CacheProvider
データのキャッシュに使用されるプロバイダーの名前。
データ型
string
デフォルト値
""
解説
キャッシュは、あなたがADO.NET Provider を持っているどのデータベースにも行うことができます。キャッシュデータベースは、CacheProvider およびCacheConnection プロパティに基づいて決定されます。
次のセクションでは、主要なデータベースドライバーでのキャッシュの例および他の必須項目を説明します。一般的な接続プロパティの詳細については、CacheConnection を参照してください。
キャッシュデータベースのドライバーのロード
CacheProvider プロパティは、データのキャッシュに使用されるDbProviderFactory の名前を指定します。使用可能なプロバイダーファクトリーは、machine.config で参照できます。 また、app.config またはWeb.config でプロバイダーを追加できます。
SQLite
本製品 はSQLite 設定を簡素化します。大抵のキャッシングシナリオでは、CacheLocation を指定する必要があります。
CacheLocation=C:\\Users\\Public\\cache.db;User=test;Password=test;URL=http://localhost:8166;
MySQL
MySQL へのキャッシュには、同梱されたCData ADO.NET Provider for MySQL を使います。Cache Provider=System.Data.CData.MySQL;Cache Connection='Server=localhost;Port=3306;Database=cache;User=root;Password=123456';User=myUser;Password=myPassword;Security Token=myToken;
SQL Server
SQL Server へのキャッシュには、Microsoft .NET Framework に同梱されているMicrosoft .NET Framework Provider for SQL Server を使います。
Cache Provider=System.Data.SqlClient;Cache Connection="Server=MyMACHINE\MyInstance;Database=SQLCACHE;User Id=root;Password=admin";User=test;Password=test;URL=http://localhost:8166;
Oracle
Oracle へのキャッシュには、次の例に示すようにOracle Data Provider for .NET を使用します。
Cache Provider=Oracle.DataAccess.Client;Cache Connection='User Id=scott;Password=tiger;Data Source=ORCL';User=test;Password=test;URL=http://localhost:8166;
Oracle Data Provider for .NET は、Oracle Database Client を必要とします。Oracle Database Client をダウンロードする際には、使っているマシン とビット数が合っていることを確認してください。インストールでは、Runtime もしくはAdministrator インストールタイプのどちらかを選択します。Instant Client では使うことができません。
PostgreSQL
PostgreSQL へのキャッシュには、同梱されたCData ADO.NET Provider for PostgreSQL を使います。Cache Provider=System.Data.CData.PostgreSQL;Cache Connection='Server=localhost;Port=5432;Database=cache;User=postgres;Password=123456';User=myUser;Password=myPassword;Security Token=myToken;