Excel Add-In for Microsoft SharePoint

Build 25.0.9434

接続の確立

接続プロファイルの設定

[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Microsoft SharePoint]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいMicrosoft SharePoint 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。

Microsoft SharePoint への接続

オンラインまたはオンプレミスのどちらで接続するか、どのようなアーキテクチャを使用するか、どのリストやドキュメントにアクセスするかに関わらず、Microsoft SharePoint への接続には次の2つの設定が必要です。
  • URL 接続プロパティを設定します。
  • 使用環境に適した認証プロパティを設定します。

URL の設定:

Microsoft SharePoint は、グローバルなMicrosoft SharePoint サイト内のすべてのリストとドキュメント、または個々のサイトのすべてのリストとドキュメントで機能します。

グローバルなMicrosoft SharePoint サイトですべてのリストおよびドキュメントを操作するには、URL 接続プロパティをサイトコレクションURL に設定します。次に例を示します。

https://teams.contoso.com

個々のサイトですべてのリストおよびドキュメントを操作するには、URL 接続プロパティを個々のサイトURL に設定します。次に例を示します。

 https://teams.contoso.com/TeamA

以下のセクションでは、使用環境に適した認証プロパティの設定方法について説明します。カスタムOAuth アプリケーション(Web アプリケーションでAzureAD を使用する場合は必須、デスクトップアプリケーションまたはヘッドレスサーバー経由でAzureAD にアクセスする場合はオプション)の作成については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

Microsoft SharePoint Online

SharePointEdition を"SharePoint Online" に設定し、User およびPassword をSharePoint へのログオンに使用するクレデンシャルに設定します。例えば、Microsoft Online Services アカウントへのクレデンシャルです。

Microsoft SharePoint Online は、多くのクラウドベースのアーキテクチャをサポートし、各アーキテクチャは、それぞれ異なる認証スキームをサポートしています。

  • Microsoft Entra ID(Azure AD)
  • ADFS、Okta、OneLogin、またはPingFederate SSO ID プロバイダーを介したシングルサインオン(SSO)
  • Azure MSI
  • Azure パスワード
  • OAuthJWT
  • SharePointOAuth

もしユーザーアカウントのドメインがID プロバイダーに設定されたドメインと異なる場合には、SSODomain を後者に設定します。このプロパティは、すべてのSSO で必要になる可能性があります。

Microsoft Entra ID(Azure AD)

Note:Microsoft はAzure ADEntra ID にリブランドしました。ユーザーがEntra ID 管理サイトを操作する必要があるトピックでは、Microsoft が使用している名称と同じものを使用します。ただし、名前または値が"Azure AD" を参照しているCData 接続プロパティは、依然として存在します。

Microsoft Entra ID(AzureAD)は、OAuth を使用して認証する接続タイプです。OAuth では認証するユーザーにインターネットブラウザでMicrosoft SharePoint との通信を要求します。下記で説明するとおり、本ドライバーはいくつかの方法でこれをサポートします。

Azure テナントの新しいAzureAD アプリケーションを承認する際、組織による管理者の同意が必要になる場合があります。すべてのAzureAD フローにおいて、AzureAD アプリケーションの初期インストールと使用の際は、管理者がそのAzure テナントのアプリケーションを承認する必要があります。詳細はカスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

デスクトップアプリケーション
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムAzureAD アプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

認証に関する2つの方法の違いは、カスタムAzureAD アプリケーションを使用する場合に、2つの接続プロパティを追加で設定する必要があることだけです。

次の接続プロパティを設定して、接続してください。

  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:アプリケーション設定のクライアントId。
    • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のクライアントシークレット。

接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。

シングルサインオンID プロバイダー

ADFS

AuthSchemeADFS に設定します。次の接続プロパティを設定する必要があります。

  • User:ADFS ユーザー。
  • Password:ユーザーのADFS パスワード。
  • SSODomain(オプション):ADFS のID プロバイダーで設定されたドメイン。
接続文字列の例:
AuthScheme=ADFS;User=ADFSUserName;Password=ADFSPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
Okta

AuthSchemeOkta に設定します。Okta に接続するには、次の接続プロパティを使用します。

  • User:Okta ユーザー。
  • Password:ユーザーのOkta パスワード。
  • SSODomain(オプション):Okta のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=Okta;User=oktaUserName;Password=oktaPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
OneLogin

AuthSchemeOneLogin に設定します。OneLogin への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • User:OneLogin ユーザー。
  • Password:ユーザーのOneLogin パスワード。
  • SSODomain(オプション):OneLogin のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=OneLogin;User=OneLoginUserName;Password=OneLoginPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
PingFederate

AuthSchemePingFederate に設定します。PingFederate への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • User:PingFederate ユーザー。
  • Password:ユーザーのPingFederate パスワード。
  • SSODomain(オプション):PingFederate のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=PingFederate;User=PingFederateUserName;Password=PingFederatePassword;URL='http://sharepointserver/mysite';

Azure MSI

Azure VM 上でMicrosoft SharePoint を実行している場合は、Azure Managed Service Identity(MSI)の資格情報を利用して接続が可能です。

MSI 資格情報が認証用に自動的に取得されます。

Azure パスワード

Azure 資格情報を使用して直接接続するには、次の接続プロパティを指定します。
  • AuthSchemeAzurePassword
  • User:Azure への接続に使用するユーザーアカウント
  • Password:Azure への接続に使用するパスワード
  • AzureTenant:Azure 上のMicrosoft SharePoint への認証に使用するOAuth アプリケーションの概要ページにある、Directory (tenant) ID

OAuthJWT 証明書

AuthSchemeOAuthJWT に設定します。Microsoft SharePoint への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • AzureTenant:接続するテナント。
  • OAuthJWTCert:JWT 証明書のストア。
  • OAuthJWTCertType:JWT 証明書を格納するキーストアの種類。
  • OAuthJWTIssuer:JWT アサーションの発行者。
  • OAuthJWTCertPassword:JWT 証明書に関連付けられたパスワード。証明書タイプにパスワードが必要な場合は、これを設定します。

SharePointOAuth

AuthSchemeSharePointOAuth に設定します。SharePointOAuth への接続には、次の接続プロパティを使用します。

接続文字列の例:

SharePointEdition='SharePointOnline';URL=https://contoso.sharepoint.com;Schema=REST;AuthScheme=SharePointOAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=11111111-1111-1111-1111-111111111111;OAuthClientSecret=1111111111111/11111111111111/11111111111111=;
この認証方式(AuthScheme)は、SharePoint のアプリ専用プリンシパルと連携して動作します。アプリ専用プリンシパルの構成およびアクセス許可の付与方法については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。この認証方式に該当するのは、SharePoint アプリセクションのみです。

2026年4月2日をもって、Microsoft 365 のSharePoint におけるAzure Access Control Services(ACS)は廃止されます。この日以降、既存のユーザーはAzure ACS プリンシパルを作成したり、SharePoint にアクセスするために使用したりすることができなくなります。また、2024年11月1日以降、新しいテナントではAzure ACS の利用ができなくなっています。この変更は、米国政府機関向けクラウド(Government Clouds)および米国国防総省(Department of Defense)を含むすべての環境に適用されます。

Microsoft は、より安全な認証方式であるAzureAD またはOAuthJWT への移行を推奨しています。

Microsoft SharePoint オンプレミス

Microsoft SharePoint オンプレミスは、多くのプレミスベースのアーキテクチャをサポートしています。

  • Windows(NTLM)
  • Kerberos
  • ADFS
  • 匿名アクセス

次の認証タイプを使用するには、SharePointEdition を"SharePoint On-Premises" に設定します。

Windows(NTLM)

これは最も一般的な認証タイプです。そのため、本製品 はNTLM をデフォルトとして使用するように事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定して接続します。

Kerberos

AuthSchemeNEGOTIATE に設定し、次に以下のKerberos 接続プロパティを設定します。

  • KerberosKDC:Kerberos KDC マシンのホスト名またはIP アドレス。
  • KerberosSPN:Microsoft SharePoint のKerberos プリンシパルのサービスとホスト。これは、principal value(例:MyService/[email protected])の'@' 記号の前の値(例:MyService/MyHost)です。

Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。

ADFS

AuthSchemeADFS に設定し、次に以下の接続プロパティを設定します。

  • User:ADFS ユーザー。
  • Password:ユーザーのADFS パスワード。
  • SSOLoginURL:ADFS サーバーのWS-Trust エンドポイント。
ADFS へ認証するには、SSOProperties も設定する必要があります。SharePoint のADFS サーバー上にあるRelyingParty パラメータの値を指定します。 接続文字列の例:
AuthScheme=ADFS;User=ADFSUserName;Password=ADFSPassword;SSOLoginURL='https://<authority>/adfs/services/trust/2005/usernamemixed';SSO Properties ='RelyingParty=urn:sharepoint:sp2016;';

匿名アクセス

AuthScheme をURL と一緒にNONE に設定します。

接続プロパティ

最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。

接続の管理

Microsoft SharePoint への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。

関連項目

  • データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
  • Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Microsoft SharePoint データとやり取りする他の方法が見つかります。

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