Tableau Connector for Microsoft SharePoint

Build 25.0.9434

接続の設定

コネクタのインストール 後、Microsoft SharePoint 内のデータのデータソースに接続して作成できます。

データソースの設定

データに接続するには、次の手順を実行してください:

  1. 接続 | To a Server詳細をクリックします。
  2. Microsoft SharePoint by CData というデータソースを選択します。
  3. 接続に必要な情報を入力します。
  4. サインインをクリックします。
  5. 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。

Connection Builder の使用

connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。

Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。

  • Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for Microsoft SharePoint フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
  • また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。

Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。

Microsoft SharePoint への接続

オンラインまたはオンプレミスのどちらで接続するか、どのようなアーキテクチャを使用するか、どのリストやドキュメントにアクセスするかに関わらず、Microsoft SharePoint への接続には次の2つの設定が必要です。
  • URL 接続プロパティを設定します。
  • 使用環境に適した認証プロパティを設定します。

URL の設定:

Microsoft SharePoint は、グローバルなMicrosoft SharePoint サイト内のすべてのリストとドキュメント、または個々のサイトのすべてのリストとドキュメントで機能します。

グローバルなMicrosoft SharePoint サイトですべてのリストおよびドキュメントを操作するには、URL 接続プロパティをサイトコレクションURL に設定します。次に例を示します。

https://teams.contoso.com

個々のサイトですべてのリストおよびドキュメントを操作するには、URL 接続プロパティを個々のサイトURL に設定します。次に例を示します。

 https://teams.contoso.com/TeamA

以下のセクションでは、使用環境に適した認証プロパティの設定方法について説明します。カスタムOAuth アプリケーション(Web アプリケーションでAzureAD を使用する場合は必須、デスクトップアプリケーションまたはヘッドレスサーバー経由でAzureAD にアクセスする場合はオプション)の作成については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

Microsoft SharePoint Online

SharePointEdition を"SharePoint Online" に設定し、User およびPassword をSharePoint へのログオンに使用するクレデンシャルに設定します。例えば、Microsoft Online Services アカウントへのクレデンシャルです。

Microsoft SharePoint Online は、多くのクラウドベースのアーキテクチャをサポートし、各アーキテクチャは、それぞれ異なる認証スキームをサポートしています。

  • Microsoft Entra ID(Azure AD)
  • ADFS、Okta、OneLogin、またはPingFederate SSO ID プロバイダーを介したシングルサインオン(SSO)
  • Azure MSI
  • Azure パスワード
  • OAuthJWT
  • SharePointOAuth

もしユーザーアカウントのドメインがID プロバイダーに設定されたドメインと異なる場合には、SSODomain を後者に設定します。このプロパティは、すべてのSSO で必要になる可能性があります。

Microsoft Entra ID(Azure AD)

Note:Microsoft はAzure ADEntra ID にリブランドしました。ユーザーがEntra ID 管理サイトを操作する必要があるトピックでは、Microsoft が使用している名称と同じものを使用します。ただし、名前または値が"Azure AD" を参照しているCData 接続プロパティは、依然として存在します。

Microsoft Entra ID(AzureAD)は、OAuth を使用して認証する接続タイプです。OAuth では認証するユーザーにインターネットブラウザでMicrosoft SharePoint との通信を要求します。下記で説明するとおり、本ドライバーはいくつかの方法でこれをサポートします。

Azure テナントの新しいAzureAD アプリケーションを承認する際、組織による管理者の同意が必要になる場合があります。すべてのAzureAD フローにおいて、AzureAD アプリケーションの初期インストールと使用の際は、管理者がそのAzure テナントのアプリケーションを承認する必要があります。詳細はカスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

デスクトップアプリケーション
CData は、OAuth デスクトップ認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。代わりに、カスタムAzureAD アプリケーションを作成することも可能です。カスタムアプリケーションの作成およびその理由については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。

認証に関する2つの方法の違いは、カスタムAzureAD アプリケーションを使用する場合に、2つの接続プロパティを追加で設定する必要があることだけです。

次の接続プロパティを設定して、接続してください。

  • InitiateOAuthGETANDREFRESH。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。
  • CallbackURL:アプリケーション設定のリダイレクトURL。
  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:アプリケーション設定のクライアントId。
    • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のクライアントシークレット。

接続すると、connector はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。connector はこれでOAuth プロセスを完了します。

  1. コールバックURL からアクセストークンを取得し、リクエストを認証します。
  2. 古いトークンの期限が切れたときは、新しいアクセストークンを取得します。
  3. OAuth 値をOAuthSettingsLocation に保存します。これらの保存された値は接続間で永続化されます。
ヘッドレスマシン

ヘッドレスマシンのユーザーアカウントでOAuth を使用するようにドライバーを設定するには、インターネットブラウザに対応した別の端末で認証する必要があります。

  1. 以下の2つのオプションから選択します。

    • オプション1:後述の「Verifier code を取得および交換」に従い、OAuthVerifier 値を取得します。
    • オプション2:別のマシンにconnector をインストールし、後述の「OAuth 設定を転送」の説明に従い、通常のブラウザベースのフローで認証後にOAuth 認証値を転送します。

  2. ここでヘッドレスマシンからアクセストークンを自動的にリフレッシュするようにconnector を設定します。

オプション1:Verifier code を取得および交換

Verifier code を取得するには、OAuth Authorization URL で認証する必要があります。

インターネットブラウザに対応したマシンから認証してOAuthVerifier 接続プロパティを取得する方法は次のとおりです。

  1. 以下のオプションから選択します。

    • 埋め込みOAuth アプリケーションを使用する場合は、Microsoft SharePoint OAuth endpoint をクリックし、ブラウザでエンドポイントを開きます。
    • カスタムOAuth アプリケーションを使用するには、以下のプロパティを設定し、認証URL を作成します。
      • InitiateOAuthOFF
      • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
      • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
      ここで適切なCallbackURL を指定してGetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。ストアドプロシージャによって返されたURL をブラウザで開きます。

  2. ログインして、connector にアクセス許可を与えます。verifier code を含むコールバックURL にリダイレクトされます。
  3. verifier code の値を保存します。後ほどこれをOAuthVerifier 接続プロパティに設定します。
次に、OAuth verifier code をOAuth リフレッシュトークンおよびアクセストークンと交換する必要があります。次のプロパティを設定します。

ヘッドレスマシンでは、次の接続プロパティを設定してOAuth 認証値を取得します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthVerifier:verifier code。
  • OAuthSettingsLocation:ドライバーがOAuth トークン値を保存するファイルの場所。これは接続間で維持されます。
  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントId。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントシークレット。

OAuth 設定ファイルが生成されたら、以下のように接続プロパティをリセットする必要があります。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthSettingsLocation:暗号化されたOAuth 認証値が保存される場所。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所がconnector に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
    • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。

オプション2:OAuth 設定を転送

ヘッドレスマシンでの接続に先立ち、インターネットブラウザに対応したデバイスでドライバーとの接続を作成し、インストールする必要があります。上述の「デスクトップアプリケーション」の説明に従って、接続プロパティを設定します。

「デスクトップアプリケーション」の手順が完了すると、生成された認証値は、OAuthSettingsLocation で指定された場所に暗号化されて書き込まれます。デフォルトのファイル名はOAuthSettings.txt です。

接続が正常にテストされたら、OAuth 設定ファイルをヘッドレスマシンにコピーします。

ヘッドレスマシンで、次の接続プロパティを設定し、データに接続します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthSettingsLocation:OAuth 設定ファイルの場所。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所がconnector に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
  • カスタムアプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
    • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。

シングルサインオンID プロバイダー

ADFS

AuthSchemeADFS に設定します。次の接続プロパティを設定する必要があります。

  • User:ADFS ユーザー。
  • Password:ユーザーのADFS パスワード。
  • SSODomain(オプション):ADFS のID プロバイダーで設定されたドメイン。
接続文字列の例:
AuthScheme=ADFS;User=ADFSUserName;Password=ADFSPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
Okta

AuthSchemeOkta に設定します。Okta に接続するには、次の接続プロパティを使用します。

  • User:Okta ユーザー。
  • Password:ユーザーのOkta パスワード。
  • SSODomain(オプション):Okta のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=Okta;User=oktaUserName;Password=oktaPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
OneLogin

AuthSchemeOneLogin に設定します。OneLogin への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • User:OneLogin ユーザー。
  • Password:ユーザーのOneLogin パスワード。
  • SSODomain(オプション):OneLogin のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=OneLogin;User=OneLoginUserName;Password=OneLoginPassword;URL='http://sharepointserver/mysite';
PingFederate

AuthSchemePingFederate に設定します。PingFederate への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • User:PingFederate ユーザー。
  • Password:ユーザーのPingFederate パスワード。
  • SSODomain(オプション):PingFederate のID プロバイダーで設定されたドメイン。

接続文字列の例:

AuthScheme=PingFederate;User=PingFederateUserName;Password=PingFederatePassword;URL='http://sharepointserver/mysite';

Azure MSI

Azure VM 上でMicrosoft SharePoint を実行している場合は、Azure Managed Service Identity(MSI)の資格情報を利用して接続が可能です。

MSI 資格情報が認証用に自動的に取得されます。

Azure パスワード

Azure 資格情報を使用して直接接続するには、次の接続プロパティを指定します。
  • AuthSchemeAzurePassword
  • User:Azure への接続に使用するユーザーアカウント
  • Password:Azure への接続に使用するパスワード
  • AzureTenant:Azure 上のMicrosoft SharePoint への認証に使用するOAuth アプリケーションの概要ページにある、Directory (tenant) ID

OAuthJWT 証明書

AuthSchemeOAuthJWT に設定します。Microsoft SharePoint への接続には、次の接続プロパティを使用します。

  • AzureTenant:接続するテナント。
  • OAuthJWTCert:JWT 証明書のストア。
  • OAuthJWTCertType:JWT 証明書を格納するキーストアの種類。
  • OAuthJWTIssuer:JWT アサーションの発行者。
  • OAuthJWTCertPassword:JWT 証明書に関連付けられたパスワード。証明書タイプにパスワードが必要な場合は、これを設定します。

SharePointOAuth

AuthSchemeSharePointOAuth に設定します。SharePointOAuth への接続には、次の接続プロパティを使用します。

接続文字列の例:

SharePointEdition='SharePointOnline';URL=https://contoso.sharepoint.com;Schema=REST;AuthScheme=SharePointOAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=11111111-1111-1111-1111-111111111111;OAuthClientSecret=1111111111111/11111111111111/11111111111111=;
この認証方式(AuthScheme)は、SharePoint のアプリ専用プリンシパルと連携して動作します。アプリ専用プリンシパルの構成およびアクセス許可の付与方法については、カスタムEntra ID(Azure AD)アプリケーションの作成 を参照してください。この認証方式に該当するのは、SharePoint アプリセクションのみです。

2026年4月2日をもって、Microsoft 365 のSharePoint におけるAzure Access Control Services(ACS)は廃止されます。この日以降、既存のユーザーはAzure ACS プリンシパルを作成したり、SharePoint にアクセスするために使用したりすることができなくなります。また、2024年11月1日以降、新しいテナントではAzure ACS の利用ができなくなっています。この変更は、米国政府機関向けクラウド(Government Clouds)および米国国防総省(Department of Defense)を含むすべての環境に適用されます。

Microsoft は、より安全な認証方式であるAzureAD またはOAuthJWT への移行を推奨しています。

Microsoft SharePoint オンプレミス

Microsoft SharePoint オンプレミスは、多くのプレミスベースのアーキテクチャをサポートしています。

  • Windows(NTLM)
  • Kerberos
  • ADFS
  • 匿名アクセス

次の認証タイプを使用するには、SharePointEdition を"SharePoint On-Premises" に設定します。

Windows(NTLM)

これは最も一般的な認証タイプです。そのため、connector はNTLM をデフォルトとして使用するように事前設定されています。Windows のUser およびPassword を設定して接続します。

Kerberos

AuthSchemeNEGOTIATE に設定し、次に以下のKerberos 接続プロパティを設定します。

  • KerberosKDC:Kerberos KDC マシンのホスト名またはIP アドレス。
  • KerberosRealm:Microsoft SharePoint Kerberos プリンシパルのレルム。これは、principal value(例:MyService/[email protected])の'@' 記号の後ろの値(例:EXAMPLE.COM)です。
  • KerberosSPN:Microsoft SharePoint のKerberos プリンシパルのサービスとホスト。これは、principal value(例:MyService/[email protected])の'@' 記号の前の値(例:MyService/MyHost)です。

Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。

ADFS

AuthSchemeADFS に設定し、次に以下の接続プロパティを設定します。

  • User:ADFS ユーザー。
  • Password:ユーザーのADFS パスワード。
  • SSOLoginURL:ADFS サーバーのWS-Trust エンドポイント。
ADFS へ認証するには、SSOProperties も設定する必要があります。SharePoint のADFS サーバー上にあるRelyingParty パラメータの値を指定します。 接続文字列の例:
AuthScheme=ADFS;User=ADFSUserName;Password=ADFSPassword;SSOLoginURL='https://<authority>/adfs/services/trust/2005/usernamemixed';SSO Properties ='RelyingParty=urn:sharepoint:sp2016;';

匿名アクセス

AuthScheme をURL と一緒にNONE に設定します。

次のステップ

データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。

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