Power BI Connector for Google Sheets

Build 24.0.9062

カスタムOAuth アプリケーションの作成

カスタムOAuth アプリケーションの作成

CData はOAuth アプリケーション認証情報を製品に組み込んでおり、デスクトップアプリケーションまたはヘッドレスマシン経由でGoogle Sheets に接続する際に使用できます。埋め込みOAuth アプリケーションを使用する場合、接続するために必要なことは以下のみです。

  • AuthSchemeOAuth に設定し、
  • OAuthAccessToken を取得して設定し、
  • 必要な設定パラメータを設定します。

OAuthAccessToken およびその他の設定パラメータを取得および設定する方法についての情報は、「Google Sheets への接続」の デスクトップ認証セクションを参照してください。)

ただし、Web 経由で接続するユーザー、およびユーザーの代わりにサービスアカウント経由で接続する場合は、カスタムOAuth 接続が必要になります。カスタムOAuth アプリケーションは、次のような場合にも有用です。

  • 認証ダイアログのブランディングをコントロールしたいとき
  • ユーザー認証後にアプリケーションがユーザーをリダイレクトするためのリダイレクトURI をコントロールしたいとき
  • ユーザーからのリクエストに対する許可をカスタマイズしたいとき

プロシージャ

Web ユーザーまたはサービスアカウント用のカスタムOAuth アプリケーションを作成する前に、Google Sheets API を有効にする必要があります。

  1. Google Cloud Console に移動します。
  2. 左のナビゲーションペインで、ライブラリを選択します。コンソールはライブラリページを表示します。
  3. 検索サービスを使用してGoogle Sheets API を見つけます。検索結果から"Google Sheets API" を選択します。
  4. Google Sheets API ページで、有効にするをクリックします。

ユーザーアカウント

Google Cloud Console で:

  1. 新しいプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを選択します。
  2. 左のナビゲーションペインで、認証情報を選択します。
  3. 選択したプロジェクトに同意画面がない場合は、同意画面を設定をクリックします。Google Workspace アカウントを使用しない場合、User Type が外部の同意画面の作成に制限され、ユーザーサポートメールとデベロッパーの連絡先情報を指定する必要があります。追加情報は任意です。
  4. 認証情報ページで認証情報を作成 -> OAuth クライアントID を選択します。
  5. アプリケーションの種類メニューでウェブアプリケーションを選択します。
  6. OAuth カスタムWeb アプリケーションの名前を指定します。
  7. 承認済みのリダイレクトURI の下にあるURI を追加をクリックし、リダイレクトURI を入力します。
  8. Enter をクリックします。
  9. 作成をクリックします。

アプリケーションの作成が完了すると、Cloud コンソールは認証情報ページに戻ります。 ウィンドウが開き、クライアントId とクライアントシークレットが表示されます。

クライアントシークレットはGoogle Cloud コンソールからアクセス可能ですが、クライアントシークレットをメモしておくことをお勧めします。OAuthClientIdOAuthClientSecretを指定するには、クライアントシークレットとクライアントId の両方が必要です。

サービスアカウント

このOAuth フローのサービスアカウントを使って、ユーザーもしくはドメインの代わりにGoogle API にアクセスすることができます。ドメイン管理者はドメイン全体のアクセスをサービスアカウントに委任することができます。

AuthScheme=OAuthJWT を使用する場合、サービスアカウントを作成する必要があります。

Google Cloud Console で:

  • サービスアカウントフローを完了させるには、Google Cloud Console で秘密キーを生成します。 サービスアカウントフローにおいて、ドライバーはOAuthAccessToken へのJSON Web Token (JWT) を交換します。秘密キーはJWT の署名に必要です。ドライバーは、サービスアカウントに同じ権限を付与します。

  • ここで新しいサービスアカウントを作成します。
    1. 新しいプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを選択します。
    2. 左のナビゲーションペインで、認証情報を選択します。
    3. 認証情報を作成 -> サービスアカウントに移動します。Cloud コンソールは サービスアカウントの作成ページを表示します。
    4. サービスアカウント名、サービスアカウントID、および任意でサービスアカウントの説明を入力します。
    5. 完了をクリックします。Cloud コンソールは認証情報ページに戻ります。
    6. サービスアカウントエリアで、作成したサービスアカウントを選択します
    7. 「キー」タブをクリックし、続けて鍵を追加 -> 新しい鍵を作成 をクリックします。
    8. OAuthJWTCertOAuthJWTCertType のような、サポートされているキータイプを選択します。
    9. 作成をクリックします。

キーは自動的にローカルデバイスにダウンロードされ、キーに固有の追加情報が表示されます。

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