FMT
すべてのテキストファイルのパースに使用する形式。
データ型
string
デフォルト値
"CsvDelimited"
解説
この接続プロパティを設定すると、本製品 は指定されたファイル形式に従ってURI のすべてのテキストファイルをパースします。テキストファイルの形式は、Microsoft Jet OLE DB 4.0 ExtendedProperties for text files と同様に、ExtendedProperties でも指定できます。ExtendedProperties で指定された形式は、スタンドアロン接続プロパティとして設定された形式をオーバーライドします。Schema.ini のFormat プロパティは、接続文字列で設定されたファイル形式をオーバーライドします。
FMT には次のいずれかの値を設定できます。
- CsvDelimited:本製品 は各フィールドをカンマで区切ります。
- TabDelimited:本製品 は各フィールドをタブで区切ります。
- FixedLength:本製品 は各フィールドを区切るために指定された文字数をカウントします。この形式を指定した場合は、各カラムの幅をSchema.ini で定義する必要があります。
次の接続文字列は、URI で指定されたフォルダ内のすべてのテキストファイルをヘッダー付きのタブ区切りの値としてパースします。
URI=C:\mytsv;FMT=TabDelimited
プロパティが上記の値以外の値に設定されている場合は、指定された入力の文字リテラルが区切り文字として読み取られます。例:
URI=C:\mypipdelimitedfile;FMT=||
このプロパティは16進数区切り文字をサポートしています。本製品 は、'0x' で始まるすべての値(例:FMT=0x01)を、文字列リテラルではなく16進数として扱います。
16進数区切り文字にはエスケープ機構がないことに注意してください。