JDBC Driver for Microsoft Dynamics CRM

Build 22.0.8479

接続の確立

JDBC データソースの作成

Java アプリケーションから接続するJDBC データソースを作成できます。CData JDBC Driver for Microsoft Dynamics CRM に基づくJDBC データソースの作成は、3つの基本ステップで構成されます。

  • ドライバーのJAR ファイルをクラスパスに追加します。JAR ファイルはインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。.lic ファイルはJAR ファイルと同じフォルダ内に配置される必要があることに注意してください。
  • ドライバークラスを入力します。次に例を示します。
    cdata.jdbc.dynamicscrm.DynamicsCRMDriver
  • JDBC URL を入力します。次に例を示します。
    jdbc:dynamicscrm:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRM Online;
    
    or
    
    jdbc:cdata:dynamicscrm:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRM Online;

    上記の2つ目の形式は、同じURL 形式を使用しているドライバー間でアプリケーションに競合がある場合は、CData ドライバーを使用していることを確認するために常に使用できます。URL は "jdbc:dynamicscrm:" または"jdbc:cdata:dynamicscrm:" のいずれかから始まり、任意の接続プロパティの名前と値のペアをセミコロン区切りで入力します。

Microsoft Dynamics CRM への接続

接続するには、Url に組織のルートURL を設定し、UserPassword、およびCRMVersion を設定します。

オンプレミスCRM への認証

オンプレミスCRM の場合、追加で認証メソッドを選択します。 デフォルトで、本製品 は、Windows(NTLM)認証を使います。Kerberos delegation などの他の認証タイプを使うには、AuthScheme を設定します。 次は接続文字列の例です。

AuthScheme=Auto;Url=https://myOrg.crm.dynamics.com/;User=username;Password=password;CRM Version='CRM2011+'"

Internet Facing Deployments

IFD を使用するDynamics CRM では、InternetFacingDeployment をtrue に設定します。 次は接続文字列の例です。

AuthScheme=Auto;Url=https://myOrg.crm.dynamics.com/;User=username;Password=password;InternetFacingDeployment=True;CRM Version='CRM2011+'"

AzureAD

Microsoft Dynamics CRM はAzureAD をサポートしています。AzureAD を使用して認証するには、カスタムアプリを作成してOAuthClientIdOAuthClientSecret を取得し、カスタムのAzureAD 資格情報を使用する必要があります。これらのプロパティに加えて、CallbackURL を設定します。

OAuth 認証スキームを強制するためには、AuthSchemeOAuth に設定します。

OAuth アプリケーション作成後、次の接続プロパティを設定します。

  • AuthSchemeOAuth に設定。
  • OAuthClientId:アプリケーション設定のコンシューマーキーに設定。
  • OAuthClientSecret(オプション):アプリケーション設定のコンシューマーシークレットに設定。
  • ADFSServer:デプロイメントのADFS に設定。

接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでAzureAD エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。本製品 が以下のAzureAD プロセスを完了します。

  1. コールバックURL でアクセストークンおよびADFSServer を設定し、認証リクエストを行います。
  2. 接続設定にOAuth 値を保存します。これらの値は接続間で永続化されます。
  3. 返されたリフレッシュトークンと有効なアクセストークンとを交換します。
次はInternet Facing Deployments 用の接続文字列の例です。
AuthScheme=OAuth;Url=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRM2011+;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;CallbackUrl=http://localhost:33333;OAuthClientId=ClientID;ADFSServer=https://auth.adfs.com/;"
次はオンライン環境用の接続文字列の例です。
AuthScheme=OAuth;Url=https://myOrg.crm.dynamics.com/;CRM Version=CRMOnline;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;CallbackUrl=http://localhost:33333;OAuthClientId=ClientID;AzureTenant=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx;"

Kerberos

Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。

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