JDBC Driver for Google Sheets

Build 24.0.9062

OAuth のスコープおよびエンドポイント

Google Sheets に必要なスコープおよびエンドポイントドメイン

Google Sheets と連携する場合、アプリケーションはAPI とやりとりするために特定の権限が必要です。

これらの権限はアクセススコープによって定義され、アプリケーションがアクセス可能なデータと実行可能なアクションを決定します。

このトピックでは、Google Sheets プロバイダーに必要なアクセススコープとエンドポイントドメインについての情報を提供します。

スコープについて

スコープは、ユーザーのデータへのアプリケーションによるアクセスを制限するための手段です。これは、アプリケーションがユーザーに代わって実行できる特定のアクションを定義します。

例えば、読み取り専用スコープではアプリケーションにデータの閲覧を許可し、フルアクセススコープではデータの変更を許可することができます。

Google Sheets に必要なスコープ

スコープ 説明
drive.readonly すべてのスプレッドシートをリストできます。読み取りアクセスに必要です。
drive すべてのスプレッドシートをリストできます。書き込みアクセスに必要です。
spreadsheets.readonly 特定のスプレッドシートからデータを取得できます。読み取りアクセスに必要です。
spreadsheets 特定のスプレッドシートからデータを取得できます。書き込みアクセスに必要です。

エンドポイントドメインについて

エンドポイントドメインとは、アプリケーションが認証、レコードの取得、その他の重要な操作を実行するために通信する必要がある特定のURL を指します。

これらのドメインを許可することで、アプリケーションとAPI 間のネットワークトラフィックがファイアウォールやセキュリティ設定によってブロックされることがなくなります。

Note: ほとんどのユーザーは特別な設定をする必要はありません。許可リストは通常、送信ネットワークトラフィックの制限など、厳格なセキュリティ対策が施された環境でのみ必要となります。

Google Sheets に必要なエンドポイントドメイン

ドメイン 常に必須 説明
accounts.google.com True Google Sheets のOAuth 認可を行う際に使用するドメイン。
sheets.googleapis.com True シートの取得に使用されるサービスのベースURL。

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