数値、通貨、日付など)に基づいて報告されます。 |
ColumnStyle | Setting TypeDetectionScheme to ColumnStyle will scan rows to heuristically determine the data type. The RowScanDepth determines the number of rows to be scanned.This will retrieve more specific data types (date / time instead of just timestamp), but is more likely to cause values to be truncated due to values in the cells not completely following the style. |
Indicates whether to read the data with the same behavior as the Microsoft OleDB driver.
Indicates whether to read the data with the same behavior as the Microsoft OleDB driver.For example, the Microsoft OleDB driver would report the the newline as '\n' instead of '\r\n'.
Indicates whether to use the fastInsert when executing Insert Statement.
The FastInsert has better performance than the common insert.However, the FastInsert didn't support the Insert statement with the specified ROWID and would save the insert data into the file after executing Insert Statement.
Skips the number of rows specified starting from the top.
Skips the number of rows specified starting from the top.
Indicates whether or not the defined names should be pushed.
If true, the defined names will be pushed.
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なOAuth プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
OAuthVersion | 使われているOAuth のバージョン。 |
OAuthClientId | OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。 |
OAuthClientSecret | OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。 |
Scope | 初期アクセストークンとリフレッシュトークンを取得するスコープを指定します。 |
OAuthGrantType | OAuth フローのグラント種別。 |
OAuthPasswordGrantMode | OAuthGrantType がPassword に設定されている場合のクライアントId とクライアントシークレットの渡し方。 |
OAuthIncludeCallbackURL | Whether to include the callback URL in an access token request. |
OAuthAuthorizationURL | OAuth サービスの認可URL。 |
OAuthAccessTokenURL | OAuth アクセストークンを取得するURL。 |
OAuthRefreshTokenURL | OAuth トークンをリフレッシュするURL。 |
OAuthRequestTokenURL | サービスがリクエストトークンを取得するために提供するURL。これは、OAuth 1.0 では必須です。 |
AuthToken | OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証トークン。 |
AuthKey | OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証シークレット。 |
OAuthParams | OAuth アクセストークンのリクエストでparamname=value の形式でサブミットするその他のパラメータのカンマ区切りのリスト。 |
使われているOAuth のバージョン。
使われているOAuth のバージョン。次のオプションが利用可能です:1.0,2.0
OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。
OAuth アプリケーションの登録の一環として、コンシューマキーとも呼ばれるOAuthClientId 値、およびクライアントシークレットOAuthClientSecret が提供されます。
OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。
OAuth アプリケーションの登録の一環として、コンシューマキーとも呼ばれるOAuthClientId が提供されます。また、コンシューマーシークレットと呼ばれるクライアントシークレットも提供されます。クライアントシークレットをOAuthClientSecret プロパティに設定します。
初期アクセストークンとリフレッシュトークンを取得するスコープを指定します。
初期アクセストークンとリフレッシュトークンを取得するスコープを指定します。
OAuth フローのグラント種別。
次のオプションが利用可能です:CODE,CLIENT,PASSWORD
OAuthGrantType がPassword に設定されている場合のクライアントId とクライアントシークレットの渡し方。
OAuth RFC では、Password OAuthGrantType を使用する際にOAuthClientId とOAuthClientSecret を渡す2つの方法を指定します。 最も一般的な方法は、post データを介してサービスに渡す方法です。しかし、一部のサービスでは、BASIC 認証で使用するためにAuthorize ヘッダーを介して渡すことを要求する場合があります。 このプロパティをBasic に変更すると、パラメータをpost データではなくAuthorize ヘッダーの一部として送信します。
Whether to include the callback URL in an access token request.
This defaults to true since standards-compliant OAuth services will ignore the redirect_uri parameter for grant types like CLIENT or PASSWORD that do not require it.
This option should only be enabled for OAuth services that report errors when redirect_uri is included.
OAuth サービスの認可URL。
OAuth サービスの認可URL。このURL でユーザーはサーバーにログインしてアプリケーションにアクセス許可を与えます。OAuth 1.0 では、アクセス許可が付与されるとリクエストトークンが認可されます。
OAuth アクセストークンを取得するURL。
OAuth アクセストークンを取得するURL。OAuth 1.0 では、このURL で認可されたリクエストトークンがアクセストークンと交換されます。
OAuth トークンをリフレッシュするURL。
OAuth トークンをリフレッシュするURL。OAuth 2.0 では、古いトークンの期限が切れたときは、このURL でリフレッシュトークンと新しいアクセストークンと交換します。
サービスがリクエストトークンを取得するために提供するURL。これは、OAuth 1.0 では必須です。
サービスがリクエストトークンを取得するために提供するURL。これは、OAuth 1.0 では必須です。OAuth 1.0 では、これがアプリケーションがリクエストトークンをリクエストするURL です。
OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証トークン。
このプロパティは、OAuth 1.0でヘッドレス認証を実行する場合にのみ必要です。これは、GetOAuthAuthorizationUrl ストアドプロシージャから取得できます。
GetOAuthAccessToken ストアドプロシージャでAuthKey とともに指定して、OAuthAccessToken を取得できます。
OAuth アクセストークンをリクエストおよび取得するために使用される認証シークレット。
このプロパティは、OAuth 1.0でヘッドレス認証を実行する場合にのみ必要です。これは、GetOAuthAuthorizationUrl ストアドプロシージャから取得できます。
GetOAuthAccessToken ストアドプロシージャでAuthToken とともに指定して、OAuthAccessToken を取得できます。
OAuth アクセストークンのリクエストでparamname=value の形式でサブミットするその他のパラメータのカンマ区切りのリスト。
OAuth アクセストークンのリクエストでparamname=value の形式でサブミットするその他のパラメータのカンマ区切りのリスト。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なJWT OAuth プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
OAuthJWTCert | JWT 証明書のストア。 |
OAuthJWTCertType | JWT 証明書を格納するキーストアの種類。 |
OAuthJWTCertPassword | OAuth JWT 証明書のパスワード。 |
OAuthJWTCertSubject | OAuth JWT 証明書のサブジェクト。 |
OAuthJWTIssuer | Java Web Token の発行者。 |
OAuthJWTSubject | アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。 |
JWT 証明書のストア。
クライアント証明書のための証明書ストア名。
OAuthJWTCertType フィールドは、OAuthJWTCert により指定された証明書ストアの種類を指定します。 ストアがパスワードで保護されている場合は、OAuthJWTCertPassword でパスワードを指定します。
OAuthJWTCert は、OAuthJWTCertSubject フィールドとともにクライアント証明書を指定するために使われます。 OAuthJWTCert に値がある場合で、OAuthJWTCertSubject が設定されている場合は、証明書の検索が始まります。 詳しくは、OAuthJWTCertSubject フィールドを参照してください。
証明書ストアの指定はプラットフォームに依存します。
Windows の共通のユーザとシステム証明書ストアの指定は以下のとおりです。
MY | 個人証明書と関連付けられた秘密キーを格納している証明書ストア。 |
CA | 証明機関の証明書。 |
ROOT | ルート証明書。 |
SPC | ソフトウェア発行元証明書。 |
Javaでは、証明書ストアは通常、証明書および任意の秘密キーを含むファイルです。
証明書ストアの種類がPFXFile の場合は、このプロパティにファイル名を設定します。 PFXBlob の場合は、このプロパティをPFX ファイルのバイナリコンテンツ(例えば、PKCS12証明書ストア)に設定する必要があります。
JWT 証明書を格納するキーストアの種類。
このプロパティには次の値の一つを設定できます。
USER | Windows の場合、現在のユーザーにより所有された証明書ストアであることを指定します。 Note:この種類はJava では利用できません。 |
MACHINE | Windows の場合、この証明書ストアがシステムストアであることを指定します。 Note:この種類はJava では利用できません。 |
PFXFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPFX(PKCS12)ファイルの名前です。 |
PFXBLOB | この証明書ストアは、PFX(PKCS12)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 |
JKSFILE | この証明書ストアは、証明書を含むJava key store(JKS)ファイルの名前です。 Note:この種類はJava のみで利用できます。 |
JKSBLOB | この証明書ストアは、Java key store(JKS)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 Note:この種類はJava のみで利用できます。 |
PEMKEY_FILE | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むPEM でエンコードされたファイルの名前です。 |
PEMKEY_BLOB | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
PUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むファイルの名前です。 |
PUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
SSHPUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むファイルの名前です。 |
SSHPUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
P7BFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPKCS7 ファイルの名前です。 |
PPKFILE | この証明書ストアは、PuTTY 秘密キー(PPK)を含むファイルの名前です。 |
XMLFILE | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含むファイルの名前です。 |
XMLBLOB | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含む文字列の名前です。 |
GOOGLEJSON | この証明書ストアは、サービスアカウント情報を含むJSON ファイルの名前です。Google サービスに接続する場合にのみ有効です。 |
GOOGLEJSONBLOB | この証明書ストアは、サービスアカウントのJSON を含む文字列です。Google サービスに接続する場合にのみ有効です。 |
OAuth JWT 証明書のパスワード。
証明書ストアでパスワードが必要である場合、このプロパティを使用してパスワードを指定し、証明書ストアにアクセスできます。
GOOGLEJSON OAuthJWTCertType を使用する場合は必要ありません。Google JSON キーは暗号化されていません。
OAuth JWT 証明書のサブジェクト。
証明書のサブジェクトは、証明書をロードするときにストア内の証明書を検索するために使用されます。
完全に一致するものが見つからない場合、ストアはプロパティの値を含むサブジェクトを検索します。
それでも一致するものが見つからない場合、プロパティは空白で設定され、証明書は選択されません。
"*" に設定すると、証明書ストアの1番目の証明書が選択されます。
証明書のサブジェクトは識別の名前フィールドおよび値のカンマ区切りのリストです。 例えば、"CN=www.server.com, OU=test, C=US, [email protected]"。共通のフィールドとその説明は以下のとおりです。
フィールド | 説明 |
CN | 共通名。一般的には、www.server.com のようなホスト名です。 |
O | 法人名 |
OU | 法人の部署名 |
L | 法人の住所(市町村名) |
S | 法人の住所(都道府県) |
C | 国名 |
E | Eメールアドレス |
フィールド値にカンマが含まれている場合は、それを引用符で囲む必要があります。
Java Web Token の発行者。
Java Web Token の発行者。通常は、OAuth アプリケーションのクライアントId またはE メールアドレスとなります。
GOOGLEJSON OAuthJWTCertType を使用する場合は必要ありません。Google JSON キーには、発行者アカウントのコピーが含まれています。
アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。
アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクトです。通常は、ユーザーのアカウント名またはE メールアドレスとなります。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なKerberos プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
KerberosKDC | ユーザーの認証で使用されるKerberos キー配布センター(KDC)サービス。 |
KerberosRealm | ユーザー認証に使用されるKerberos 領域。 |
KerberosSPN | Kerberos ドメインコントローラーのサービスプリンシパル名(SPN)。 |
KerberosKeytabFile | Kerberos プリンシパルと暗号化されたキーのペアを含むKeytab ファイル。 |
KerberosServiceRealm | サービスのKerberos レルム。 |
KerberosServiceKDC | サービスのKerberos KDC。 |
KerberosTicketCache | MIT Kerberos 資格情報キャッシュファイルへのフルパス。 |
ユーザーの認証で使用されるKerberos キー配布センター(KDC)サービス。
Kerberos のプロパティは、SPNEGO またはWindows 認証を使用する場合に使用されます。Sync App は、Kerberos KDC サービスにセッションチケットと一時セッションキーを要求します。Kerberos KDC サービスは、通常、ドメインコントローラーと同じコンピュータに置かれています。
Kerberos KDC が指定されていない場合、Sync App は、これらのプロパティを自動的に次の場所から検出しようとします。
ユーザー認証に使用されるKerberos 領域。
Kerberos のプロパティは、SPNEGO またはWindows 認証を使用する場合に使用されます。Kerberos 領域は、Kerberos キー配布センター(KDC)サービスを使用してユーザーを認証するために使用されます。Kerberos 領域は、管理者が任意の文字列に設定できますが、通常はドメイン名に基づいて設定されます。
Kerberos 領域が指定されていない場合、Sync App は、これらのプロパティを自動的に次の場所から検出しようとします。
Kerberos ドメインコントローラーのサービスプリンシパル名(SPN)。
Kerberos ドメインコントローラーのSPN が認証先のURL と異なる場合は、このプロパティを使用してSPN を設定します。
Kerberos プリンシパルと暗号化されたキーのペアを含むKeytab ファイル。
Kerberos のプリンシパルと暗号化されたキーのペアを含むKeytab ファイル。
Kerberos のプリンシパルと暗号化されたキーのペアを含むKeytab ファイル。
サービスのKerberos レルム。
KerberosServiceRealm は、クロスレルムKerberos 認証を使用するときにサービスKerberos レルムを指定するために使われます。
ほとんどの場合、単一のレルムとKDC マシンがKerberos 認証を実行するために使用され、このプロパティは必要ありません。
このプロパティは、異なるレルムとKDC マシンを使用して認証チケット(AS リクエスト)およびサービスチケット(TGS リクエスト)を取得する、より複雑な設定で使用できます。
サービスのKerberos KDC。
KerberosServiceKDC は、クロスレルムKerberos 認証を使用するときにサービスKerberos KDC を指定するために使われます。
ほとんどの場合、単一のレルムとKDC マシンがKerberos 認証を実行するために使用され、このプロパティは必要ありません。
このプロパティは、異なるレルムとKDC マシンを使用して認証チケット(AS リクエスト)およびサービスチケット(TGS リクエスト)を取得する、より複雑な設定で使用できます。
MIT Kerberos 資格情報キャッシュファイルへのフルパス。
このプロパティは、MIT Kerberos チケットマネージャーまたはkinit コマンドを使用して作成された資格情報キャッシュファイルを使用する場合に設定できます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSSL プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
SSLClientCert | SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。 |
SSLClientCertType | TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。 |
SSLClientCertPassword | TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。 |
SSLClientCertSubject | TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSLMode | FTP またはFTPS サーバーに接続する際の認証メカニズム。 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。
クライアント証明書のための証明書ストア名。
SSLClientCertType フィールドは、SSLClientCert により指定された証明書ストアの種類を指定します。ストアがパスワードで保護されている場合は、SSLClientCertPassword でパスワードを指定します。
SSLClientCert は、SSLClientCertSubject フィールドとともにクライアント証明書を指定するために使われます。SSLClientCert に値がある場合で、SSLClientCertSubject が設定されている場合は、証明書の検索が始まります。詳しくは、SSLClientCertSubject を参照してください。
証明書ストアの指定はプラットフォームに依存します。
Windows の共通のユーザとシステム証明書ストアの指定は以下のとおりです。
MY | 個人証明書と関連付けられた秘密キーを格納している証明書ストア。 |
CA | 証明機関の証明書。 |
ROOT | ルート証明書。 |
SPC | ソフトウェア発行元証明書。 |
Javaでは、証明書ストアは通常、証明書および任意の秘密キーを含むファイルです。
証明書ストアの種類がPFXFile の場合は、このプロパティにファイル名を設定します。PFXBlob の場合は、このプロパティをPFX ファイルのバイナリコンテンツ(例えば、PKCS12証明書ストア)に設定する必要があります。
TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。
このプロパティには次の値の一つを設定できます。
USER - デフォルト | Windows の場合、現在のユーザーにより所有された証明書ストアであることを指定します。この種類はJava では利用できませんので注意してください。 |
MACHINE | Windows の場合、この証明書ストアがシステムストアであることを指定します。この種類はJava では利用できませんので注意してください。 |
PFXFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPFX(PKCS12)ファイルの名前です。 |
PFXBLOB | この証明書ストアは、PFX(PKCS12)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 |
JKSFILE | この証明書ストアは、証明書を含むJava key store(JKS)ファイルの名前です。この種類はJava でのみ利用できますので注意してください。 |
JKSBLOB | この証明書ストアは、Java key store(JKS)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。この種類はJava でのみ利用できますので注意してください。 |
PEMKEY_FILE | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むPEM でエンコードされたファイルの名前です。 |
PEMKEY_BLOB | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
PUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むファイルの名前です。 |
PUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
SSHPUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むファイルの名前です。 |
SSHPUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
P7BFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPKCS7 ファイルの名前です。 |
PPKFILE | この証明書ストアは、PuTTY 秘密キー(PPK)を含むファイルの名前です。 |
XMLFILE | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含むファイルの名前です。 |
XMLBLOB | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含む文字列の名前です。 |
TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。
証明書ストアでパスワードが必要である場合、このプロパティを使用してパスワードを指定し、証明書ストアにアクセスできます。
TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。
証明書のサブジェクトは、証明書をロードするときにストア内の証明書を検索するために使用されます。
完全に一致するものが見つからない場合、ストアはプロパティの値を含むサブジェクトを検索します。それでも一致するものが見つからない場合、プロパティは空白で設定され、証明書は選択されません。
"*" に設定すると、証明書ストアの1番目の証明書が選択されます。
証明書のサブジェクトは識別の名前フィールドおよび値のカンマ区切りのリストです。例えば、"CN=www.server.com, OU=test, C=US, [email protected]" です。共通のフィールドとその説明は以下のとおりです。
フィールド | 説明 |
CN | 共通名。一般的には、www.server.com のようなホスト名です。 |
O | 法人名 |
OU | 法人の部署名 |
L | 法人の住所(市町村名) |
S | 法人の住所(都道府県) |
C | 国名 |
E | Eメールアドレス |
フィールド値にカンマが含まれている場合は、それを引用符で囲む必要があります。
FTP またはFTPS サーバーに接続する際の認証メカニズム。
SSLMode がNONE に設定されている場合、サーバーへのログインには、デフォルトのプレーンテキストでの認証が使われます。 SSLMode がIMPLICIT に設定されている場合、接続が確立された直後にSSL ネゴシエーションが開始されます。 SSLMode がEXPLICIT に設定されている場合、Sync App は最初にプレーンテキストで接続し、次にSTARTTLS などのプロトコルコマンドを使用してSSL ネゴシエーションを明示的に開始します。 SSLMode がAUTOMATIC に設定されている場合、リモートポートがプロトコルの標準のプレーンテキストポート(適用可能な場所)に設定されている場合、コンポーネントはSSLMode がEXPLICIT に設定されている場合と同じように動作します。その他すべてのケースでは、SSL ネゴシエーションはIMPLICIT になります。
TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。
TLS/SSL 接続を使用する場合は、このプロパティを使用して、サーバーが受け入れるTLS/SSL 証明書を指定できます。コンピュータによって信頼されていない他の証明書はすべて拒否されます。
このプロパティは、次のフォームを取ります:
説明 | 例 |
フルPEM 証明書(例では省略されています) | -----BEGIN CERTIFICATE----- MIIChTCCAe4CAQAwDQYJKoZIhv......Qw== -----END CERTIFICATE----- |
証明書を保有するローカルファイルへのパス。 | C:\cert.cer |
公開鍵(例では省略されています) | -----BEGIN RSA PUBLIC KEY----- MIGfMA0GCSq......AQAB -----END RSA PUBLIC KEY----- |
MD5 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | ecadbdda5a1529c58a1e9e09828d70e4 |
SHA1 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | 34a929226ae0819f2ec14b4a3d904f801cbb150d |
これを指定しない場合は、マシンが信用するすべての証明書が受け入れられます。
すべての証明書の受け入れを示すには、'*'を使用します。セキュリティ上の理由から、これはお勧めできません。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSSH プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
SSHAuthMode | SFTP サーバーへのログオンに使用する認証方法。 |
SSHClientCert | ユーザーの認証に使用する秘密鍵。 |
SSHClientCertPassword | SSHClientCert キーのパスワード(ある場合)。 |
SSHClientCertSubject | SSH クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSHClientCertType | SSHClientCert 秘密鍵の種類。 |
SSHUser | SSH ユーザー。 |
SSHPassword | SSH パスワード。 |
SFTP サーバーへのログオンに使用する認証方法。
ユーザーの認証に使用する秘密鍵。
公開鍵認証を使用するには、SSHClientCert に有効な秘密鍵が含まれている必要があります。 公開鍵はオプションで、含まれていない場合はSync App が秘密鍵から生成します。 Sync App は公開鍵をサーバーに送信し、ユーザーが公開鍵を認証した場合に接続が許可されます。
SSHClientCertType フィールドは、SSHClientCert により指定されたキーストアの種類を指定します。 ストアがパスワードで保護されている場合は、SSHClientCertPassword でパスワードを指定します。
一部の種類のキーストアは、複数のキーを含むことができるコンテナです。 デフォルトでは、Sync App はストアの最初のキーを選択しますが、SSHClientCertSubject を使用して特定のキーを指定することも可能です。
SSHClientCert キーのパスワード(ある場合)。
このプロパティは、SSHAuthMode がPublicKey に設定され、SSHClientCert が秘密鍵に設定されているSFTP サーバーに認証する場合にのみ使用されます。
SSH クライアント証明書のサブジェクト。
証明書のサブジェクトは、証明書をロードするときにストア内の証明書を検索するために使用されます。
完全に一致するものが見つからない場合、ストアはプロパティの値を含むサブジェクトを検索します。
それでも一致するものが見つからない場合、プロパティは空白で設定され、証明書は選択されません。
"*" に設定すると、証明書ストアの1番目の証明書が選択されます。
証明書のサブジェクトは識別の名前フィールドおよび値のカンマ区切りのリストです。 例えば、"CN=www.server.com, OU=test, C=US, [email protected]"。共通のフィールドとその説明は以下のとおりです。
フィールド | 説明 |
CN | 共通名。一般的には、www.server.com のようなホスト名です。 |
O | 法人名 |
OU | 法人の部署名 |
L | 法人の住所(市町村名) |
S | 法人の住所(都道府県) |
C | 国名 |
E | Eメールアドレス |
フィールド値にカンマが含まれている場合は、それを引用符で囲む必要があります。
SSHClientCert 秘密鍵の種類。
このプロパティには次の値の1つを設定できます。
種類 | 説明 | 許容されるBlob 値 |
MACHINE/USER | Blob 値はサポートされていません。 | |
JKSFILE/JKSBLOB | base64のみ | |
PFXFILE/PFXBLOB | PKCS12形式(.pfx)のファイル。証明書と秘密鍵の両方を含む必要があります。 | base64のみ |
PEMKEY_FILE/PEMKEY_BLOB | PEM 形式のファイル。RSA、DSA、またはOPENSSH の秘密鍵を含む必要があります。オプションで、秘密鍵と一致する証明書を含むことができます。 | base64またはプレーンテキスト。blob をテキストとして入力する場合、改行をスペースに置き換えることができます。 |
PPKFILE/PPKBLOB | puttygen ツールで作成されたPuTTY 形式の秘密鍵。 | base64のみ |
XMLFILE/XMLBLOB | .NET のRSA クラスによって生成される形式のXML キー:RSA.ToXmlString(true)。 | base64またはプレーンテキスト。 |
SSH ユーザー。
SSH ユーザー。
SSH パスワード。
SSH パスワード。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なFirewall プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。
このプロパティは、Sync App がFirewallServer プロキシ経由でトンネルトラフィックを使うためのプロトコルを指定します。デフォルトでは、Sync App はシステムプロキシに接続します。この動作を無効化し次のプロキシタイプのどれかで接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
タイプ | デフォルトポート | 説明 |
TUNNEL | 80 | これが設定されている場合、Sync App はMicrosoft Excel への接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
SOCKS4 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 4 プロキシ経由で送信し、接続リクエストが許容されるかどうかを決定します。 |
SOCKS5 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 5 プロキシ経由で送信します。プロキシに認証が必要な場合には、FirewallUser およびFirewallPassword をプロキシが認識する認証情報に設定します。 |
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer およびProxyPort ポートを使ってください。HTTP プロキシへの認証には、ProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を使ってください。
プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するIP アドレス、DNS 名、もしくはプロキシホスト名を指定するプロパティです。プロトコルはFirewallType で指定されます。このプロパティとFirewallServer を使って、SOCKS 経由での接続、もしくはトンネリングが可能です。HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を使用します。
Sync App はデフォルトでシステムプロキシを使うので注意してください。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定してください。
プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するプロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。名前もしくはIP アドレスを指定するには、FirewallServer を使います。FirewallType でプロトコルを指定します。
プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。
FirewallUser およびFirewallPassword プロパティは、FirewallType により指定された認証方式に則り、FirewallServer、およびFirewallPort で指定されたプロキシに対しての認証に使われます。
プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、FirewallType により指定された認証メソッドに則り、FirewallServer およびFirewallPort で指定されたプロキシに渡されます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なProxy プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。
これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を参照してください。SOCKS やトンネリングなどの他のプロキシには、FirewallType を参照してください。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。HTTP プロキシへの認証には、Sync App はHTTP、Windows(NTLM)、もしくはKerberos 認証タイプを使用することができます。
SOCKS プロキシを経由して接続する、もしくは接続をトンネルするには、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。
HTTP トラフィックをリダイレクトするHTTP プロキシが実行されているポート。ProxyServer でHTTP プロキシを指定します。その他のプロキシタイプについては、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。
この値は、ProxyServer およびProxyPort で指定されるHTTP プロキシに認証するために使われる認証タイプを指定します。
Sync App は、デフォルトでsystem proxy settings を使い、追加での設定が不要です。他のプロキシへの接続をする場合には、ProxyServer およびProxyPort に加え、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
認証タイプは、次のどれかになります。
SOCKS 5 認証のような他の認証タイプを使用するには、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。
ProxyUser および ProxyPassword オプションは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシに対して接続および認証するために使用されます。
ProxyAuthScheme で使用可能な認証タイプを選択することができます。HTTP 認証を使う場合、これをHTTP プロキシで識別可能なユーザーのユーザー名に設定します。Windows もしくはKerberos 認証を使用する場合、このプロパティを次の形式のどれかでユーザー名に設定します。
user@domain domain\user
ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、NTLM(Windows)、Kerberos、もしくはHTTP 認証をサポートするHTTP プロキシサーバーに認証するために使われます。HTTP プロキシを指定するためには、ProxyServer およびProxyPort を設定します。認証タイプを指定するためにはProxyAuthScheme を設定します。
HTTP 認証を使う場合、さらにHTTP プロキシにProxyUser およびProxyPassword を設定します。
NTLM 認証を使う場合、Windows パスワードにProxyUser およびProxyPassword を設定します。Kerberos 認証には、これらを入力する必要があります。
SOCKS 5 認証もしくは、トンネリングは、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシに接続する場合には、これをfalse に設定します。
ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。
このプロパティは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシへの接続にSSL を使用するかどうかを決定します。この値は、AUTO、ALWAYS、NEVER、TUNNEL のいずれかです。有効な値は次のとおりです。
AUTO | デフォルト設定。URL がHTTPS URL の場合、Sync App は、TUNNEL オプションを使います。URL がHTTP URL の場合、コンポーネントはNEVER オプションを使います。 |
ALWAYS | 接続は、常にSSL 有効となります。 |
NEVER | 接続は、SSL 有効になりません。 |
TUNNEL | 接続は、トンネリングプロキシを経由します。プロキシサーバーがリモートホストへの接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。
ProxyServer は、このプロパティで定義されたアドレスを除くすべてのアドレスに使用されます。セミコロンを使用してエントリを区切ります。
Sync App は、追加設定なしにデフォルトでシステムのプロキシ設定を使います。この接続のプロキシ例外を明示的に構成するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定して、ProxyServer およびProxyPort を設定する必要があります。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
ログファイルに含めるコアモジュール。
指定された(';' で区切られた)モジュールのみがログファイルに含まれます。デフォルトではすべてのモジュールが含まれます。
概要はログ ページを参照してください。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSchema プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。
Sync App のスキーマファイル(テーブルとビューの場合は.rsd ファイル、ストアドプロシージャの場合は.rsb ファイル)を含むディレクトリへのパス。このフォルダの場所は、実行ファイルの場所からの相対パスにすることができます。Location プロパティは、定義をカスタマイズしたり(例えば、カラム名を変更する、カラムを無視するなど)、新しいテーブル、ビュー、またはストアドプロシージャでデータモデルを拡張する場合にのみ必要です。
指定しない場合、デフォルトの場所は"%APPDATA%\\CData\\Excel Data Provider\\Schema" となり、%APPDATA% はユーザーのコンフィギュレーションディレクトリに設定されます:
このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。
スキーマをデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でスキーマのリストを提供すると、 パフォーマンスが向上します。
このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。
テーブルを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でテーブルのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいテーブルを指定します。各テーブルは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Tables=TableA,[TableB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`TableC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。
ビューを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でビューのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいビューを指定します。各ビューは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Views=ViewA,[ViewB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`ViewC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なMiscellaneous プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
Charset | Microsoft Excel ファイルに移行、またはMicrosoft Excel ファイルから移行した文字データをエンコードおよびデコードするための、セッション毎の文字セットを指定します。デフォルト値はUTF-8 です。 |
ClientCulture | このプロパティを使用して、クライアントアプリケーションが受け取るデータの形式(通貨値など)を指定できます。このプロパティは、クライアントアプリケーションがマシンの現在のカルチャ設定をサポートしていない場合に使用できます。例えば、Microsoft Access では'en-US' が必要です。 |
Culture | この設定を使用して、provider に渡された特定のデータ型をprovider が解釈する方法を決定するカルチャ設定を指定できます。例えば、Culture='de-DE' の設定にすると、米国のマシンでもドイツ語形式で出力されます。 |
CustomHeaders | ユーザーが決定したその他のヘッダー(オプション)。 |
CustomUrlParams | リクエストに含めるカスタムクエリ文字列。 |
FolderId | Google Drive のフォルダID。設定すると、URI で指定されたリソースの位置はすべての操作においてFolder ID からの相対位置となります。 |
IncludeDropboxTeamResources | Dropbox チームフォルダやファイルを含めるかどうかを示します。 |
IncludeItemsFromAllDrives | Google Drive の共有ドライブ項目を結果に含めるかどうか。存在しないかfalse に設定されている場合、共有ドライブ項目は返されません。 |
MaxRows | クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
Microsoft Excel ファイルに移行、またはMicrosoft Excel ファイルから移行した文字データをエンコードおよびデコードするための、セッション毎の文字セットを指定します。デフォルト値はUTF-8 です。
Microsoft Excel ファイルに移行、またはMicrosoft Excel ファイルから移行した文字データをエンコードおよびデコードするための、セッション毎の文字セットを指定します。デフォルト値はUTF-8 です。
このプロパティを使用して、クライアントアプリケーションが受け取るデータの形式(通貨値など)を指定できます。このプロパティは、クライアントアプリケーションがマシンの現在のカルチャ設定をサポートしていない場合に使用できます。例えば、Microsoft Access では'en-US' が必要です。
このオプションは、Sync App 出力の形式に影響を与えます。入力の解釈方法を定義する形式を指定するには、Culture オプションを使用します。デフォルトでは、Sync App は入力の解釈と出力の形式に、マシンの現在のロケール設定を使用します。
この設定を使用して、provider に渡された特定のデータ型をprovider が解釈する方法を決定するカルチャ設定を指定できます。例えば、Culture='de-DE' の設定にすると、米国のマシンでもドイツ語形式で出力されます。
このプロパティは、Sync App 入力に影響を与えます。別のカルチャ形式の値を解釈するには、Client Culture プロパティを使用します。デフォルトでは、Sync App は入力の解釈と出力の形式に、マシンの現在のロケール設定を使用します。
ユーザーが決定したその他のヘッダー(オプション)。
このプロパティは、他のプロパティ(ContentType、From など)から作成されたHTTP リクエストヘッダーに追加するヘッダーの文字列に設定できます。
ヘッダーは、HTTP の仕様で説明されているとおり、"header: value" 形式でなければなりません。ヘッダー行はキャリッジリターンと改行(CRLF)文字で区切る必要があります。
このプロパティは慎重に使用してください。このプロパティに無効なヘッダーが含まれていると、HTTP リクエストは失敗する場合があります。
このプロパティは、専門的/非標準的なAPI と統合するためにSync App の機能を微調整する場合に便利です。
リクエストに含めるカスタムクエリ文字列。
CustomUrlParams を使用すると、HTTP リクエストに含まれるカスタムクエリ文字列パラメータを指定できます。パラメータは、field1=value1&field2=value2&field3=value3 の形式で、クエリ文字列としてエンコードする必要があります。クエリ文字列の値はURL エンコードされている必要があります。
Google Drive のフォルダID。設定すると、URI で指定されたリソースの位置はすべての操作においてFolder ID からの相対位置となります。
Google Drive のフォルダID。設定すると、URI で指定されたリソースの位置はすべての操作においてFolder ID からの相対位置となります。
Dropbox チームフォルダやファイルを含めるかどうかを示します。
Dropbox チームフォルダやファイルにアクセスするには、この接続プロパティをTrue に設定してください。
Google Drive の共有ドライブ項目を結果に含めるかどうか。存在しないかfalse に設定されている場合、共有ドライブ項目は返されません。
このプロパティを'True' に設定すると、共有ドライブを含むすべてのドライブからファイルが取得されます。URI の先頭を共有ドライブのパスに設定し、オプションで任意のフォルダを指定することで、ファイルの検索対象を特定の共有ドライブまたは共有ドライブ内の特定のフォルダに限定することができます(例:'gdrive://SharedDriveA/FolderA/...')。さらに、FolderId プロパティを使用すると検索対象を正確なサブディレクトリに限定できます。
クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。
クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。
これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。
以下にリストされているプロパティは、特定のユースケースで使用可能です。通常のドライバーのユースケースおよび機能では、これらのプロパティは必要ありません。
複数のプロパティをセミコロン区切りリストで指定します。
DefaultColumnSize | データソースがメタデータにカラムの長さを提供しない場合に、文字列フィールドのデフォルトの長さを設定します。デフォルト値は2000です。 |
ConvertDateTimeToGMT | 日時の値を、マシンのローカルタイムではなくGMT グリニッジ標準時に変換するかどうかを決定します。 |
RecordToFile=filename | 基底のソケットデータ転送を指定のファイルに記録します。 |
このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。
Entity Framework ではテーブルカラムでない疑似カラムに値を設定できないため、この設定はEntity Framework で特に便利です。この接続設定の値は、"Table1=Column1, Table1=Column2, Table2=Column3" の形式です。"*=*" のように"*" 文字を使用して、すべてのテーブルとすべてのカラムを含めることができます。
テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。
テーブルのカラムはテーブル行をスキャンすることで決定される必要があります。この値はスキャンされる行数の最大値を設定します。
大きい値を設定すると、パフォーマンスが低下する場合があります。小さい値を設定すると、特にnull データがある場合には、データ型を正しく判定できない場合があります。
タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。
Timeout が0に設定されている場合は、操作がタイムアウトしません。処理が正常に完了するか、エラー状態になるまで実行されます。
Timeout の有効期限が切れても処理が完了していない場合は、Sync App は例外をスローします。
カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。
ユーザー定義ビューは、UserDefinedViews.json というJSON 形式のコンフィギュレーションファイルで定義されています。Sync App は、このファイルで指定されたビューを自動的に検出します。
また、複数のビュー定義を持ち、UserDefinedViews 接続プロパティを使用して制御することも可能です。このプロパティを使用すると、指定されたビューのみがSync App によって検知されます。
このユーザー定義ビューのコンフィギュレーションファイルは、次のようにフォーマットされています。
次に例を示します。
{ "MyView": { "query": "SELECT * FROM Sheet WHERE MyColumn = 'value'" }, "MyView2": { "query": "SELECT * FROM MyTable WHERE Id IN (1,2,3)" } }UserDefinedViews 接続プロパティを使用して、JSON コンフィギュレーションファイルの場所を指定します。次に例を示します。
"UserDefinedViews", "C:\\Users\\yourusername\\Desktop\\tmp\\UserDefinedViews.json"