CData Python Connector for CSV

Build 24.0.9062

SSO 接続

SSO 認証

サービスプロバイダ Okta OneLogin ADFS AzureAD
Amazon S3 Y Y Y
Azure Blob Storage
Azure Data Lake Store Gen1
Azure Data Lake Store Gen2
Azure Data Lake Store Gen2 with SSL
Google Drive
OneDrive
Box
Dropbox
SharePoint Online SOAP Y Y Y
SharePoint Online REST
Wasabi
Google Cloud Storage
Oracle Cloud Storage
Azure File

AzureAD

Azure AD の設定

この構成の背景にあるメインテーマはOAuth 2.0 On-Behalf-Of flow です。 これにはAzure AD アプリケーションが2つ必要です。

  1. 特定のサービスプロバイダーへのシングルサインオンプロセスに使用されるアプリケーション。
    • Amazon S3: このアプリケーションを作成する方法については、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、Azure AD からAWS コンソールにログイン可能であることを確認してください。

      "Azure AD テストユーザーの割り当て" の手順は、ユーザーを割り当てる際にAWS ロールを選択できるように、プロビジョニング後まで保存しておきます。

  2. 前の手順で作成したSSO アプリケーションに対するuser_impersonation 権限を持つ「コネクタ」プリケーション。 [Azure Active Directory]->[アプリの登録]に進み、新しいアプリケーションを登録します。アプリケーションを登録したら、SSO アプリケーションへのAPI 呼び出しを許可する必要があります。 登録したアプリのAPI のアクセス許可セクションに移動して、[アクセス許可の追加]ボタンをクリックします。API 名またはアプリケーションId を指定してSSO アプリケーションのAPI を選択し、 user_impersonation アクセス許可を追加します。

CData ドライバーの共通プロパティ

次のSSOProperties がAzure Active Directory への認証に必要です。すべてのサービスプロバイダーに指定する必要があります。

  • Resource:アプリ登録の概要セクションにリストされている、SSO アプリケーションのアプリケーションId URI。
  • Tenant:アプリケーションが登録されているAzure AD テナントのId。この値はhere で確認できます。

OAuth 2.0 On-Behalf-Of フローからSSO SAML レスポンスを取得するので、次のOAuth 接続プロパティを指定する必要があります。

  • OAuthClientId:アプリ登録の概要セクションにリストされている、コネクタアプリケーションのアプリケーションId。
  • OAuthClientSecret:コネクタアプリケーションのクライアントシークレット値。新しいクライアントシークレットを作成すると、Azure AD にこれが表示されます(証明書 & シークレットのセクション)。

Amazon S3

Amazon S3 サービスプロバイダーに接続するときは、共通プロパティに加えて、次のプロパティを指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeAzureAD に設定します。
  • AWSRoleARN:IAM ロールのARN。IAM ロールの概要ページに示されています。
  • AWSPrincipalARN:ID プロバイダーのARN。ID プロバイダーの概要ページに示されています。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme=AzureAD;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=d593a1d-ad89-4457-872d-8d7443aaa655;OauthClientSecret=g9-oy5D_rl9YEKfN-45~3Wm8FgVa2F;SSOProperties='Tenant=94be7-edb4-4fda-ab12-95bfc22b232f;Resource=https://signin.aws.amazon.com/saml;';AWSRoleARN=arn:aws:iam::2153385180:role/AWS_AzureAD;AWSPrincipalARN=arn:aws:iam::215515180:saml-provider/AzureAD;

OneLogin

OneLogin の設定

特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。

  • SharePoint SOAP: このアプリケーションを作成する方法については、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、OneLogin からOffice 365 にログイン可能であることを確認してください。 アプリケーション内でWS-Trust を有効化してください。有効化されていない場合、CData ドライバーは接続できません。

SharePoint SOAP

以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeOneLogin に設定。
  • User:OneLogin アカウントのユーザー名。
  • Password:OneLogin アカウントのパスワード。
  • SSOProperties
    • Domain(オプション):SSO のドメインで設定されたドメインがUser のドメインと異なる場合には、このプロパティを設定する必要がある場合があります。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme='OneLogin';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';

Okta

Okta の設定

特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。

  • SharePoint SOAP: このアプリケーションを作成してSSO を設定する方法については、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、Okta からOffice 365 にログイン可能であることを確認してください。 アプリケーション内でWS-Federation を使用してSSO を設定してください。設定されていない場合、CData ドライバーは接続できません。
  • Amazon S3: このアプリケーションを作成してSSO を設定する方法については、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、Okta からAWS にログイン可能であることを確認してください。 アプリケーション内でSAML 2.0でSSO を設定してください。設定されていない場合、CData ドライバーは接続できません。 Okta アプリで割り当てられたAWS ロールが、接続するS3バケットにアクセスできることを確認します。

SharePoint SOAP

以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeOkta に設定。
  • User:Okta アカウントのユーザー名。
  • Password:Okta アカウントのパスワード。
  • SSOProperties
    • Domain(オプション):SSO のドメインで設定されたドメインがUser のドメインと異なる場合には、このプロパティを設定する必要がある場合があります。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme='Okta';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';

Amazon S3

以下のプロパティは、Amazon S3サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeOkta に設定。
  • User:Okta アカウントのユーザー名。
  • Password:Okta アカウントのパスワード。
  • SSOLoginURL:AWS Okta SSO アプリの埋め込みURL に設定。
  • AWSRoleARN(オプション):IAM ロールのARN。IAM ロールの概要ページに示されています。
  • AWSPrincipalARN(オプション):ID プロバイダーのARN。ID プロバイダーの概要ページに示されています。
  • SSOProperties
    • APIToken(オプション):顧客がOkta 組織で作成したAPI Token に設定。Okta クライアントリクエストコンテキストをオーバーライドする、信頼されたアプリケーションまたはプロキシ経由でユーザーを認証する場合に使用してください。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme=Okta;User=OktaUser;Password=OktaPassword;SSOLoginURL='https://{subdomain}.okta.com/home/amazon_aws/0oan2hZLgQiy5d6/272';

ADFS

ADFS の設定

特定のプロバイダーへのシングルサインオン処理に使用するアプリケーションを、作成する必要があります。

  • SharePoint SOAP: Office 365 のシングルサインオン用にADFS を設定するには、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、ADFS からOffice 365 にログイン可能であることを確認してください。
  • Amazon S3: AWS のシングルサインオン用にADFS を設定するには、こちらのlink詳しい手順を参照してください。接続をテストして、ADFS からAWS にログイン可能であることを確認してください。

SharePoint SOAP

以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeADFS に設定。
  • User:ADFS アカウントのユーザー名。
  • Password:ADFS アカウントのパスワード。
  • SSOProperties
    • Domain(オプション):SSO のドメインで設定されたドメインがUser のドメインと異なる場合には、このプロパティを設定する必要がある場合があります。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme='ADFS';User=test;Password=test;SSOProperties='Domain=test.cdata;';

Amazon S3

以下のプロパティは、SharePoint SOAP サービスプロバイダーに接続する際には指定する必要があります。

  • AuthSchemeAuthSchemeADFS に設定。
  • SSOLoginURL:ADFS インスタンスのURL に設定。
  • User:ADFS アカウントのユーザー名。
  • Password:ADFS アカウントのパスワード。
  • AWSRoleARN(オプション):IAM ロールのARN。IAM ロールの概要ページに示されています。
  • AWSPrincipalARN(オプション):ID プロバイダーのARN。ID プロバイダーの概要ページに示されています。
次は接続文字列の例です。
AuthScheme=ADFS;User=username;Password=password;SSOLoginURL='https://sts.company.com';
ADFS 統合

ADFS 統合フローでは、現在ログインしているWindows ユーザーの資格情報で接続します。 ADFS 統合フローを使用するには、User およびPassword を指定せず、それ以外の設定は上記のADFS ガイドと同じステップを実行してください。

Copyright (c) 2024 CData Software, Inc. - All rights reserved.
Build 24.0.9062