REST データモデル
CData JDBC Driver for Microsoft SharePoint は、Microsoft SharePoint エンティティをリレーショナルテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャにモデル化します。テーブル定義は、Microsoft SharePoint サイトに基づいて 動的に取得されます。カスタムフィールドの追加や、フィールドのデータ型の変更などのあらゆる変更は、接続時に自動的に反映されます。
テーブル
Microsoft SharePoint サイトのリストは、リレーショナルテーブルとして動的に生成されます。そのため、新しいリストやフィールドを加えるなどの変更をリスト内で行うと、ドライバーにも反映されます。テーブルは動的に生成されるため、特定のテーブルに関するドキュメントはありません。
ビュー
ビューは変更ができないテーブルです。一般的に、読み取り専用のデータはビューとして表示されます。
ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。情報の検索、更新、変更など、Microsoft SharePoint API の追加機能を利用可能にします。
OData 標準の使用
REST API はOData に準拠しているため、サーバーサイドフィルタはOData 標準を使用して実行されます。そのためドライバーは、メタデータファイルを読み取ってどのフィルタがサーバーで実行できるかを決定することで、サーバーフィルタリングを最大限に活用します。
NOTE: "SELECT *" クエリを実行する際には、Microsoft SharePoint REST API レスポンスは利用可能なすべてのフィールドを返すわけではありません。そこで、大量にnull 値が発生してしまうことを避けるためプロバイダーは、明示的に
$select フィルタを使用しているカラムをすべて選択します。ただし、URL の長さに関するMicrosoft SharePoint REST API からのエラーを避けるため、$select フィルタの長さが1500以下である場合のみ、プロバイダーはこの操作を実行します。これはMicrosoft SharePoint REST API の制限であり、こうした場合にはいくつかのカラムの実際の値を見るには、クエリ内で明示的に選択する以外に方法はありません。