ADO.NET Provider for Microsoft SharePoint

Build 23.0.8839

AuthScheme

SharePoint への認証に使用されるスキーム。

データ型

string

デフォルト値

"NTLM"

解説

SharePoint オンプレミスインスタンスに対して認証を行う場合、Password およびUser とともにこのフィールドはサーバーに対する認証に使用されます。デフォルトのオプションはNTLM です。次のオプションを使って、認証スキームを選択してください。

  • NTLM:認証にWindows クレデンシャルを使う場合に設定。
  • Negotiate:AuthScheme がNegotiate に設定された場合、本製品 は認証メカニズムをサーバーとネゴシエートします。Kerberos 認証を使いたい場合はAuthScheme をNegotiate に設定します。
  • None:匿名認証を使用する場合に設定。例えばパブリックサイトにアクセスする場合です。
  • Basic:HTTP Basic 認証を使う場合に設定。
  • ADFS:ADFS でシングルサインオン認証を使う場合に設定。

SharePoint Online に認証する場合、OAuth がデフォルトのオプションです。次のオプションを使って、認証スキームを選択してください。

  • AzureAD:Azure Active Directory OAuth 認証を実行する場合に設定。
  • AzurePassword:Password GrantType でOAuth 認証を使う場合に設定。
  • OAuthJWT:AuthScheme がOAuthJWT に設定されている場合、本製品 はAzureAD を使用して自己署名証明書に接続しようとします。
  • PingFederate:PingFederate でシングルサインオン認証を使う場合に設定。
  • ADFS:ADFS でシングルサインオン認証を使う場合に設定。
  • OneLogin:OneLogin でシングルサインオン認証を使う場合に設定。
  • OKTA:OKTA でシングルサインオン認証を使う場合に設定。
  • OAuth:OAuth 2 認証をGrantType CODE またはPASSWORD で使用する場合に設定。
  • AzureMSI:Azure VM で実行しているときに、マネージドサービスID の資格情報を自動的に取得するために設定。
  • SharePointOAuth:Sharepoint アプリクライアントクレデンシャルによるOAuth 認証を使う場合に設定。

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